薄毛改善において最も高い効果をもつとされる医薬品と言えば、タブレット型のミノキシジルです。
しかし、ネット上の体験談や医師の見解は賛否両論で「気になってるけど使えずにいる」なんて方も多いのでは?
そこで、今回はミノキシジルタブレットの薄毛改善効果から副作用、効率的に発毛させる方法まで詳しく解説してまいります。
薄毛の方がミノキシジルタブレットを飲むと…?
結論から言うと、ミノキシジルタブレットを飲めば薄毛の方もそうでない方も老若男女問わず非常に高い発毛効果が期待できます。
有効成分のミノキシジルはリアップやスカルプDへの配合されていることでもおなじみですが、れっきとした医薬品成分で
- 動脈の血管拡張作用
頭皮の毛細血管の隅々まで血液が行き届くようになり、毛乳頭によりダイレクトに酸素や栄養素が供給される - 細胞成長因子の産生を促進
ミノキシジルには発毛に関わる毛乳頭細胞を活性化する作用があり、刺激された細胞が分裂するようになり発毛効果をもたらす
といった2つの効果により発毛を促すことが医学的にも明らかになっています。
実はこの髪の毛の発毛を促進する効果は現状世界でも唯一無二とも言うべき効果。なので、登場から数十年が経った現在でも未だにミノキシジルがAGA治療のスタンダードとして使われているんですね。
特に薄毛改善目的で服用する場合であればミノキシジルは大きな効果が期待できると考えて良いでしょう。
塗らずに飲むことで効果倍増
また、リアップやスカルプDなどが塗るタイプのミノキシジルであるのに対して、ミノキシジルタブレットが経口摂取となるのも発毛効果を高めている大きな要因です。
通常、人間の皮膚はバリアの役割を果たしているため上から薬を塗ったところでその効果は表面に留まり体内にまでは大きな影響を及ぼしません。
しかし、ミノキシジルは塗らずに飲むことによって
- 体内に摂取することで単純に強い効果を及ぼす
- 内部のより大きな動脈に作用して末端までしっかり血流改善
- 塗りムラなく頭皮全体にまんべんなく効果をもたらす
といった効果が得られるようになり、より強い発毛作用が期待できるんです。
本当のAGA改善のためには”もう一手”が必要
しかし、AGAはミノキシジルを飲むだけで改善できるほど甘くはありません。
確かに生えてくる量は増えるものの結局寿命が短く育ちが悪い点が改善できていないなら「抜け毛の量が増えただけ…」となるのは言わずもがなですね。
なので、AGA改善のためにはミノキシジルタブレットで生えてくる絶対量を増やす他にも別途で「太く抜けにくい強い髪の毛づくり」も必要不可欠なんです。
脱毛を防ぐAGA治療薬・プロペシア
でも、ご安心ください。なぜなら、世界にはすでに脱毛を防ぐAGA治療薬も存在しているからです。
それが、もう1つのAGA治療薬として日本でもおなじみのプロペシアです。
脱毛を防ぐ定番の発毛薬・プロペシア
プロペシアは、アメリカのMSD社が製造・販売している男性専用のAGA治療薬です。
有効成分フィナステリドが脱毛作用をもつDHTの発生を抑制するため、男性特有の脱毛を防ぐことができます。
単体でも発毛効果が見込めますが、ミノキシジルとの併用によってさらに高い発毛効果をもたらします。
そもそもなぜ男性が薄毛になってしまうのかと言うと、これは本来3~5年あるはずの髪の毛の寿命がDHTという物質により極端に短くなってしまうことで
生えてくる髪の毛の量<抜けていく髪の毛の量
という発毛と脱毛の逆転が起きてしまうために起こるものです。
プロペシアの有効成分・フィナステリドにはDHTの産生に関わる5α-リダクターゼと呼ばれる酵素のはたらきをブロックする作用があるので、これによりはじめて本来の太く強く寿命の長い髪の毛が生まれてくるようになるのです。
ただし、こちらのプロペシアは「これ以上髪の毛を減らさないための薬」であって残念ながら「髪の毛を増やす薬」ではありません。
だからこそ、守りの発毛薬・プロペシアと攻めの発毛薬・ミノキシジルを組み合わせて使うのが最高効率のAGA治療として定番になっているわけですね。
ちなみに、プロペシアは特許切れでジェネリックが格安となっていることでも知られていて、月1,000円代~AGA治療ができる点も嬉しいですね。
コスパ最強ジェネリック・フィンペシア
フィンペシアは、シプラ社が製造・販売している男性専用のAGA治療薬でヘアサイクルを正常化し抜け毛・脱毛を防ぐ効果があります。
先発薬のプロペシアと同じ有効成分フィナステリドにより男性特有の脱毛を防げるほかコストパフォーマンスに優れる点も大きな特徴です。
まじで薄毛が気になり始めた人は早めにこのセットを試したほうがいい
危険な副作用を避けるために
しかし、一見便利に思えるミノキシジルタブレットですが作用が強い薬は副作用も強いというのも忘れてはいけません。
ミノキシジルの血管拡張作用はマイナスにはたらくこともあり、その影響は主に循環器系の臓器を中心に良くない副作用を引き起こすことが知られています。
ミノタブの一般的な副作用
- 頭痛
- 血圧上昇
- 動悸
- 胸の痛み
- 息切れ
- むくみ
これはミノキシジルタブレットをそのまま1錠飲んでしまうことによって起こりがちで、この場合高確率で何らかの体の不調が生じることとなります。
ミノキシジルタブレットは日本人には強すぎる薬で、1錠そのまま飲むのは自殺行為とまで言う医師もいるほど。
AGA治療の順番
AGA治療は段階を踏んで強くしていくのがセオリーなので、まずは
- フィンペシアかミノキシジルスプレー片方のみ
- プロペシア+ミノキシジルスプレー併用
- プロペシア+ミノタブ(低濃度)
- プロペシア+ミノタブ(高濃度)
といった形で薬が自分の体に与える影響を知る目的も踏まえつつ「効果がなければ次、効果がなければまた次」と段階を踏んで試していきましょう。
くれぐれも全部飛ばして③から治療開始なんてことのないようご注意ください。
髪の毛の生え変わりは人生でたった20回
人間の髪の毛は毛母細胞の細胞分裂によって生える仕組みですが、この細胞分裂の回数は人生で20~30回と限りがあり何回でも生えてくるわけではありません。
にも関わらず、AGAの方の場合はこのヘアサイクルが1年未満と極端に短いためこの20~30回をすぐに使い切ってしまうんですね。
もちろん、使い切るとはその毛根からはもう髪の毛は生えてこないということを意味します。だから「AGAは1日でも早く治療を受けた方が良い」と言われているんですね。
そうなってしまってからプロペシアやミノキシジルを必死になって使っても後の祭りで、残念ながらこの状態から発毛させるようなAGA治療は令和の技術をもっても確立されていません。
薄毛になってからの治療では「多額のお金と長い時間を費やしたが結局生えなかった」なんてこともザラなので、クリニックでも個人輸入でも何でも良いので気になる方は
【ぜひ今日、この記事を読んだ瞬間から】
行動に移してみて欲しいですね。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。