ニゾラルクリーム2%15gm/30gm(nizral cream)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
ニゾラルクリームの詳細
ニゾラルクリームとは
- 医薬品名
- ニゾラルクリーム(nizral cream)
- メーカー
- ジョンソンアンドジョンソン(JANSSEN-CILAG)
- 有効成分
- ケトコナゾール 2% w/v(Ketoconazole)
- 効果・効能
- 水虫、カンジダ症など真菌感染症の治療
- 剤形
- クリーム(Cream)
- 真菌が原因の皮膚の不快な症状に 水虫やカンジダ症などの真菌による皮膚の不快な症状を緩和します。
- 副作用が少ない 強い抗菌作用がありながら副作用は非常に少ないためどんな部分でも使いやすい治療薬です。
- 世界的大手製薬会社の製品 日本でも良く知られているジョンソンエンドジョンソンのグループ会社による安心の先発薬です。
ニゾラルクリームは有効成分にケトコナゾールを含有する抗真菌薬です。
白癬、皮膚カンジダ症、癜風、脂漏性皮膚炎に効果を発揮します。
また、マラセチア毛包炎と呼ばれる背中や胸、肩にできるニキビの治療薬として用いられる場合もあります。
ケトコナゾールは真菌に対し強い殺菌作用があり、皮膚の角質層への浸透性と親和性に優れているため1日1回(脂漏性皮膚炎は1日2回)の塗布で効果が1日中持続します。
製造元のヤンセンファーマ社は1953年にベルギーで設立された製薬会社です。真菌症、精神医学、消化器など幅広い分野の医薬品開発を手掛け同社の医薬品はWHOの必須医薬品にも選ばれています。1961年からはジョンソンエンドジョンソンのグループ会社となっています。
白癬(水虫など)や皮膚カンジダ症は真菌というカビの一種が原因で起こる皮膚症状です。
真菌は高温多湿で汚れた環境を好むため、靴下や下着、オムツなどの蒸れやすい場所で繁殖する場合が多いです。
真菌が繁殖すると水ぶくれや赤み、かゆなどの不快な症状を引き起こします。
ニゾラルクリームの有効成分ケトコナゾールはミダゾール系の抗真菌薬で、真菌の発育を抑制することで症状を緩和します。
ケトコナゾールは幅広い症状に対し抗真菌作用を発揮するため、癜風や脂漏性皮膚炎にも有効です。
効果・効能
ニゾラルクリームは真菌への殺菌作用を持つ外用薬です。
適応症は以下の通りです。
- 白癬:足白癬(水虫)、体部白癬(ぜにたむし)、股部白癬(いんきんたむし)
- 皮膚カンジダ症:指間糜爛症、間擦疹(乳児寄生菌紅斑を含む)
- 癜風
- 脂漏性皮膚炎
真菌はエルゴステロールという植物性細胞膜を有しています。
ケトコナゾールは真菌細胞の持つエルゴステロールの生合成を阻害する作用があります。
これによって真菌の発育を抑制・阻止することで抗真菌効果を発揮します。
皮膚糸状菌、酵母糸状菌、癜風菌への殺菌効果が認められています。
飲み方・使い方
ニゾラルクリームは、白癬・皮膚カンジダ症・癜風には1日1回、脂漏性皮膚炎には1日2回適量を患部に塗布してください。
治療開始から2~3週間経過しても改善がみられない場合は医師にご相談ください。
足の裏など皮膚の厚い部分では完治までに半年~1年ほどかかる場合があります。
角膜や結膜には使用しないでください。また、皮膚がただれている部分など重度の傷がある部分は避けて塗るようにしてください。
薬を保管する際には、湿気や高温を避けて室温で保管してください。
副作用
ニゾラルクリームは使用により副作用があらわれる場合があります。以下の症状があらわれた場合には使用を中止してください。
主な副作用
- 接触性皮膚炎
- そう痒
- 発赤
- 刺激感
- 紅斑
- 皮膚のただれ
- 皮膚が剥がれる
- 水疱
- 亀裂
- 疼痛
- 皮膚灼熱感
- 発疹
- 皮膚のべたつき
- 蕁麻疹
- 乾燥
- 浮腫
- 出血
- 不快感
- 錯覚感
- 過敏症
- 尿蛋白要請
相互作用
ニゾラルクリームと他の薬剤が相互作用を引き起こす可能性は低いです。
ただし、相互作用は処方薬や市販薬、ビタミン、ハーブ製品などあらゆる成分によって引き起こされる可能性がありますのでご注意ください。
禁忌・注意点
ニゾラルクリームに含まれる成分に対しアレルギーがある場合は使用できません。
以下に該当する場合も同様です。
薬を使用できないケース
- 低出生体重児
- 新生児
また、妊娠中・授乳中の方は薬の使用に注意が必要です。必ず事前に医師に安全性をご確認ください。
よくある質問
- Q.どれくらいの量を塗れば良いですか?
- A.1か所あたり約0.5gを塗布してください。目安として人差し指の先~第一関節にクリームを出すと0.5gほどになります。
- Q.顔にできるニキビにも効果はありますか?
- A.いいえ。ニゾラルクリームは真菌に対する抗菌剤です。顔のニキビは原因菌が異なりますのでニキビへの効果は期待できません。
ニキビにはニキビ治療薬を使用してください。 - Q.水虫やカンジダは他の人に感染しますか?
- A.はい。真菌は人に感染する場合があります。皮膚を清潔に保ち同居している方がいる場合はタオルの共有を避けてください。