セルティマ25mg/50mg/100mg(sertima)ジェイゾロフトジェネリック
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
セルティマの詳細
セルティマとは
- 医薬品名
- セルティマ(sertima)
- メーカー
- インタス・ファーマシューティカルズ(Intas Pharmaceuticals)
- 有効成分
- セルトラリン塩酸塩(Sertraline hydrochloride)
- 効果・効能
- うつ症状や不眠症の改善
- 剤形
- タブレット(tablet)
セルティマはうつ病、パニック障害、不安障害、強迫性障害などの治療に用いられる医薬品で、脳内の神経伝達物質セロトニンのはたらきを高める作用によって症状の改善が期待できます。
有効成分のセルトラリンはSSRIに分類される第3世代の抗うつ薬で、三環系や四環系の抗うつ薬で問題となりがちな口渇や便秘などの副作用が軽減されています。
副作用が弱いため扱いやすい薬ですが、効果が現れ始めるまでに2~3週間ほどかかるため急を要さず症状が緩やかな場合には特におすすめです。
製造元のインタス・ファーマシューティカルズ社はインド国内ではTOP10に名を連ねる大手製薬会社で、日本では無名ですがイギリスやアイルランドなど各国の製薬会社を傘下に加えるグローバル企業です。
同社の医薬品はアメリカやEUなど先進国でも多数承認を受けることからインド製ジェネリック医薬品の中では品質が高いとされています。
セルティマも先発薬のジェイゾロフトと同じ有効成分セルトラリンを同量含むジェネリック医薬品で、低価格でも同等の効果が期待できます。
セルティマの有効成分セルトラリンはうつ病やうつ症状に対して用いられる医薬品で、脳内で神経伝達物質セロトニンの濃度を増加させることで症状を改善します。
うつ以外にもパニック障害や社交不安障害といった様々な不安障害や強迫性障害、外傷後ストレス障害(PTSD)など幅広い症状の改善に使用することができます。三環系や四環系、他のSSRIと比べて副作用が緩やかで離脱症状が少なく中止しやすいことから、初期や軽度の場合に使いやすいです。
また、月経前気分不快障害(PMDD)や月経前緊張症(PMS)による精神安定にも効果があるため女性との相性が良い点も特徴です。
ただし、若年成人患者においては最初に服用した際に自殺に対する言動のリスクを高める場合があります。
気分や症状の変化に注意し、もし新たな症状や悪化する症状があるようであれば医師に相談してください。
効果・効能
セルティマの有効成分セルトラリンは、脳内の神経伝達を改善することによってうつ病や不安障害などの症状を抑える効果があります。
うつ病の不安やイライラ、落ち込みなどの症状は何らかの原因によって脳内神経伝達物質のセロトニンが不足することで引き起こされます。
セロトニンは脳内のシナプスから分泌されて再びシナプスによって回収されますが、セルトラリンはこの回収機構に部分的に作用することでセロトニンの再取り込みを阻害します。
その結果、脳内のセロトニン濃度がある程度高く維持されるようになり、うつ症状の改善をもたらすものです。
うつ病における不安やイライラ、落ち込みなどの症状は何らかの原因により脳内神経細胞のシナプスから神経伝達物質セロトニンの放出量が減少することにより引き起こされます。
セロトニンはシナプス前細胞から放出され、シナプス後細胞にあるセロトニン受容体に結合することで情報が伝達されています。
このとき、受容されなかったセロトニンはシナプス前細胞から再取り込みされる形でシナプス間隙から回収・再利用されています。
セルティマの有効成分セルトラリンは、このシナプス前細胞の再取り込みを担うセロトニントランスポーター(SERT)に選択的に作用し、セロトニンの再取り込みを阻害する効果があります。
再取り込みの阻害によってシナプス間隙のセロトニン濃度が高まりうつ症状・不安症状が改善されるものです。
飲み方・使い方
セルティマは1日1回1錠(25~100mg)を夕食後に水もしくはぬるま湯で服用してください。
当サイトでは25mg/50mg/100mgの3種類が購入可能ですが、初めて服用される場合は25mg錠から使用してください。
症状の改善が見られるまでに2~3週間ほどかかりますが、薬を使い続けても症状が改善しない場合は他の治療法を検討してください。
離脱症状は少ないですが、服用は急に中止せず少しずつ減量してください。
保管はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保存してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
セルティマの有効成分セルトラリンは副作用を引き起こす場合があります。
気分や行動の変化、不安、パニック発作、睡眠障害、衝動的、短気、動揺(そわそわ)、攻撃的、落ち着きのなさ、多動(精神的・肉体的)、抑うつ、自殺や自傷を考えている、など新たな症状の発生や悪化する症状があれば医師に相談してください。
また、以下に挙げる代表的な症状はほとんどの場合一時的なもので体の順応や薬の効果が薄れるとともに症状が回復しますが、程度が気になる場合は医師に相談してください。
(副作用にはその他の症状も多数確認されているためご注意ください。)
主な副作用
- 眠気、疲労、めまい、不安、動揺(そわそわ)
- 消化不良、吐き気、下痢、食欲不振
- 発汗
- 震え
- 睡眠障害(不眠症)
- 性欲の減退、勃起不全(ED)、絶頂不全
ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
緊急を要する症状
- 陰茎の勃起が痛みを伴うか、6時間以上続く場合
治療が必要な症状
- 発作 (けいれん)
- かすみ目、視野狭窄、眼の痛みや腫れ
- 躁病の症状(競争的な思考、生命感にあふれている、危険を冒す行動を取る、極度の幸福感、短気、多弁)
- 体内のナトリウム濃度低下による症状(頭痛、頭の錯乱、記憶障害、重度の筋力低下、ふらつきなど)
- セロトニン症候群の症状(動揺、幻覚、発熱、発汗、震え、頻脈、筋肉のこわばり、けいれん、協調運動の喪失、吐き気、嘔吐、下痢など)
また、以下の症状はセルトラリンのアレルギー反応の兆候です。これらが現れる場合も同様にセルティマの服用をただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
主なアレルギー反応
- じんま疹
- 呼吸困難
- 顔、唇、舌、のどの腫れ
セルティマは服用によっていくつかの副作用を引き起こす可能性があります。
通常は効果や体の順応とともに副作用も薄れていくため医師の診察を必要としませんが、次の副作用のいずれかが続くか厄介な場合には医師に相談してください。
一般的な副作用
- 胃の不快感や胸焼け
- げっぷ
- 食欲減退や体重減少
- 下痢または軟便
- (異常な)眠気
- 胃や腹部のけいれん、膨満感、痛み
- 睡眠障害
あまり一般的ではない副作用
- 動揺(そわそわ)、不安、神経質
- 膀胱痛
- 灼熱感、這うような感覚、かゆみ、(手足の)しびれ、チクチク・ヒリヒリする感覚
- 視力変化
- 混濁尿
- 便秘
- 排尿困難、排尿時灼熱感、排尿痛
- 熱感を伴う皮膚の紅潮や発赤
- 頻尿
- 食欲亢進
- 目と頬骨の周りの痛みや圧痛
- 鼻づまりや鼻水
発生率は不明
- 皮膚の紅潮、乾燥
- 果物のような口臭
- 飢餓感の増加
- 排尿増加
- 皮膚の赤み、または他の変色
- ひどく日焼けする
- 乳房の腫れ(成人女性のみ)
- 原因不明の体重減少
- 母乳の異常な分泌(成人女性のみ)
ただし、セルティマの服用中に次の副作用のいずれかが発生した場合は、すぐに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
- 性的欲求や能力の低下
- 精液の排出不全(成人男性のみ)
あまり一般的ではない副作用
- 反応が攻撃的
- 乳房の圧痛や腫脹
- せん妄
- 痙攣
- 下痢
- 眠気
- 口腔乾燥
- 早口で話し、興奮した感情や行動を制御できない
- 発熱
- じっとしていられない
- 体の動きが増える
- 発汗増加
- 渇きの増大
- 体力低下、元気がない
- 膀胱が制御できない
- 気分や行動の変化
- すべての四肢の筋痙攣
- 鼻血
- 反射亢進
- 激しい心臓の鼓動
- 皮膚の赤や紫の斑点
- 落ち着きのなさ
- 震え
- 発疹、じんま疹、かゆみ
- 突然の意識消失
- 異常あるいは突然の身体や顔面の動作・姿勢
- 母乳の異常な分泌(女性のみ)
発生率は不明
- 腹痛、胃痛
- 歯肉の出血
- 盲目
- 皮膚の水疱形成、剥がれ、たるみ
- むくみ
- 尿中に血液
- 血便、黒色便、タール便
- 第三色覚異常
- かすみ目
- 胸の痛み、不快感
- 寒気
- 粘土色の便
- 咳や嗄声
- 暗色尿
- 尿量減少
- 視力低下
- 憂鬱な気分になる
- 呼吸困難
- 発話困難
- 嚥下困難
- よだれ
- 皮膚と毛髪の乾燥
- 眼痛
- 失神
- 寒さを感じる
- 不快感
- 幻覚・幻聴
- 全身の不快感、疲労、衰弱
- 脱毛
- 高熱
- 高血圧・低血圧
- 敵対的
- 血液の凝固時間が長い
- 消化不良
- 関節の炎症
- 易刺激性
- 関節や筋肉の痛み
- 大きな蜂の巣のような腫れ(顔、まぶた、唇、舌、のど、手、脚、足、性器)
- 無気力
- 立ちくらみ
- 食欲不振
- 平衡感覚の喪失
- 膀胱制御の喪失
- 腰やわき腹の痛み
- 筋肉痛
- 筋肉のけいれん、こわばり、ふるえ
- 排尿時の痛みや排尿困難
- 胃、脇腹、腹部の痛みで背中にも放散する
- 肌の蒼白
- まぶたや目、顔、唇、舌の周りの腫れ
- 急激な体重増加
- 発疹
- 赤く充血した目
- 皮膚の発赤、ただれ、かゆみ
- 右上胃部の痛みと膨満感
- 激しい気分や精神の変化
- 重度の筋硬直
- 足を引きずって歩く
- 咽頭痛
- 口内炎、潰瘍、口の中や唇の白い斑点
- びらん、水疱
- 四肢のこわばり
- 発汗
- 顔、足首、手の腫れ
- リンパ腺の(痛みを伴う)腫れ
- コントロールできないほど興奮して話したり行動する
- 胸部圧迫感
- 呼吸困難
- 身体のねじれ運動
- けいれん
- 特に顔、首、背中の制御できない動き
- 原因不明の出血やあざ
- 不快な口臭
- 異常行動
- 異常な疲労や衰弱
- 吐血
- 体重増加
- 目と皮膚の黄変
相互作用
ピモジド服用やメチレンブルー注射による治療を受けている場合、セルトラリンに対してアレルギーがある場合はセルティマを使用しないでください。
MAO阻害剤を過去14日間で使用したことがある場合も同様です。
MAO阻害剤を使用している場合
- イソカルボキサジド、リネゾリド、フェネルジン、ラサギリン、セレギリン、トラニルシプロミンなど
また、一部の薬はセルトラリンと相互作用を引き起こし、セロトニン症候群と呼ばれる深刻な状態を引き起こす可能性があります。
覚醒剤、オピオイド、ハーブ製品、その他の抗うつ薬、精神疾患、パーキンソン病、片頭痛、深刻な感染症、吐き気や嘔吐の予防のための薬も服用しているかどうか、必ず医師に確認してください。
その他にも、セルトラリンとの相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。
禁忌・注意点
一部の若年者は抗うつ薬を最初に服用した際に自殺について考える場合があります。
不安、パニック発作、睡眠障害、いらいらなど精神的な症状の経過は医師に報告しつつ周囲の人間は気分や行動の変化に細心の注意を払いましょう。
また、思考や運動に影響を及ぼすため運転や危険な活動を避けてください。
その他にも過去に以下の疾病を患った経験がある場合には、服用前に必ず医師に相談し安全性を確認してから服用してください。
医師に確認が必要な既往歴・症状
- 心臓病、高血圧、脳卒中
- 肝・腎疾患
- 発作
- 出血の問題を抱えている、ワルファリン(ジャントヴェン、クマディン)を服用している場合
- 双極性障害(躁鬱病)
- 血液中のナトリウム濃度が低い
妊娠中の場合、授乳中の場合はセルトラリンが胎児・乳児に害を及ぼすかどうか不明のため医師に相談してください。
ただし、急に服用を中止するとうつ病が再発する可能性があるため医師に相談してください。
18歳未満の方の使用も禁止です。
よくある質問
- Q.セルティマは睡眠薬として使用できますか?
- A.いいえ、眠気やふらつきなどの副作用が生じる可能性はありますが睡眠薬としては使用できません。
- Q.セルティマの副作用や離脱症状は強いですか?
- A.三環系や四環系、その他のSSRIと比べて緩やかな点が特徴ですが、必ずしも起こらないわけではありません。