「逆に髪が抜ける」「肝臓が壊れる」ザガーロは本当はやばい薬なのか?

「逆に髪が抜ける」「肝臓が壊れる」ザガーロは本当はやばい薬なのか?

「逆に髪の毛が抜ける」「体調が悪くなる」など、一部界隈でやばい薬なのでは?と噂が立っている様子のザガーロ。

ネットの噂とはいえ内容が内容だけに、実際これを目にして購入を踏みとどまっている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は巷で指摘されているザガーロの問題点を1つずつ詳しく検証・解説してまいります。

ザガーロ服用による危険性とは

それでは、早速一部界隈で「やばい」と騒がれているザガーロ服用の症状について1つずつ確認していきましょう。

①髪の毛が抜ける

現在AGA治療薬として認可されている主な医薬品はプロペシア、ザガーロ、ミノキシジルの3種類ですが、実はこれら全ての薬で服用により髪の毛が減る・抜けることがあります

これは初期脱毛と呼ばれるもので、髪の毛が増える前段階に起こる症状として良く知られています。

昔から良く知られる副作用ではありますが、最近はYouTuberなどが大げさに「AGA治療薬を飲んだら髪の毛が抜けた!」と動画を出していたりするので心配に思われる方が多いのかもしれませんね。

抜けるなら飲む意味ないのでは?

もちろん、これはあくまで”初期”脱毛でどんなに最長でも3ヶ月ほどで収まるもので気にする必要はありません。

臨床試験の結果でも明らかになっていることですが、ザガーロを飲んだとき長期的には髪の毛が増えることはあっても今より減ることはないです。

私自身も実際にプロペシアで初期脱毛の経験があるので「毛が抜けていくからすごく心配」という気持ちもわかりますが、そこは薬を続けつつ数ヶ月待ってみていただきたいですね。

②勃起不全(ED)になる

こちらもザガーロの副作用として良く言われる症状ですね。確かに男性にとっては深刻ですが実はこれ、副作用としてはかなり稀な部類です。

実際、第Ⅱ・第Ⅲ相国際共同試験の結果では

0.1mg錠0.5mg錠
勃起不全3%5%
射精障害2%1%
性欲減退5%2%
精液量減少2%1%

となっていて、報告自体が1例、2例の世界です。

実際AGAクリニックが公表するデータでも男性機能に関わる副作用もほぼなしとするところが多く、影響度はかなり低めと考えて良いでしょう。

ただし、妊活中の場合はご注意を

ただし、この問題とは別にザガーロは精液中に成分が混ざって生まれてくる胎児に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

恐れがあるだけで発現する可能性自体も非常に低いとされてはいますが、もし妊活中の場合はトラブルを避けるためパートナーの女性に相談した上で服用の可否を決めた方が良いかもしれませんね。

③肝臓が壊れる

さて、ザガーロの副作用で命に関わる重篤な副作用と言えばこの肝臓へのリスクですね。

0.1%以下の稀な副作用ではありますが重大なリスクなので無視はできません。

基本的に重要になるのは健康診断時の血液検査で得られる以下2つの値です。

  • AST(GOT)
  • ALT(GPT)

もし、ザガーロ服用後の血液検査でこの数値が上がった場合は医師に相談した方が良いでしょう。

また、肝臓への影響は以下のように症状が進行していくため、もし以下の症状を感じる場合も同様です。

  • 肝機能障害
    食欲不振、吐き気、全身倦怠感、黄疸、腹水、肝臓肥大
  • 肝硬変
    肝性脳症(意識障害、昏睡)、食道胃静脈瘤(吐血)、消化管出血
  • 肝不全
    感染症、糖尿病

職場で健康診断が受けられない方でも、血液検査くらいなら市区町村の健康診断レベルで受けれるものなので、これらの数値や症状はしっかりモニタリングしていきたいですね。

結論

ザガーロを飲んで死亡する確率

さて、ではこれらのリスクを踏まえた上でザガーロは飲むに値する薬なのかどうか、という話ですが…基本的には安全と考えて良いです。

一番危険な命に関わる重篤な副作用は肝疾患で脅すような話もありましたが、そもそもこれも稀なケースであくまで可能性の話です。

それを言い出したら、毎年100万人に1人は市販の風邪薬を飲んで死ぬ方もいるわけですから、考えだしたらキリがないですよね。

そこは新薬の承認には大変腰が重いことで知られる日本の厚生労働省が「ザガーロをAGAの薬として認可している」わけですから、成分の安全性については高いと判断して良いのではないでしょうか。

ザガーロ ジェネリックの定番・デュプロスト

デュプロスト0.5 mg(duprost)アボダートジェネリック

デュプロスト(duprost)もシプラ社が製造・販売する男性専用のAGA治療薬です。

先発薬のザガーロと同じ有効成分デュタステリドによりプロペシアよりもより強い脱毛阻害効果が期待できます。

こちらもミノキシジルとの併用によりさらに高い発毛効果をもたらします。

みもち@メロンパンは主食@mimo_minmin
育毛剤使い始めてからビビるほど毛が生えてきたんだけど、ついでに眉毛めちゃくちゃ生えてきてしぬww
ミノキシジルタブレットとザガーロ()
マジですごい
午後9:51 · 2021年1月18日
ハゲ太@hageta2323
今日でザガーロ開始150日目。飲み忘れが何度かあるので正確には150錠目。プロペシア以上の効果を感じてる。まとめ買いしたザガーロはあと3箱。23歳からハゲ出したわりには髪を保ってる。
午前0:01 · 2021年1月16日
@plastic55158927
ザガーロ始めて一年たつけどボリューム増えた
午後7:45 · 2020年12月28日
薄毛改善の鉄板医薬品

ザガーロは本当に飲む必要がある薬なのか?

ただ、「飲んでも安全」と「本当に飲む必要があるか」はまた別の話です。

おそらく多くの方が「プロペシアよりザガーロの方が生えるらしいから」という理由で飲んでいる気もするのですが、それは本当に正しいのでしょうか?

ザガーロの実際の効果とは

ポイントは発毛効果がプロペシアの1.6倍というところだと思うのですが、実はこの結果が得られた臨床試験はIII型~V型の中度以上の男性を対象としているもの。

つまり、AGAの進行度が高い方が使用した場合でザガーロは1.6倍有効ということですね。

実際の現場では「発毛の有意差はそこまで感じない」という意見もあり、軽・中度の場合はあえて副作用の強いザガーロから使わなくても「まずはプロペシアから」で良いのではないでしょうか。

脱毛を防ぐ定番の発毛薬・プロペシア

プロペシア(propecia) 1mg

プロペシア(propecia)は、アメリカのMSD社が製造・販売している男性専用のAGA治療薬です。

有効成分フィナステリドが脱毛作用をもつDHTの発生を抑制するため、男性特有の脱毛を防ぐことができます。

単体でも発毛効果が見込めますが、ミノキシジルとの併用によってさらに高い発毛効果をもたらします。

格安プロペシアジェネリック・フィンペシア

フィンペシア(finpecia) 1mg

フィンペシア(finpecia)は、シプラ社が製造・販売している男性専用のAGA治療薬です。

先発薬のプロペシアと同じ有効成分フィナステリドによりDHTの発生を抑制し、男性特有の脱毛を防ぐ効果があります。

単体でも発毛が見込めますが、ミノキシジルとの併用でさらに高い効果をもたらします。

ザガーロは髪の毛が増える薬ではない

ちなみに、プロペシアやザガーロは脱毛を防ぐ薬であって髪の毛を発毛させる薬ではありません

飲むことで脱毛がなくなり髪の毛が減らなくなるのは確かですが、新しい髪の毛を生やす効果があるわけではないんですね。

プロペシアやザガーロが良く「守りの発毛」と言われるのはそのため。

もし、発毛も促進するのであれば「攻めの発毛」ミノキことミノキシジルとの併用が不可欠です。

有効成分はリアップX5の2倍・ヘアフォーユー

ヘアフォーユー(HAIR4U)10%60ml

ヘアフォーユー(HAIR4U)は、グレンマーク・ファーマシューティカルズ社が製造・販売しているスプレータイプのミノキシジル薬です。

国内最強「リアップX5」のさらに2倍の有効成分を含むため、さらに強く毛乳頭細胞や毛母細胞を活性化、男性の毛髪を発毛する効果があります。

単体でも発毛効果が見込めますが、プロペシア(シルデナフィル)との併用でさらなる発毛効果をもたらします。

コスパ最強のミノキ10%スプレー・ツゲイン

ツゲイン2%/5%/10% 60ml(tugain)ロゲインジェネリック

ツゲイン(tugain)は、シプラ社が製造・販売しているスプレータイプのミノキシジル薬です。

10%という高い有効成分で毛乳頭細胞や毛母細胞を活性化する作用に加え、安価なためコストパフォーマンスにも優れています。

髪の毛が”生える回数は有限”だからこそ

人生で髪の毛が生える回数は20~30回

しかし、確実に言えるのは髪の毛による見た目を気にするのであればザガーロでないにせよAGA治療自体は1日でも早く着手した方が良いということです。

なぜなら、人間の髪の毛が生える回数には限りがあるので歳を取ってから始めるのでは手遅れだからです。

人間の髪の毛は毛母細胞の細胞分裂によって生える仕組みですが、この細胞分裂の回数には実は限りがあり、その数はおよそ20~30回とされています。

AGAの方ではヘアサイクルが極端に短いため、非常に早いサイクルでこの20~30回を使い切ってしまうんですね。

AGAの方は髪の毛を使い切るのが早い

そうなると、さすがに医学によるフォローも限界と言わざるを得ません。

なので、少しでも「薄くなったかも?」と感じたらAGA治療を開始した方が良いかもしれませんね。

発毛効果のある医薬品だけ

最後にもう一言だけ…

男性由来の脱毛症・AGAは20代後半ごろから起こり始めるものです。

一度発症すると5年に1ステージずつ進んでいき進行度が下がる戻ることもほぼありません。

症状が悪化するにつれ薬も強いものを長期間使わざるを得ず、結果的にザガーロを使わざるを得なくなってしまいます。

私のようになってからではもう手遅れなので、ぜひみなさんには早めの治療開始を意識したいですね。

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