イフェクサーXR37.5mg/75mg/150mg(EFEXOR XR)

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※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
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医薬品の関する説明は製薬会社の添付文書などから抜粋しています。
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商品番号:efexor-xr
イフェクサーXR 37.5mg/75mg/150mg(EFEXOR XR)
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イフェクサーXRの詳細

イフェクサーXRとは

医薬品名
イフェクサーXR(Effexor XR)
メーカー
ファイザー(Pfizer)
有効成分
ベンラファキシン(Venlafaxine)
効果・効能
うつ病/不安障害/パニック障害
剤形
カプセル(capsule)
先発薬
イフェクサーXR(Effexor XR)
  1. 幅広い抗うつ効果あり セロトニンとノルアドレナリン両方のはたらきを高める作用があるため、不安・落ち込みから意欲・気力の改善まで幅広い効果をもつのが大きな特徴です。
  2. 不安障害にも有効性あり 日本では適応がないものの、海外では社会不安障害やパニック障害など様々な不安障害に対する有効性が確認されています。もしまだ合う薬が見つかっていない場合は一度試してみる価値ありです。
  3. 疼痛や注意欠陥障害(ADHD)にも効果が さらに、疼痛(痛み)や注意欠陥障害(ADHD)に対しても有効性が報告されていて、もし今まで何の薬を使っても効果が得られなかった場合の手段として検討してみても良いかもしれません。

イフェクサーXRはうつ病などの治療に用いられる医薬品で、脳内の神経伝達物質セロトニンとノルアドレナリン両方のはたらきを高める作用によってうつと不安の症状を改善します。

有効成分のベンラファキシンはSNRIに分類される第4世代の抗うつ薬で、SSRIに比べて副作用が軽減され意欲向上効果も期待できるのが特徴です。

同じSNRIのサインバルタは比較的意欲向上に優れていて、イフェクサーXRの方は不安障害に強いため症状に応じて使い分けてください。

製造元のファイザーはアメリカのニューヨークに本社を置く製薬会社で、ハルシオンやジスロマックなど日本でもおなじみの処方薬を数多く手がける業界最大手です。
同社が開発する医薬品は高い製薬技術と豊富な臨床データに基づいた安全性・信頼性があるため特に抗うつ剤を初めて使用される方におすすめの医薬品です。

そのため、初めてSNRIを使用される方にはまずこのイフェクサーXRがオススメです。


イフェクサーXRは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる種類の抗うつ薬で比較的新しい第4世代に分類される薬です。
SNRIは作用自体は最も古い三環系抗うつ薬に似ているのですが、副作用が少なかったりSSRIに比べて意欲向上効果が高かったりするのが特徴です。

特に有効成分のベンラファキシンは特に大うつ病性障害に対して有効で、他にも全般性不安障害、社会不安障害、パニック障害などうつ・不安障害に幅広く効果を現します。

効果・効能

うつ病や不安障害の症状は、何らかの原因で脳内神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンが不足することにより引き起こされます。

イフェクサーXRの有効成分ベンラファキシンは、脳内の神経伝達を改善しこれらの濃度を高める作用があるため、種々の症状を抑える効果を現します。

特に低用量ではセロトニン系に作用するため抗不安作用が現れ、高用量になるとノルアドレナリン系にも作用するようになる特徴があるため用量はむやみに増量しないようご注意ください。

特に海外ではうつ病に対する第一選択、他の薬が効かなかった場合の第二選択として使用される人気の抗うつ剤となっています。

飲み方・使い方

イフェクサーXRは毎日食後の同じ時間に症状に合った用量を水もしくはぬるま湯で服用してください。

当サイトでは37.5mg/75mg/150mgの3種類が購入可能ですが、初めて服用される場合は37.5mgから使用してください。

主な症状の用量
  • うつ病
    1日1回75mgを服用してください。薬を慣らす場合は最初の4~7日間のみ1日37.5mgから開始してください。効果がない場合は1日あたり最大225mgまでの用量増加が可能です。
  • 全般不安障害
    1日1回75mgを服用してください。薬を慣らす場合は最初の4~7日間のみ1日37.5mgから開始してください。効果がない場合は1日あたり最大225mgまでの用量増加が可能です。
  • 社会不安障害
    1日1回75mgを服用してください。75mg以上服用した場合でも症状の改善は確認できていません。
  • タブレットからカプセルへの切り替え
    Effexorタブレットからの患者の切り替え 「37.5mg錠1日2回→75mgカプセル1日1回」など最も近い等価用量で切り替えが可能です。ただし、個別の調整が必要な場合もあります。

この薬は症状の改善が見られるまでには数週間かかる場合がありますが、その間は指示通りに薬を使い続けてください。
医師の相談なしに急に薬の服用をやめると不快な副作用が出ることがあるためご注意ください。

ただし、もし薬を使い続けても症状が改善しない場合は医師に相談し他の治療法を検討してください。

また、服用中は頻繁に血圧をチェックしてください。

保管はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保存してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

イフェクサーXRの有効成分ベンラファキシンは服用により副作用を引き起こす場合があります。

以下に挙げる代表的な症状はほとんどの場合一時的なもので体の順応や薬の効果が薄れるとともに症状が回復しますが、程度が気になる場合は医師に相談してください。

主な副作用
  • めまい、眠気
  • 不安感、緊張感
  • 睡眠障害(不眠症)
  • 視力変化
  • 悪心、嘔吐、下痢
  • 体重や食欲の変化
  • 口渇、あくび
  • 発汗増加
  • 性欲減退、勃起障害、射精異常、絶頂不全

ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。

治療が必要な症状
  • かすみ目、視野狭窄、眼の痛みや腫れ、光の周りに輪が見える
  • あざや出血ができやすい(鼻血、歯ぐきからの出血)、尿や便に血が混じる、喀血する
  • 咳、胸部圧迫感、呼吸困難
  • 発作(痙攣)
  • ナトリウム濃度の低下(頭痛、錯乱、ろれつが回らない、重度の筋力低下、嘔吐、協調運動障害、ふらつき)
  • 激しい神経系の反応(非常にこわばった・硬直した筋肉、高熱、発汗、錯乱、心拍数の増加、不均等、振戦、意識を失うような感覚)

特に以下の症状では緊急の治療が必要となります。

緊急の治療が必要な症状
  • アレルギー反応の徴候(皮膚の発疹、じんましん、呼吸困難、顔、唇、舌、喉の腫れ)
  • セロトニン症候群の症状(激越、幻覚、発熱、発汗、ふるえ、心拍数の増加、筋肉の硬直、けいれん、協調運動障害、吐き気、嘔吐、下痢など)

その他にも、一部の若年者は初めて抗うつ薬を服用した際に自殺について考えてしまうことがあります。
本人や家族、医師など周囲の方も含め気分や症状の変化には注視してください。

もし、気分や行動の変化、不安感、パニック発作、睡眠障害、衝動的、イライラ・興奮する、敵対的、攻撃的、落ち着きがない、活動亢進(精神的・肉体的)、落ち込む、自殺や自傷(について考える)などの新しい症状が出たり悪化する症状があれば医師に相談してください。


イフェクサーXRは服用によりいくつかの副作用が発生する可能性があります。
これは通常は体の順応とともに薄れていく症状で医師の診察を必要としませんが、もし持続するか程度が厄介な場合は医師に相談することで軽減できる場合もあります。

一般的な副作用
  • 異常な夢
  • 寒気
  • 便秘
  • 性欲や性的能力の低下
  • 下痢
  • 口渇(ドライマウス)
  • 胸焼け
  • 発汗増加
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 胃の痛み、膨満感
  • 鼻づまり、鼻水
  • チクチク感、ピリピリ感、灼熱感
  • 睡眠障害
  • 嘔吐
  • 体重減少
まれな副作用
  • 味覚の変化
  • 筋緊張
  • あくび
発生率は不明
  • 寝汗

ただし、服用中に次の副作用のいずれかが発生した場合はすぐに医師の治療を受けてください。

一般的な副作用
  • 力の不足や喪失
  • 激しい頭痛
  • 発汗
あまり一般的でない副作用
  • かすみ目
  • 胸痛
  • 頻脈、不整脈
  • 気分や精神の変化
  • 耳鳴り、ブザー音
  • 自殺念慮
珍しい副作用
  • 手に負えない行動
  • 痙攣
  • 高熱
  • 易刺激性
  • かゆみや発疹
  • (特に座っていたり横になっている姿勢から突然起きるときの)ふらつきや失神
  • 月経の変化
  • 神経花瓶
  • 排尿障害や尿閉
  • 重度の筋硬直
  • 制御できない興奮状態で話す、感じる、行動する
  • 呼吸困難
  • 皮膚の異常な蒼白
発生率は不明
  • 激越
  • 血便、黒色便、タール便
  • 血便や尿
  • 暗色尿
  • 尿の頻度や量の減少
  • 下痢
  • 眠気
  • 発熱
  • 全身に疲労や衰弱の感覚
  • 頭痛
  • 口渇の増加
  • 淡色便
  • 筋肉のけいれん、痛み
  • 悪心・嘔吐
  • 鼻血
  • 過剰反射
  • 協調運動障害
  • 皮膚の赤・紫の斑点
  • 落ち着きのなさ
  • 震え
  • 右上腹部痛
  • 顔、下肢、足首、手、指の腫れ
  • 制御するのが難しい震え(揺れ)
  • 引きつり(ピクピクした動き)
  • 異常なあざ
  • 異常な疲労や衰弱
  • コーヒーかすのような血液の嘔吐
  • 皮膚や目の黄変

相互作用

イフェクサーXRの有効成分ベンラファキシンはアルコールとの併用で副作用を引き起こす可能性があるため避けてください。

その他にも一部の薬はベンラファキシンとの相互作用でセロトニン症候群と呼ばれる重篤な症状を引き起こす場合があります。
以下に該当する場合は必ず医師に確認し安全性を確認した上で薬を服用してください。

医師に確認が必要な薬
  • シメチジン
  • セントジョンズワート(セイヨウオトギリ)
  • トラマドール
  • トリプトファン(L-トリプトファン)
  • 抗凝血剤(ワルファリン、クマディン、ヤントーベン)
  • 気分障害、思考障害、精神疾患の治療薬(ブスピロン、リチウム、その他多くの成分)
  • 覚醒剤
  • 覚醒剤
  • オピオイド薬
  • ハーブ製品
  • 抗うつ薬
  • 精神疾患の薬
  • パーキンソン病薬
  • 片頭痛薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタンなど)
  • 重篤な感染症の薬
  • 吐き気、嘔吐予防のための薬
  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)
    アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、セレコキシブ、ジクロフェナク、インドメタシン、メロキシカムなど(あざや出血を起こしやすくなります)
  • その他の抗うつ薬

その他にも、ベンラファキシンとの相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌

以下に該当する場合は、イフェクサーXRを使用しないでください。

薬を使用できないケース
  • コントロールできていない狭角緑内障がある
  • メチレンブルー注射による治療を受けている
  • ベンラファキシンやデスベンラファキシンにアレルギーがある
  • MAO阻害剤を使用前7日~使用後14日以内に使用している
    (イソカルボキサジド、リネゾリド、フェネルジン、ラサギリン、セレギリン、トラニルシプロミンなど)
  • 18歳未満の場合

また、過去に以下に挙げる既往歴がある場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。

医師に確認が必要な既往歴・症状
  • 双極性障害(躁鬱病)
  • 肝硬変、その他の肝疾患
  • 腎臓病
  • 心臓病、高血圧、脂質異常症
  • 糖尿病
  • 狭隅角緑内障
  • 甲状腺疾患
  • 発作歴
  • 出血、血液凝固障害
  • 血液中のナトリウム濃度の低下
  • 他の抗うつ薬からイフェクサーXRに切り替える場合

妊娠中の女性が妊娠後期に薬を服用すると新生児の肺に深刻な問題を引き起こす可能性があります。
ただし、抗うつ薬の服用を自己判断でやめるとうつ病が再発する可能性があるため、薬の服用中に妊娠した場合はただちに医師に相談してください。

有効成分のベンラファキシンは母乳に移行し授乳中の赤ちゃんに害を及ぼす可能性もあるため、授乳中の場合も同様です。

その他にも、イフェクサーXRは思考や反応を阻害することがあります。
薬が体にどのような影響を及ぼすかわかるまでは、機械の操作(車の運転を含む)や運動など危険を伴う行動は避けてください。

この薬は医師の相談なしに服用を開始、中止、服用方法を変更、服用時間を変更しないでください。

よくある質問

Q.サインバルタとイフェクサーは何が違うんですか?
A.イフェクサーの方がセロトニン(イライラ、不安感)に優れていますが、サインバルタの方がノルアドレナリン(意欲向上)に優れる特徴があります。
Q.SSRIとSNRIは何が違うんですか?
A.SSRIがセロトニンのみに作用するのに対して、SNRIはノルアドレナリンに対しても作用する点が大きく異なります。
Q.イフェクサーXRには離脱症状はありますか?
A.はい、離脱症状が生じやすい薬なので減量の際には計画的に行ってください。