効かない、副作用がキツいetc…ハイプナイトが合わない時の対処法

効かない、副作用がキツいetc…ハイプナイトが合わない時の対処法

令和の現在でもネット通販(個人輸入)で購入できる数少ない睡眠薬の1つ、ハイプナイト。

この薬に助けられている方も多いのではと思いますが、中には飲んでも「効かない」「副作用がキツい」と体質に合わず悩まれる方も少なくはないようです。

睡眠薬は効き具合が人それぞれ違うため致し方ないところもありますが、もし思ったような効果が得られなかったとき対処法にはどんな手段があるものなのでしょうか?

①使い方に問題があるケース

ハイプナイトが効くのは入眠障害

ハイプナイトは良くも悪くもネット通販でしか購入できない薬のためSNSを見ると自己判断で間違った使われ方をされているのが多く見受けられます。

明らかに効果のない症状に対して使われるケースも珍しくはないため、まずはこの部分から確認していきましょう。

そもそも症状が違う

一言で不眠症(睡眠障害)と言っても、その症状は以下の4種類に大きく分けることができます。

  1. 入眠障害
    寝付きが悪く、眠りたくてもなかなか眠れない
  2. 中途覚醒
    寝ても途中で目が覚めてしまい二度寝ができない
  3. 早朝覚醒
    本来起きる予定より何時間も早く起きてしまう
  4. 熟眠感欠如
    寝ても寝ても眠く、睡眠時間の割に熟睡感がない

そして、ハイプナイトは睡眠薬の中ではサッと効いてスッと抜ける超短時間型と呼ばれるタイプなので、実は②~④に対してはそもそもが期待薄です。

その場合はもう少し効果の長い短時間型~長時間型を症状に応じて使い分ける必要があるので覚えておきましょう。

睡眠薬のタイプ別効果時間

タイプ薬の例半減期
超短時間型ハイプナイト4時間
短時間型デパス6時間
中時間型サイレース21時間
長時間型ドラール37時間

そもそも用法・用量が違う

また、ハイプナイトはルネスタのジェネリックなので用法・用量もルネスタと同じになります。簡単に確認しておくと以下の通り。

  • 1日1回1錠を寝る前に服用
  • 成人なら1回2mg(高齢者は1回1mg)で最大1日3mgまで
  • 初めて薬を使う場合は1mgから調整すること
  • 離脱症状の発生を防ぐため急に辞めない

ただし、「効かないから」と安易に増量すると耐性や離脱に苦しみがちなので注意が必要です。

①入眠障害に対してハイプナイトを使用しても効果がない場合は体質に合っていない可能性もあるので、別の薬と併用して効果を高めたり薬を移行したりといった選択肢を検討しても良いでしょう。

ルネスタジェネリック・ハイプナイト

ハイプナイト1mg/2mg/3mg(Hypnite)ルネスタジェネリック

ハイプナイトは、コンサーン・ファーマ社が製造・販売している超短期型の睡眠薬です。

ルネスタと同じ有効成分エスゾピクロンを含むジェネリック薬で、安価ながらも高い効果が期待できます。

②体質に合っていないケース

上記の内容をしっかり押さえていても「効果がない」「副作用がキツい」という場合は残念ながら薬が体質に合っていない可能性が考えられます。

代わりに使える薬

代わりに使える薬の第一候補は同じ非ベンゾ系のZ薬で有効性はそれぞれ以下の通り。

名前有効度
アモバン57%
マイスリー59%
ルネスタ60%

ただし、アモバンやマイスリーはいずれも個人輸入不可なので通販での購入を検討する場合は実質的にハイプロン一択となります。

こちらは摂取後10分ほどで効き始めて半減期も1時間とマイスリー以上に作用時間が短いキレのある薬ではありますが、分子構造が異なるのでハイプナイトが効かない方でも効果が期待できます。

ルネスタに代わる第一候補・ハイプロン

ハイプロン10mg(hyplon)ソナタジェネリック

ハイプロンはコンサーン・ファーマ社が製造・販売している超短時間型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。

ソナタと同じ有効成分ザレプロンを同量含むため、安価ながらも高い効果が期待できます。

当サイトでは100錠3,000円台~と格安価格にてご用意しております。

③どうしても薬が効かない時の薬

もしどの薬を使用しても効果がない場合でも、以下の薬と併用することで効果を高めることができます。

いずれも分類としては抗うつ薬や抗精神病薬などになりますが、日本でも睡眠薬として処方される一般的な薬なのでご安心ください。

入眠障害と熟眠感に効く・セロクエル

セロクエルはSSRIより1世代前の古い抗うつ薬ですが、副作用に強めの眠気があり現在は睡眠薬として処方される機会が多い薬です。

睡眠薬として使用する場合の分類はハイプナイトやハイプロンと同じ超短時間型でピーク時80分で半減期3.5時間とルネスタに近い作用時間をもちます。

強力な入眠作用がある上に他の睡眠薬とも併用可能なので睡眠障害がどうしても改善されない場合は使用を検討してみても良いでしょう。

そのてぃのアイコン
そのてぃ❄COVID-19サバイバー❄@SonotyHearts
睡眠薬じゃ全然眠れなくって睡眠効果の高い安定剤(セロクエル)加えてからすごい眠れるようになった。やっぱり不安かストレスかなぁ。
たしかに以前睡眠薬で眠れてたときってメイラックス飲んでたもんなぁ。
午後1:16 · 2018年6月7日
麺ヘラかのん@おさしみさんのアイコン
麺ヘラかのん@おさしみさん@kanon_ui
毎日セロクエルになってからというものの、毎日夜眠れる。
なんだこれ。毎日気付いたらソファに横たわってる😅
セロクエルだけ食後にしようかな〜めんどいからって8時にはみんな飲んじゃう。
起こしても起きないらしいからね〜いつもおいてかれる。
午前7:38 · 2018年10月23日
葉月のアイコン
葉月@hadsuki_miya
【クエチアピン(セロクエル)】

向精神薬としては、効いてるんだか効いてないんだか分からないけど、やっぱり効いてるみたいだ、という感じの薬。

睡眠補助剤としては、入眠を少し手伝って、その後、眠りを深くしてくれる薬。

#クエチアピン #セロクエル
午前11:53 · 2021年10月29日

入眠障害と熟眠感に効く・セロクエル

セロクエル25mg/100mg/200mg/300mg(seroquel)

セロクエルはイギリス/スウェーデンのアストラゼネカ社が製造・販売する統合失調症の治療薬です。

有効成分のクエチアピンは幅広い効果をもち双極性障害(躁・うつ)、うつ病、不眠、不安など多くの症状を緩和できる点が特徴です。

中途覚醒と熟眠感に効く・レスリン

また、こちらのレスリンは統合失調症の治療薬なのですが、セロクエルと同様に副作用に眠気があり睡眠薬代わりに使われることが多い薬です。

睡眠薬として使用する場合の分類はデパスと同じ短時間型でピークまで3.5時間で半減期10時間と一晩しっかり効果が持続してくれます。

ただし、立ち上がりが遅いので入眠障害に対しては効果がないのと、人によっては効きすぎて次の日まで眠気が持ち越してしまうこともあるので用量調整にはご注意ください。

ᴄʜɪɪᴛᴀɴのアイコン
ᴄʜɪɪᴛᴀɴ.‎˖٭@chii_tan24
トラゾドン飲み始めて4日
眠剤と違って飲んだあと眠たくて仕方なくなることはなくって、眠気を催す作用はあんまりなさそうだけど寝たら中途覚醒殆ど無くぐっすり眠れる。すごい。
午後7:41 · 2021年9月11日
こけこっこのアイコン
こけこっこ@kokecoccocco
おはようございコケッ🐔
就寝前にトラゾドン(眠りを深くする抗うつ薬)の他にルネスタ(眠剤)を飲むようになって眠れるようになったの嬉しい。中途覚醒してもすぐまた眠りにつける。睡眠大事ですね。
今日はこちらは夜から雨の予報☔みなさまお気を付けて🍀
午前9:10 · 2020年10月22日
まるやまれおな/スリピちゃんのアイコン
まるやまれおな/スリピちゃん@maruyama_mmm
ニューフレンズのトラゾドン追加してもらったらぐっすり眠れた!!というかこんな時間まで寝てしまった✌️新しい痛み止めも効くし胃腸の薬も効いてるし気持ちの良い日だ🌞お薬バンザイ🙌
午後6:01 · 2021年2月10日

レスリンの格安ジェネリック・トラゾニル

トラゾニル(trazonil) 50mg/100mg

トラゾニルはインタス・ファーマ社が製造・販売している第二世代の抗うつ薬です。

レスリン(デジレル)と同じ有効成分トラゾドンを含むため、安価ながらも高い効果が期待できます。

今回紹介した医薬品一覧

ハイプナイトが合わない時の対処法のまとめ

睡眠薬の効果は体質によるところが大きく、医薬品のハイプナイトで効果がなかったりする一方でサプリのメラトニンでも人によっては効きすぎることがあったり様々です。

自分にはどんな薬が合うのか知るのが大切なので、もしハイプナイトで効果がない場合はぜひ色々な薬を試してマイベストの組み合わせを見つけてみてください。

なお、これらの薬はあくまで対処療法に過ぎないので原因を根本改善することもお忘れなく。

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