エチラーム(etilaam) 0.5mg/1mg
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※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
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同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
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エチラームの詳細
エチラームとは
- 医薬品名
- エチラーム(etilaam)
- メーカー
- インタス・ファーマシューティカルズ(Intas Pharmaceuticals)
- 有効成分
- エチゾラム(Etizolam)
- 効果・効能
- 不安障害、不眠症の改善
- 剤形
- タブレット(tablet)
エチラームは不安・緊張・睡眠障害やうつ病に用いられる医薬品で、脳の興奮を抑えることで不安、緊張、不眠などの症状を改善します。
先発薬のデパスと同じ有効成分エチゾラムを同量含むジェネリック医薬品のため、低価格で同じ効果が期待できます。
有効成分エチゾラムはベンゾジアゼピン系抗不安薬と同じ作用をもつチエノトリアゾロジアゼピン系抗不安薬で、抗不安作用・筋弛緩作用・催眠作用などの効果が強く即効性のある点が特徴です。
製造元のインタス・ファーマシューティカルズ社は、インド国内ではTOP10に名を連ねる大手製薬会社で、バスピンをはじめ多くのジェネリック医薬品を手がけることで有名です。
日本国内でこそあまり知られていませんが、イギリスの大手製薬会社アストラゼネカとのジェネリック製品供給のライセンス契約締結やイギリスやアイルランドの製薬会社を買収など世界的に名前が知られるグローバル企業です。
同社の医薬品は、アメリカやEUなどインド国外の先進国でも多数承認を受けることからインド製ジェネリック医薬品の中では品質が高いとされています。
エチラームの有効成分エチゾラムはベンゾジアゼピン系に分類される成分で、抗不安作用、筋弛緩作用、催眠作用が期待できる抗不安薬・睡眠薬です。
デパスは即効性があり効果が実感しやすい成分のため、安易な処方が問題となり2016年10月に第3種向精神薬の指定を受けました。
急な服用中止により痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状が起こることがあるため、投与を中止する場合は徐々に減薬してください。
効果・効能
エチラームの有効成分エチゾラムはBZD受容体に作用し結合することでGABAの活動を高めてうつ病・睡眠障害・不安障害の諸症状を改善します。
脳内の抑制性神経伝達物質GABAが作用するGABA受容体は記憶や情動といった要素に深く関わっていて、GABA受容体はBZD受容体と共に複合体を形成しておりBZD受容体が刺激されるとGABAに関わる神経伝達が亢進し、脳の活動が抑制されます。
エチラームの有効成分エチゾラムはGABAと呼ばれる神経細胞の活動を抑える働きにより抗不安・抗うつ効果を発揮します。
デパスを服用すると、GABA-A受容体に結合することでCl-チャネルを開き、神経細胞内部にCl-を流入させます。
神経細胞は細胞内が電気的にプラスになることで興奮・活発化するためCl-により細胞の中が電気的にマイナスになることで興奮が抑制されます。
このように記憶や情動に関係のある大脳辺縁系に選択的に作用し、神経細胞の活動を抑えるGABAの作用を増強することで効果を現していると考えられます。
飲み方・使い方
エチラームは食後にぬるま湯もしくは水で服用してください。服用後はおよそ3時間ほどで血中濃度がピークに達します。
当サイトでは0.5mg/1mgの2種類が購入可能ですが、初めて使用される場合は様子見しながら少しずつ増やしてください(1日3mgが上限)。
一般的な用法・用量
- 神経症・うつ病の場合
通常1日3mgを3回に分けて服用 - 心身症の場合
通常1日1.5mgを3回に分けて服用 - 睡眠障害に用いる場合
通常1日1~3mgを就寝前に1回服用
保管は常温でなるべく湿気や熱、日光を避けてください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
エチラームの有効成分エチゾラムは副作用を引き起こす場合があります。
以下に挙げる症状は治療も不要な一般的な副作用ですが、その他にもごく稀に発生する副作用も多数確認されているためご注意ください。
主な副作用
- 眠気、ふらつき、頭痛
- 吐き気、食欲不振、口渇、便秘
- 薬物依存
ただし、服用により以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
重大な副作用
- 呼吸抑制(苦しさを伴わない呼吸減少)、炭酸ガスナルコーシス(急激な高炭酸ガス血症)
- 悪性症候群(発熱、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球の増加、血清CK(CPK)上昇)
- 横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、血清CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇)
- 間質性肺炎(発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常)
- 肝機能障害、黄疸
相互作用
以下いずれかの医薬品を服用している場合ではエチラームとの相互作用が起こる可能性があり、併用に注意が必要です。
相互作用を引き起こす成分
- 中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体など)
眠気、血圧低下、運動失調、意識障害等を起こすおそれがある。 - MAO阻害剤
過鎮静、昏睡、痙攣発作、興奮等を起こすおそれがある。 - フルボキサミンマレイン酸塩
本剤の血中濃度を上昇させることがあるので、本剤の用量を減量するなど、注意して投与する。 - アルコール
精神機能、知覚・運動機能の低下を起こすおそれがある。
禁忌
エチゾラムに対してアレルギーがある場合はエチラームを使用しないでください。
その他にも、以下の疾病を患っている場合も同様です。
薬を使用できないケース
- 急性閉塞隅角緑内障
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。 - 重症筋無力症
筋弛緩作用により、症状を悪化させるおそれがある。
よくある質問
- Q.エチラームは依存性がありますか?
- A.はい、エチラーム(デパス)には強い依存性が問題となり2016年10月に向精神薬指定を受けました。依存性の低い抗うつ薬・抗不安薬の代わりとしてはブスピロンやトラゾドンをご検討ください。
- Q.デパスやデパスのジェネリックはネット薬局(通販)や個人輸入代行で購入可能ですか?
- A.いいえ、向精神薬指定を受けているため医師の処方が必要となります。