ダイエット薬の中でも安全性が高く安価なことから使っている方も多いメトホルミン。
しかし、「思ったより痩せない」とお悩みの方もいるようですね。
勘違いしている方も多いのですが、メトホルミンはただ飲めば痩せる薬ではなく使い方には工夫が必要です。
今回は、メトホルミンで痩せない理由とダイエットを成功させるための方法を解説していきます!
メトホルミンのダイエット効果
メトホルミンは60年以上前から糖尿病治療薬として日本をはじめ世界で使用されている薬ですが、最近ではそのダイエット効果にも注目が集まっています。
ダイエットとしては、主に以下の効果が期待できます。
- 脂肪の蓄積を防ぐ
- 食欲を抑制して食べ過ぎを防ぐ&満腹感を持続させる
- 余分な糖分を便と一緒に排出する
- 筋肉量を増加させる
①脂肪の蓄積を防ぐ
メトホルミンにはGLP-1ホルモンの分泌量を増加させる作用があります。
GLP-1ホルモンは「痩せるホルモン」とも呼ばれていて、食事をした時に分泌されるすい臓でのインスリン分泌を促進することで食後の急激な血糖値上昇を抑えています。
血糖値は急激に上昇するとそれに合わせてインスリンも過剰に分泌され、血中の糖分を脂肪に変えて身体にため込んでしまいますので、メトホルミンによって痩せるホルモン・GLP-1の分泌を促進することで脂肪の蓄積と体重の増加を抑制する効果が期待できます。
②食欲を抑制して食べ過ぎを防ぐ&満腹感を持続させる
さらに、GLP-1には満腹中枢を刺激する作用があり、これによって食欲を低下させる効果が期待できます。
また、インスリン分泌をコントロールすることで胃の中の食物をゆっくりと消化するようになるため満腹感も持続しやすくなります。
③余分な糖分を便と一緒に排出する
メトホルミンは肝臓で新しく糖が作られるのを抑制することで血糖値の上昇を防ぐ作用があります。
また、余分な糖は便と一緒に排出されるので糖質制限に似たダイエット効果が期待できます。
④筋肉量を増加させる
メトホルミンにはAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)という酵素を活性化させる作用があります。
AMPKは「燃料センサー」とも呼ばれていて、体全体のエネルギーバランスを保つ重要な役割を果たしており、メトホルミンによってこのAMPKが活性化すると糖・脂肪・たんぱく質の合成が抑制されます。
この働きは運動と同じなので、運動しなくても運動したように作用して筋肉量が増加する効果が期待できます。
グリコメット500mg/850mg(glycomet)メトグルコジェネリック
グリコメットはインドの製薬会社USV社が製造するメトホルミンのジェネリック医薬品です。
肝臓からの過剰なブドウ糖放出を抑制することによって食後の急激な血糖値上昇を抑え体重増加を予防したり、満腹中枢を刺激して食欲を抑えることでダイエット効果が期待できます。
世界で最も厳しいとされるcGMPに準拠し製造されているため、品質や安全性も優れています。
メトホルミンダイエットで注意したいこと
メトホルミンは安全性の高い成分ではありますが、副作用があらわれる場合があるので注意が必要です。
また、メトホルミンを使えない方もいるので使用前によくチェックしておきましょう。
メトホルミンでよくある副作用
メトホルミンで一般的な副作用は以下の症状があげられます。
これらは使い始めによくある症状で、使い続けるうちに無くなっていくことがほとんどです。
- 低血糖
- 吐き気、胃のむかつき
- 下痢
ただし、まれにメトホルミンの糖新生抑制作用によって乳酸が分解されず血液中の乳酸が増加してしまう乳酸アシドーシスという重大な副作用が起こる場合も。
発生の可能性は1万人に1人程度ではありますが、異常な筋肉痛、寒気、呼吸困難、めまい・ふらつき、疲労・衰弱、胃痛、嘔吐、不規則な心拍数といった初期症状が見られたらすぐに使用を中止してください。
メトホルミンを使えない方
以下に該当する方はメトホルミンを使用することができません。
- メトホルミンの成分にアレルギーがある
- 乳酸アシドーシスの既往
- 重度の腎疾患
- 重度の腎機能障害があるまたは透析患者
- 重度の肝機能障害
- 心血管系、肺機能に高度の障害のある方およびその他の低酸素血症を伴いやすい状態にある方
- 脱水症または脱水状態が懸念される場合
- 過度のアルコール摂取者
- 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の方
- 重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある
- 栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全または副腎機能不全
- 妊娠中または妊娠の可能性がある女性
メトホルミン添付文書より作成
長期使用によるビタミンB12欠乏症
原因は明らかになっていませんが、メトホルミンを長期使用した場合ビタミンB12欠乏症が起こる場合がありますので意識的にビタミンB12を摂取してください。
ただ、日本人はビタミンB12を多く含む魚介類を食べる機会が多いことに加え、メトホルミンの1日の投与量が750㎎以内であれば5年以上服用してもビタミンB12濃度は低下しないことが分かっていますので過度な心配はないでしょう。
もし気になるようであれば、サプリメントなどで補うのがおすすめです。
ビタミンB12 2500mcg(Vitamin B12)
アメリカのサプリメントメーカーであるイージーメルツのビタミンB12サプリメントです。
ビタミンB12は造血や神経機能の維持に欠かせないビタミンで、不足すると貧血やめまい、疲労感、肩こり、眼精疲労といった症状があらわれます。
偏った食事では欠乏リスクが高まりますのでサプリメントで補うと良いでしょう。
なぜ?メトホルミンで痩せない3つの理由
ダイエットに高い効果が期待できることから美容クリニックでもよく処方されるメトホルミンですが、痩せない場合は3つの理由が考えられます。
①そもそも痩せる効果はそこまで高くない
日本人を対象として試験では、メトホルミンの有意な体重減少効果は26週間後から認められていて、54週間の服用で-1.2kgの減量が報告されています。
つまり、メトホルミンは半年~1年ほど継続してやっと1キロ前後のダイエット効果が期待できる薬ということになります。
太りにくい身体づくりやリバウンド対策としては優秀ですが、がっつり体重を落とせる薬だと思っていた場合は「痩せない」と感じてしまうかもしれません。
その場合は後述する対策を参考にしてみてください!
②服用期間が短い
メトホルミンは即効性のある薬ではありませんので服用スタートから数か月間は痩せない場合が多いです。
そのため、食欲抑制や体重減少といった効果を得るには半年~数年の長期スパンで取り組む必要があります。
③食べ過ぎ・運動不足
先ほどもご説明したように、メトホルミンは飲むだけで自然と体重が落ちるというよりは食欲を抑えたり脂肪燃焼を促進してダイエットをサポートする薬です。
そのため、メトホルミンを飲んでいるからといって食べ過ぎたり運動をしていないと瘦せない可能性が高いです。
食事コントロールや運動も取り入れることでより瘦せやすい状態に近づきます
実はメトホルミンの真価はフォシーガと併用したとき発揮される
メトホルミン単体でのダイエット効果はあまり高くないのですが、フォシーガという薬と併用することでよりダイエット効果が期待できることが分かっています。
フォシーガはSGLT2阻害薬に分類される1型・2型糖尿病の治療薬で、有効成分のダパグリフロジンによる腎臓の糖質再吸収抑制作用によって1日60~100g(200~400kcal)程度の糖分を自動で体外へ排出します。
併用した時の効果
海外での研究では、以下のようにメトホルミンとフォシーガの併用によるダイエット効果が報告されています。
薬剤名 | フォシーガのみ | メトホルミンのみ | フォシーガ+メトホルミン |
---|---|---|---|
体重(kg) | -3.7kg | -3.6kg | -6.9kg |
引用元:Dapagliflozin, metformin, monotherapy or both in patients with metabolic syndrome
フォシーガ5mg/10mg(forxiga)
フォシーガは世界最大の製薬会社の1つ、イギリスのアストラゼネカ社が製造する先発医薬品です。
有効成分のダパグリフロジンによる糖排出効果は、月に換算すると6,000~12,000kcalにもなり、これは脂肪1㎏~1.7kgに相当するため1か月で1㎏~1.7kg近くダイエットできることに。
メトホルミンと併用することでさらに糖質制限ダイエットとしての効果が高まるとされています。
ダパベル5mg/10mg(Dapavel) フォシーガジェネリック
ダパベルはインドの製薬会社インタス社が製造するフォシーガのジェネリック医薬品です。
インタス社はインド国内ではトップ10に入る大手で、アメリカのFDA(食品薬品局)やイギリスのMHRA(医薬品・医療製品規制庁)から承認を受け世界に医薬品を提供しており、低価格ながら高品質なのが特徴です。
経験者の口コミを見ても…
実際にメトホルミンとフォシーガでダイエットをしている方も多く、口コミを見てもその効果の高さがうかがえます。
食事制限や運動はなにをやっても続かなかったのでメディカルダイエットに挑戦!
飲むだけでちゃんと痩せるのが本当に楽で嬉しい。
既に1か月で-3.8kgです。
メトホルミンはリバウンドしにくい体づくりにも役立つらしいので飲み続けます。
自己責任にはなりますが、メトホルミン+フォシーガの組み合わせ痩せるのでおすすめです。
軽い筋トレと週2回のサウナを加えながら、体重58㎏、体脂肪36%からスタート。
徐々に飲む量を増やしながら1日1500㎎を服用しました。
2カ月後には体重56㎏、体脂肪29%
筋肉量が増えたので、体重は2㎏減とそれほど変化はありませんでしたが、
体脂肪8%減にはビビりました。
見た目的にはだいぶ引き締まったと思います。
(実際は周りに少し痩せた?と言われる程度です)
時折、旅行や飲み会などガッツリ食べる機会もありましたが
今のところ順調にダイエットできているので
あと半年ほど続けてみてまたレビューしたいと思います。
どうしても痩せないなら他のダイエット薬も
ただ、体質によってメトホルミンやフォシーガの効果が実感しにくい方もいますので、どうしても痩せないのであれば他の薬を検討してみてください。
食欲を抑える・リベルサス
リベルサスはGLP-1受容体作動薬に分類される2型糖尿病の治療薬です。
「痩せホルモン」であるGLP-1の内服薬で、胃腸の働きがコントロールされることで、いつもより少ない食事量でも満腹感を実感しやすくなる効果が期待できます。
また、視床下部に作用して食欲そのものの発生を抑える、といった効果も期待できます。
リベルサス3mg/7mg/14mg(rybelsus)
リベルサスはデンマークの大手製薬会社ノボノルディスク社が製造する先発医薬品です。
同社のリベルサスは日本の厚生労働省からも承認を受け、糖尿病を始めダイエット薬としてもクリニックでよく処方されています。
脂質を最大30%カット・ゼニカル
ゼニカルは脂質多めの食事の方に特におすすめのダイエット薬で、最近では日本でも「アライ」という名前で販売が開始されましたね。
有効成分のオルリスタットは食事に含まれる脂肪の吸収を妨げる作用があり、これによって最大で30%の脂肪分をそのまま体外へと排出する効果が期待できます。
ご飯やパンを良く食べる日本人には、メトホルミンやフォシーガ、リベルサスなどの糖質系の薬が適しているとされていますが、脂質多めの食事をよくする方はゼニカルも有効です。
ゼニカル120mg(xenical)肥満治療薬
ゼニカルは100年以上の歴史を持つスイスの大手製薬会社ロシェ社が製造する先発医薬品です。
ファストフードやラーメン、焼肉など脂質多めの食事に含まれる油をカットして体外へ排出することでダイエット効果が期待できます。
脂っこい食事の時だけ「なかったコトに」という使い方もOK!
メトホルミンで瘦せない理由のまとめ
メトホルミンで痩せない理由は以下の通りです。
- 単体でのダイエット効果は弱い
- 短期間しか使用していない(効果を実感するには半年~1年ほど必要)
- 食べ過ぎ・運動不足
単体でのダイエット効果は半年~1年使用して-1kgほどなので、より体重を減らしたいのであれば今回ご紹介したフォシーガとの併用も検討してみてください。
また、メトホルミン単体でダイエットをする方は長期スパンで食事コントロールや運動を取り入れながらダイエットすると良いでしょう。
ラククルではその他にも、定番~最新のダイエット薬・サプリメントを格安で取り揃えております!
個人輸入通販では処方箋は不要なうえ、医師の診察を介さない分非常に低価格でのご提供になりますので、コスパを求める方におすすめです。
最後まで読んでくれた方に
ラククルでは現在新規会員登録で500P、LINEお友達追加で300Pのプレゼント中です。
お得にダイエット薬を購入することができますのでぜひ活用してください!
Author
投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。