バルシビル500mg/1000mg(valcivir)バルトレックスジェネリック
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※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
バルシビルの詳細
バルシビルとは
- 医薬品名
- バルシビル(Valcivir)
- メーカー
- シプラ(Cipla)
- 有効成分
- バラシクロビル(Valacyclovir)
- 効果・効能
- (性器)ヘルペス、帯状疱疹、水痘などの感染症治療
- 剤形
- タブレット(tablet)
- 先発医薬品
- バルトレックス(valtrex)
- ヘルペスに対して効果てきめん バルシビルはヘルペス治療の特効薬とも言うべき薬で耐性菌の心配なく口唇ヘルペス、性器ヘルペス、帯状疱疹など様々なヘルペスウイルス由来の症状を緩和します。
- 人気のバルトレックスジェネリック 日本でもヘルペス治療ではおなじみバルトレックスと全く同じ有効成分を含む薬で、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
- 大手製薬会社による高い信頼性 製造・販売を行うシプラ社は国内でも五指に入る屈指のグローバル企業で、全世界で利用される同社の医薬品は日本人ユーザも多く高い信頼性を誇ります。
バルシビルはヘルペスウイルスに対して有効性の高い抗ウイルス薬でヘルペス、帯状疱疹、水痘などの症状を緩和する効果があります。
有効成分のバラシクロビルにはウイルスの増殖と拡散をブロックする作用があり、免疫がウイルスと戦うのをサポートしてくれます。
人間の細胞には影響を与えずウイルスに対してのみ薬効を発揮する画期的な薬で、日本のヘルペス治療でも最も多く処方される薬で高い効果が期待できます。
製造元のシプラ社はインドのムンバイに本拠地を置く製薬会社で、インド国内では五指に入る大手メーカーです。
特にジェネリック薬の製造・販売を得意とし途上国で高いシェアを誇りますが、同社製品はアメリカの定める厳格な品質基準cGMPを満たし日本を始めアメリカやヨーロッパなど各先進国でも幅広く用いられています。
バルシビルはヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症治療に用いられる医薬品で、性器ヘルペス、口唇ヘルペス、帯状疱疹、水痘(水ぼうそう)などウイルスによる症状を緩和します。
ヘルペスウイルスの特効薬とも言うべき存在ですが、その作用はウイルスの増殖・拡散を防ぐのみで殺菌的に作用するわけではありません。
したがって、症状が悪化してからの服用では有効性が低く、前兆が現れたらただちに薬を飲むことが重症化を防ぐ上で肝要となります。
また、この薬はヘルペスの症状を抑えるのみでヘルペス感染を完治させるものではありません。
ウイルスが他者へと広がるのを防ぐ効果もないため症状が現れている間は感染を広げないよう十分に注意してください。
効果・効能
バルシビルの有効成分バラシクロビルは特にヘルペスウイルスに対して高い有効性をもつ抗ウイルス薬で、ウイルス増殖・拡散を妨げて症状を緩和する効果があります。
バルシビルは同じヘルペス治療薬のゾビラックスを改良して作られた薬で、ゾビラックスに比べて体への吸収率が高められているのが特徴です。
全く同じ効果をもちながらも服用回数や肝臓への負担も少なく服薬の面倒も軽減されていますが唯一錠剤が大きく飲みづらい点が難点。
子供や高齢者の方が服用する場合は喉に詰まらせないよう錠剤の小さなゾビラックスと使い分けてください。
バルシビルの有効成分バラシクロビルはアシクロビル(ゾビラックス)のプロドラッグで、アシクロビルにアミノ酸Lバリンが結合されたLバリンエステルです。
バラシクロビルは体内に入るとバラシクロビルヒドロラーゼ酵素により急速かつほぼ完全にアシクロビルとバリンに変換されヘルペスウイルスへと作用します。
アシクロビルは単純ヘルペスウイルス(HSV)1型・2型、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)、サイトメガロウイルス(CMV)、エプスタイン-バーウイルス(EBV)、ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)に対して活性を有し、ウイルスのDNA合成を阻害することが示されています。
アシクロビルは感染細胞内のチミジンキナーゼ酵素(TK)によりアシクロビル一リン酸誘導体に変換され、グアニル酸キナーゼによって二リン酸、さらに同キナーゼにより三リン酸(ACV-TP)へと変換されます。
このアシクロビル三リン酸にはウイルスDNAポリメラーゼを競合的に阻害する作用があり、この成分を取り込むとDNA鎖の終結が起こりウイルスDNA合成が停止、ウイルス複製が阻止される仕組みです。
飲み方・使い方
バルシビルは症状に応じた用量を水もしくはぬるま湯で服用してください。服用は食事の有無に関わらず可能です。
薬はうずきや水疱など前兆の症状が見られたらできるだけ早く服用を開始してください。
症状が出てから日数が経過してから服用しても効果がない場合があります。
また、もし子供や高齢者で錠剤が飲み込みにくい場合は錠剤が小さいゾビラックスのご利用もご検討ください。
割錠しての服用も可能な薬ではありますが、断面から強い苦味が現れるためご注意ください。
- 単純ヘルペス
1回500mgを1日2回5日間 - 水痘
1回1,000mgを1日3回5~7日間 - 帯状疱疹
1回1,000mgを1日3回7~10日間
服用途中で症状が改善した場合も薬は用法通りに最後まで服用し切ってください。服用を省くと耐性菌の発生リスクが高まります。
ただし、上記の日数の間使用しても症状が改善しなかったり悪化する場合は服用をやめて医師に相談してください。
その他、ヘルペスの患部は可能な限り清潔かつ乾燥した状態に保ってください。衣服はゆったりとしたものを着用することで病変の炎症防止に役立つ場合があります。
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保管してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
バルシビルは服用すると副作用が起きることがあります。
以下は主な症状ですが、これは一般的なもので特に医師の治療も必要としません。
主な副作用
- 吐き気、胃痛
- 頭痛
ただし、もし服用後に以下の症状が現れる場合はただちに薬の使用を中止し医師の治療を受けてください。
(※これは特に65歳以上の場合で発生リスクが高まる傾向があります)
医師の治療が必要な症状
- 錯乱、攻撃性、不安や動揺を感じる
- 幻覚
- 発話の困難
- 発作(痙攣)
- 腎疾患(排尿がほとんどまたは全くない、排尿時の痛みや困難、足や足首のむくみ、疲労感や息切れ)
特に以下の症状が見られる場合は緊急の治療を受けてください。
アレルギー反応の徴候
- じんましん
- 呼吸困難
- 顔、唇、舌、喉の腫れ
赤血球に害を及ぼす可能性のある重篤な副作用の徴候
- 発熱、蒼白
- 異常出血(鼻血、歯茎の出血)
- 赤やピンク色の尿、排尿がほとんどまたは全くない
- (ヘルペスや水痘に関係のない)皮膚の赤い斑点
- 衰弱や疲労を感じる
- 腹痛、血性下痢、嘔吐
- 顔、手、足の腫れ
バルシビルは有効成分のバラシクロビルの影響により以下の副作用が起きることがあります。
これは体が薬に順応し軽減されていく可能性もあるため医師の治療も不要ですが、もし症状が持続するか厄介な場合は医師に相談して改善を図っても良いでしょう。
一般的な副作用
- 体の痛みや痛み
- ひきつり、こむら返り
- 動作の困難
- 耳詰まり
- 出血
- 失声
- 筋肉痛
- 筋肉の痛みやこわばり
- 痛み
- 関節痛
- くしゃみ
- 咽頭痛
- 鼻詰まりや鼻水
あまり一般的でない副作用
- 便秘、下痢
発生率は不明
- 皮膚の水疱、剥がれ、たるみ
- 抜け毛や薄毛
- じんましんや腫れ
- 日光に対する皮膚の感受性の増大
- 目が赤く充血する
- 皮膚の赤みやその他の変色
- ひどい日焼け
ただし、服用中に次の副作用のいずれかが発生した場合はすぐに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
- やる気の喪失、落胆、がっかりした状態
- 悲しい、むなしいと感じる
- 易刺激性
- 食欲不振
- 興味や喜びの喪失
- 疲労
- 集中するのが困難である
- 睡眠障害
珍しい副作用
- 黒色タール便
- 胸痛
- 寒気
- 咳
- 頻尿または尿量の減少
- 発熱
- インフルエンザのような症状
- 頭痛
- 腰やわき腹の痛み
- 精神的覚醒の低下
- 息切れ
- 目や皮膚の黄変
発生率は不明
- 行動が制御不能
- 動揺
- 不安感
- 背部痛、下肢痛、胃痛
- 出血性歯肉
- 尿や便に血液が混じる
- かすみ目
- 意識の変化
- 精神状態の変化
- 特に他の人々との相互作用における行動の変化
- 発話のパターンやリズムの変化
- 暗色または血性尿
- 呼吸困難
- 発話困難
- 嚥下困難
- 目まい
- 眠気
- 口渇
- 心拍が速く、激しくなる、または不規則になる
- 他の人に見ている、行動がコントロールされていると感じる
- 他の人に自分の考えを聞かれているという感覚
- 存在しないものを感じたり、見たり、聞いたりする
- 全身の疲労と脱力感
- 過呼吸
- 渇きの増大
- かゆみ
- 横になったり座ったりした姿勢から立ち上がるときに立ちくらみが起きる
- 明るい色の便
- 意識消失
- 気分や精神の変化
- 悪心嘔吐
- 神経質になる
- 皮膚の蒼白
- 皮膚にピンポイントの赤い斑点ができる
- 耳鳴り
- まぶたや目、顔、唇、舌の周りの腫れや膨張
- 皮膚の発赤
- 落ち着きのなさ
- 発作
- 激しい気分や精神の変化
- 震え、歩行が不安定
- 脚、腕、手、足の震え
- 皮膚発疹
- 言語不明瞭
- 口唇または口腔内のただれ、潰瘍、白い斑点
- 項部硬直
- 顔、指、または下肢の腫脹
- リンパ腺に腫れや痛みを伴う
- 興奮して話したり、感じたり、行動したりする
- 胸部圧迫感
- 話すのに苦労する
- ふらつき、ふるえ、筋肉のコントロールや協調運動に関わる問題
- 異常行動
- 異常な出血やあざ
- 異常な疲労や衰弱
- 右上腹部痛
- 嘔吐
- 体重増加
- 喘鳴
相互作用
バルシビルは腎臓に害を及ぼす可能性があり、同様のリスクを持つ以下の薬との併用によりリスクを増大させる可能性があります。
そのため、以下に挙げる薬を服用している場合は医師に相談し安全性を確認した上でバルシビルを服用してください。
医師に確認が必要な薬
- 抗ウイルス薬
- 化学療法薬
- 特定の抗生物質
- 腸疾患の薬
- 臓器移植の拒絶反応を予防する薬
- 骨粗鬆症の注射薬
- 一部の痛み止めや関節炎の薬(アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなど)
また、有効成分のバラシクロビルと相互作用を引き起こす成分は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。
禁忌・注意点
有効成分のアシクロビルやバラシクロビルにアレルギーがある、12歳未満のヘルペス治療(水痘なら2歳未満)の場合にバルシビルを服用しないでください。
また、バルシビルは腎臓に害を及ぼすことがあり同じリスクを持つ薬との併用で影響が増してしまう可能性があります。
以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。服用中は腎臓を正常に動かすために十分な水を飲むことも意識してください。
医師に確認が必要なケース
- HIV/AIDS
- 免疫力が低下している
- 腎臓病(または透析中)
- 腎臓や骨髄の移植を受けたことがある
- 妊娠中・授乳中の場合
なお、この薬はヘルペスの他者への感染を防ぐ効果はありません。
ヘルペスウイルスは伝染性で他の人に感染する可能性があるため症状が現れている間はウイルスが他の人に広がらないよう極力他者との接触を避けてください。
また、感染部位に触れてから目や口などに触らないようにしてください。感染が他部位に拡大する可能性があります。
よくある質問
- Q.口唇ヘルペスにも性器ヘルペスにも効きますか?
- A.はい、いずれのヘルペスに対しても有効です。
- Q.バルトレックスとゾビラックスとバルシビル、どれが一番効果がありますか?
- A.ヘルペスに対する治療効果はどの薬も同程度期待できます。ご自身に合った薬をお選びください。