ハイプロン10mg(hyplon)ソナタジェネリック
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ハイプロンの詳細
ハイプロンとは
- 医薬品名
- ハイプロン(hyplon)
- メーカー
- コンサーン・ファーマ(Consern Pharma)
- 有効成分
- ザレプロン(Zaleplon)
- 効果・効能
- 不眠症(睡眠障害)の改善
- 剤形
- カプセル(capsule)
- 高い効果と即効性 服用後は15分程度で薬が効き始めるため非常に即効性に優れています。それでいて睡眠薬としての効果も高いのが特徴です。
- 翌日に持ち越さない 血中濃度の半減期が1~1.5時間程度と非常に短いため、薬の効果(眠気)を翌日に持ち越すこともありません。睡眠障害の中でも特に入眠障害に特化した睡眠薬です。
- 確かな医薬品品質 同社の工場はWHOが定めるGMP(適正製造基準)を受けるなど国際的な基準を満たす製薬技術を持ちます。カプセルの色は毒々しいですが、先進国でも通ずる品質の高い医薬品です。
ハイプロンはルネスタやマイスリーと同じ非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、睡眠障害の中でも特に入眠障害の治療に用いられます。
睡眠薬としては効果が現れ始めるまでの時間が非常に短い点が特徴で、服用後15分ほどで効き始め数時間ほど効果が持続します。
入眠障害や夜間覚醒の症状が現れた後でも投与可能で、薬の効果が翌日まで持ち越す可能性も低い利便性の高い薬となっています。
製造元のコンサーン・ファーマ社はインドのパンジャーブに本拠地を置く製薬会社で、国内外向けに多くのジェネリック医薬品を手がけることで知られています。
同社の工場施設はWHOが定めるGMP認定も受けており、医薬品の品質には定評があります。
ハイプロンは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の一種で、中枢神経系(CNS)を抑制する作用により不眠症(睡眠障害)の症状を緩和します。
特に入眠障害に対して役立つ薬で最大30日間繰り返し使用することで入眠時間が減少します。
ただし、総睡眠時間を大幅に増やしたり目覚めの回数を減らす効果はありませんのでご注意ください。
なお、ハイプロンやルネスタ、マイスリーなどの非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は健忘(服用後の記憶がないが明らかに活動の形跡がある)を引き起こすことがあります。
もしこの症状が起こる場合は服用を中止し医師に相談してください。この症状は推奨の最低用量でも初回服用でも起こる可能性があり、行動に起因して重傷・死亡する可能性があります。
効果・効能
ハイプロンは不眠症(睡眠障害)の治療に使用される医薬品で、脳の活動を抑制する作用により眠気を誘発。
入眠を速めたり一晩中ぐっすり眠れるようサポートしてくれます。
有効成分のザレプロンにはリラックス系の神経伝達物質GABAを高める作用があり、脳のはたらきを抑えて穏やかになる他にも脳内で自律神経のバランスを整えてくれる効果があります。
睡眠薬としては非ベンゾジアゼピン系の分類で抗不安・筋弛緩・抗けいれん作用をもたずシンプルに睡眠薬として機能します。
ハイプロンは他の睡眠作用を持つ薬物とは異なる化学構造をもつ睡眠薬ですが、他のベンゾジアゼピン系睡眠薬と同様にγアミノ酪酸-ベンゾジアゼピン(GABA-BZ)受容体の複合体と相互作用を引き起こすことが知られています。
有効成分のザレプロンはGABA-A受容体のベンゾジアゼピン結合部位αサブユニット(ω1受容体)に選択的に結合します。
結合によりGABA-A受容体が活性化されるとクロライドイオン(Cl−)チャネルが開口しクロライドイオン(Cl−)が細胞内に流入。過分極により中枢神経(CNS)の抑制作用を及ぼすものです。
飲み方・使い方
ハイプロンは就寝直前または眠れない時に1日1回10mgを水もしくはぬるま湯で服用してください。
用量は最大で20mg/日まで増量できますが、初めて使用する場合は10mgから服用してください。
服用後はすぐに効果が現れ始め効果は数時間ほど持続します。
この薬は短期間の使用のみを目的としているため、7~10日経っても症状が改善しない(悪化する)場合は医師に相談し5週間以上に渡る服用を避けてください。
また、薬は急に服用をやめると離脱症状が現れることがあるため服用中止の際は用量を少しずつ減らすなど必要に応じて対処してください。
カプセルはなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保管してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
ハイプロンは服用により以下の副作用が起きることがあります。
これらの症状はほとんどの場合一時的なもので、体の順応で低減する可能性もあるため治療も必要としません。
ただし、もし持続したり程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
主な副作用
- 昼間の眠気、めまい、二日酔い感
- ふらつき
- 体が動かしにくくなる
- 皮膚のしびれ、うずき、チクチクする感じ
ただし、以下の副作用が現れる場合は薬の使用を中止しただちに医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
- 不安感、抑うつ、攻撃的、焦燥感
- 記憶障害、異常な考えや行動をとる
- 自傷を考えるようになる
- 錯乱、幻覚(物事を見たり聞いたりする)
特に以下の症状が現れる場合は緊急の治療を受けてください。
過剰摂取の症状
- 重度の眠気
- 錯乱
- 協調運動の喪失
- 重度の筋力低下
- 呼吸が弱く浅くなる
- 失神
主なアレルギー反応
- じんま疹
- 呼吸困難
- 吐き気、嘔吐
- 顔、唇、舌、のどの腫れ
ハイプロンは有効成分ザレプロンの影響により以下の副作用が起きることがあります。これらの症状はザレプロンの一般的な副作用で特に医師の治療も必要としません。
ただし、症状が持続したり程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
一般的な副作用
- 眠気
- 頭痛
- 筋肉痛
- (異常な)眠気
- 鼻水、鼻詰まり
あまり一般的でない副作用
- 背部痛
- 忘れっぽい
- げっぷ
- 体の痛み、うずき
- 鼻詰まり
- 下痢
- 排便困難
- 体が動かしにくい
- 複視
- 自分や周囲が絶え間なく動く感覚
- 胸焼け
- 嗄声
- 消化不良
- 月経期間が長い、月経が重い
- 記憶喪失
- 筋肉の痛みやこわばり
- 目と頬骨の周りの痛みや圧痛
- 二重に見える
- 回転するような感覚
- 胃の不快感
- 首の圧痛を伴うリンパ腺の腫れ
- 異常な眠気、倦怠感、無力感、脱力感、だるさ感
- 声の変化
珍しい副作用
- 味覚の異常(悪い、不快)
- 皮膚のしみ
- 失明
- かすみ目
- 乳房痛
- 視力の変化(近距離・遠距離)
- 味覚の変化
- 発話のパターンやリズムの変化
- 性交への関心の低下
- 眼の焦点を合わせることが難しい
- 眼痛
- 暖かい感覚
- 頻繁な便意
- 勃起できない、勃起を維持できない
- 食欲亢進
- 日光に対する皮膚の感受性の増大
- 発汗増加
- 膣や陰部のかゆみ
- 筋力の不足や損失
- 性的能力、欲求、衝動、行動の喪失
- 性交時の痛み
- 皮膚の蒼白
- 吹き出物
- 顔面、頸部、腕、胸部上部の発赤
- 皮膚の赤みやその他の変色
- 重度の日焼け
- 不明瞭な話し方
- 胃の不調
- 排便時のいきみ
- 涙が出る
- 無臭または軽いにおいのある濃い白いおりもの
- 体重減少
ただし、以下の副作用が現れる場合は薬の使用を中止しただちに医師の治療を受けてください。
あまり一般的でない副作用
- 不安感
- かすみ目、複視
- 胸痛
- アイデンティティ、場所、時間に関する混乱
- 落胆
- 異常な幸福感
- 心拍や脈が速い、不規則、ドキドキする、速く走るような
- 悲しみ、虚無を感じる
- 発熱
- 全身の不快感や不調
- じんま疹、発疹
- 易刺激性
- 食欲不振
- ふらつき
- 興味や喜びの喪失
- 自分らしくないと感じる
- 震えや不安定な歩行
- 胸部圧迫感
- 集中力の低下
- 睡眠障害
- 呼吸困難
- 不安定さ、ふるえ、筋肉の制御、協調に関する他の問題
- 異常な衰弱、疲労
珍しい副作用
- 不安感
- 暴力や脅迫
- 黒いタール状の便
- 膀胱痛
- 血尿、濁った尿
- 灼熱感、這うような感覚、かゆみ、しびれ、チクチク感
- 歩行やバランスの変化
- 寒気
- 冷や汗
- 咳
- 涙が出る
- 意識や反応の低下
- めまいを伴う深く速い呼吸
- 被害妄想、不信感、疑心暗鬼、闘争心
- 排尿困難、灼熱感、痛み
- 嚥下困難
- めまい
- 横たわる、座る姿勢から立ち上がるときのめまい、気が遠くなる感覚、立ちくらみ
- 口腔乾燥
- 失神
- 事実によっても変えられない誤った信念
- 非現実感
- 発熱
- 頻尿
- 不規則心拍
- 易刺激性
- 皮膚のかゆみ
- 感情の欠如
- 淡色便
- 腰やわき腹の痛み
- 吐き気
- 足、手、口の周りのしびれ
- 青白い肌
- 不十分な洞察力と判断力
- 記憶や会話の問題
- まぶた、眼の周り、顔面、唇、舌の腫れやむくみ
- 感情的に素早く反応する、過剰反応する
- 急速に変化する気分
- 落ち着きのなさ
- そこにないものを見たり、聞いたり、感じたりする
- 自分や体から切り離された感覚
- 重度の眠気
- 喉の痛み
- 唇や口の中のただれ、潰瘍、白い斑点
- 胃痛
- リンパ腺の腫れ
- 自殺の考えや行動の変化
- 胸部圧迫感
- 物体認識の障害
- 考えたり計画したりするのに苦労する
- 歩行困難
- 労作時呼吸困難
- 思いやりがない
- 異常な出血やあざ
- 嘔吐
- 目や皮膚の黄変
- 人生に対する不安や不満
特に以下の症状が現れる場合は緊急の治療を受けてください。
過剰摂取の症状
- 錯乱
- 重度の動作のぎこちなさや不安定さ
- めまいや失神
- 重度の眠気
- 筋力低下
- 呼吸困難
- 異常な倦怠感やだるさ
相互作用
重篤な副作用の発生を避けるためアルコールや高脂肪食の摂取とハイプロンを併用しないでください。
また、眠気を催したり呼吸を遅くする他の薬と併用すると危険な副作用や死を引き起こす可能性があります。
以下に該当する場合は医師に確認し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な薬
- オピオイド薬
- その他の睡眠薬
- 筋弛緩薬
- 抗不安や発作の薬
影響を及ぼす可能性はその他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみでその全てについて列挙しているわけではありません。ご注意ください。
禁忌・注意点
有効成分のザレプロンにアレルギーがある、健忘を起こしたことがある、18歳未満、妊娠中・授乳中の場合はハイプロンを服用しないでください。
健忘は服用後の(活動した形跡はあるが)記憶がない状態で、これは服用後に眠らず行動を取っていると起こりやすいものです。
重傷を負ったり死亡する可能性もあるため服用後は必ず入眠し、もしこの症状が起こる場合は薬の服用をやめ別の治療法を検討してください。
また、以下に該当する場合は服用前に必ず医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な既往歴・症状
- 肝・腎疾患
- 呼吸障害
- うつ病、精神疾患、自殺念慮
- 薬物、アルコール中毒
その他にも、思考や反応を損なう副作用を引き起こす可能性もあるため、薬が体に及ぼす影響がわかるまで運動や機械操作など危険を伴う行動を避けてください。
ハイプロンの鎮静効果は特に高齢者の方に強い可能性があり、転倒や怪我には十分にご注意ください。
よくある質問
- Q.依存性や離脱症状はありますか?
- A.デパスやハルシオンと違い非ベンゾジアゼピン系のためリスクは低いですが全く無いわけではありません。
- Q.デパスの代わりに使えますか?
- A.睡眠障害の薬としては同じ効果が期待できる可能性もありますが、抗不安作用はあまりないため不安障害に対しての効果は薄いです。
- Q.効果は何時間くらい持続しますか?
- A.いわゆる超短時間型の睡眠薬で3~5時間ほど効果が持続します。