ハイプナイト1mg/2mg/3mg(Hypnite)ルネスタジェネリック
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
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ハイプナイトの詳細
ハイプナイトとは
- 医薬品名
- ハイプナイト(hypnite)
- メーカー
- コンサーン・ファーマ(Consern Pharma)
- 有効成分
- エスゾピクロン(Eszopiclone)
- 効果・効能
- 不眠症(睡眠障害)の改善
- 剤形
- 錠剤(tablet)
ハイプナイトは睡眠障害の治療に用いられる医薬品で、入眠障害や不眠症といった症状を改善する効果があります。
先発薬のルネスタと同じ有効成分エスゾピクロンを含むジェネリック医薬品なので、低価格ながらルネスタ同様の効果が期待できます。
薬の特徴としては
- デパスのような依存性がない
- 1時間以内の短時間で効く
- 持続時間が短く次の日に残らない
といった効果をもつ睡眠薬なので、主に入眠障害や中途覚醒といった症状でお悩みの方に有効です。
また、ハイプナイト(ルネスタ)はアモバンの改良版とも言える医薬品で、少量で効果を発揮して副作用のリスクが(苦味も含めて)少ない点も便利です。
製造元のコンサーン・ファーマ社はインドのパンジャーブに本拠地を置く製薬会社で、国内外向けに多くのジェネリック医薬品を手がけることで知られています。
日本ではあまり名前は知られていませんが、同社の工場施設はWHOが定めるGMP認定を受けるなど医薬品の品質には定評があります。
ハイプナイトの有効成分エスゾピクロンは睡眠障害(不眠症)の治療に使用される医薬品で、特に入眠障害や中途覚醒に対して高い効果を発揮します。
アモバン、マイスリーに次いで承認された最も新しい非ベンゾジアゼピン系睡眠薬で、依存性の心配はさることながら副作用や利便性といった点が改良されています。
作用は睡眠のみに絞られ筋弛緩作用は弱いので、転倒リスクも少なく副作用が抑えられている点と併せて高齢者でも比較的安全に使用しやすくなっています。
特に注意が必要な点としては、服用後に記憶を忘れてしまう健忘や薬の効果によるめまい・ふらつきが挙げられます。
薬が効いていたり完全に起きていない状態で活動すると重傷を負ったり死亡する可能性があるため避けてください。
また、もし健忘の症状が発生するようであれば薬の服用を中止し、ただちに医師の治療を受けてください。
効果・効能
ハイプナイトの有効成分エスゾピクロンには、神経伝達物質の一種であるGABAのはたらきを高める作用があります。
GABAはリラックス系の神経伝達物質で脳内で自律神経のバランスを整える役割があるため、脳のはたらきも抑制され穏やかになります。
非ベンゾジアゼピン系なので抗不安・筋弛緩・抗けいれんにあまり影響を及ぼさずシンプルに睡眠薬として機能します。
飲み方・使い方
ハイプナイトは寝る前に1日1回1錠を水もしくはぬるま湯で服用してください。
服用後はすぐに効果が現れ始め、1時間後には血中濃度のピークを迎えます。
通常、成人の用量は1回2mg(高齢者は1回1mg)で最大で1日3mgまで増やせますが、初めて薬を使う場合は1mgから調整しはじめてください。
ただし、もし睡眠時間が7~8時間確保できないような場合では薬を服用しないでください(健忘が起きる可能性があるため)。
また、有効成分のエスゾピクロンは不快な離脱症状が現れる可能性があるため、数日続けて服用した後に突然使用をやめたりしないでください。
もし服用から7~10日経っても症状が改善しない場合は医師に相談してください。
エスゾピクロンは習慣を形成する可能性があり、誤用は中毒、過剰摂取など重篤な副作用を引き起こす可能性もあります。
錠剤はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保管しつつ、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
ハイプナイトの有効成分エスゾピクロンは副作用を引き起こす場合があります。以下に挙げる症状はほとんどの場合一時的なもので、体が順応するため診察を必要としません。
ただし、もし症状の程度が気になったり持続する場合は医師に相談してみても良いでしょう。
主な副作用
- 日中の眠気、めまい、二日酔いのような感覚
- 頭痛、不安感
- ドライマウス(口渇)
- 口の中の異常(不快)な味
- 発疹
- 風邪やインフルエンザのような症状(発熱、全身の痛み、のどの痛み、せき、鼻水、鼻づまりなど)
ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
アレルギー反応による症状
- じんま疹
- 呼吸困難
- 吐き気、嘔吐
- 顔、唇、舌、のどの腫れ
その他治療が必要な症状
- 不安障害、うつ症状、攻撃性、激越
- 記憶障害、異常な考えや行動
- 自傷・自殺について考えてしまう
- 錯乱・幻覚(存在しない物を見たり聞いたりする)
ハイプナイトは有効成分エスゾピクロンによりいくつかの副作用が引き起こされる可能性があります。
通常は効果とともに副作用が薄れたり体が順応するため医師の治療も特に必要としませんが、次の副作用のいずれかが続くか程度の重い場合には医師に相談してください。
一般的な副作用
- 悪い、異常、不快な(後)味
- げっぷ
- 味覚変化
- 目まい
- 口渇(ドライマウス)
- 胸焼け
- 消化不良
- 痛み
- 胃の不快感、むかつき、痛み
珍しい副作用
- 異常な夢
- 不慮の事故による負傷
- 性交への関心の低下
- 勃起できない、勃起を維持できない
- 痛み、けいれん、大量出血(女性の場合)
- 発疹
- 乳房の腫脹、胸の痛み(男女ともに)
発生率は不明
- 記憶喪失
- 記憶障害
ただし、服用中に次の副作用のいずれかが発生する場合は、ただちに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
- 寒気
- 咳
- 熱
- 嗄声
- 腰や脇腹の痛み
- 排尿痛、排尿困難
- (普段とは違う異常な)眠気
一般的な副作用
- 膀胱痛
- 血尿、混濁尿
- (頭の)錯乱
- 下痢
- 意気消沈・意欲減退
- 恐怖感・神経質
- 悲しみや空虚さを感じる
- 頻尿
- 全身の不快感・病気のような感覚
- 頭痛
- 易刺激性
- 関節痛
- 食欲不振
- 興味や喜びの喪失
- 筋肉痛
- 吐き気
- 神経痛
- 鼻水
- そこにないものを見たり聞いたり感じたりする
- 震え
- 咽頭痛
- 発汗
- 集中力の低下
- 睡眠障害
- 異常な疲労や衰弱
- 嘔吐
また、特に以下に挙げる過剰摂取の症状が発生した場合は緊急の治療を受けてください。
過剰摂取による症状
- 意識の変化、消失
- 呼吸困難、呼吸障害
- 呼吸の変化(不規則、速い、遅い、浅いなど)
- 唇、爪、皮膚の蒼白
- (普段とは違う異常な)眠気
相互作用
ハイプナイトの有効成分エスゾピクロンは、眠気を引き起こす他の薬と一緒に服用すると致命的な副作用を引き起こす可能性があるため併用は避けてください。
また、高カロリー・高脂肪な食事から1時間以内にエスゾピクロンを服用すると薬の吸収を大幅に妨げる恐れがあるため辞めてください。
飲酒についても危険な副作用や死亡事故が発生する可能性があるため効果時間中には併用しないでください。
これは死など重篤な副作用を引き起こすことがあるためです。
その他にも、以下の薬を使用している場合は医師に確認し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な薬
- オピオイド薬
- 他の睡眠薬
- 筋弛緩薬
- 不安やけいれん、発作の薬
その他にも飛行機や電車の中で眠るなど外出中のエスゾピクロン服用は避けてください。
薬の効果がなくなる前に目が覚めることがあり、このような場合で記憶喪失を引き起こすことがあります。
影響を及ぼす可能性はその他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみでその全てについて列挙しているわけではありません。ご注意ください。
禁忌・注意点
ハイプナイトの有効成分・エスゾピクロンにアレルギーがある場合や睡眠薬で健忘(起きていた時の記憶がない)を起こしたことがある場合、18歳未満の場合は薬を服用しないでください。
また、もし以下に該当する場合は医師に相談の上、安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要なケース
- 肝・腎疾患
- 呼吸障害
- うつ病、精神疾患、自殺念慮
- 薬物・アルコール中毒
- 妊娠中・授乳中
その他、ハイプナイトの鎮静効果は高齢になると強まる可能性があり、偶発的な転倒を引き起こすケースが確認されています。
効果時間中(服用中)はめまいやふらつきによる転倒、偶発的な怪我などに十分ご注意ください。
思考や反応を損なう可能性もあるため運転や機械の操作、運動などは可能な限り避けてください。
よくある質問
- Q.薬の色が変で味も苦いですが、本当に本物の薬ですか?
- A.はい。ハイプナイトはもともとそのような性質の薬となっています。ラククルで取り扱う薬は全て正真正銘の本物となっておりますのでご安心ください。
- Q.効果は何時間くらい持続しますか?
- A.いわゆる超短時間型の睡眠薬で3~5時間ほど効果が持続します。