モゼップ2mg(MOZEP)オーラップジェネリック

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商品番号：mozep
モゼップ2mg(MOZEP)オーラップジェネリック
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モゼップの詳細

モゼップとは

医薬品名
モゼップ(MOZEP)
メーカー
インタス・ファーマシューティカルズ(Intas Pharmaceuticals)
有効成分
ピモジド(Pimozide)
効果・効能
統合失調症/小児自閉性障害治療
剤形
錠剤(Tablet)
  1. 幅広い症状に対応 統合失調症だけでなく、強い不安感や緊張感、気分の停滞、小児自閉性障害などの改善に効果が期待できます。
  2. 1日1回の服用で効果が持続 作用時間が長いため、1日1回の服用でも症状改善をしっかりサポートします。
  3. 安価で高品質なジェネリック薬 インド国内ではTOP10に名を連ねるインタス・ファーマシューティカルズ社のジェネリック薬です。アメリカやEUをはじめ先進国でも多数承認を受けるなど高い技術力を持っています。品質とコスパを両立する便利な医薬品となっています。

モゼップは、統合失調症、強い不安感や緊張感、大きな気持ちの浮き沈み、小児自閉性障害の治療薬です。

日本国内でも承認されている先発薬オーラップのジェネリック薬です。

有効成分のピモジドは、定型抗精神病薬(第一世代抗精神病薬)に分類されます。
ドーパミンの作用をブロックすることで、ドーパミンの過剰状態によるイライラや不安感、緊張感を緩和します。

特に、統合失調症の陽性症状(幻覚や妄想、大きな気持ちの浮き沈み、不安感)に対しての効果が高くなっています。
同系の定型抗精神病薬(第一世代抗精神病薬)の中でも、作用時間が長く1日1回の服用で良いのが特徴です。

また、小児自閉性障害の多動やチックなどの症状改善にも効果があり、自発性の向上や情緒の安定に役立ちます。

製造元のインタス・ファーマシューティカルズ社は、インド国内ではTOP10に名を連ねる大手製薬会社で、特にジェネリック医薬品分野に強いことで有名です。
日本では無名ですが、イギリスやアイルランドなど各国の製薬会社を買収したりイギリスの大手製薬会社アストラゼネカとの業務提携などで世界的に名前が知られるグローバル企業です。

同社はアメリカやEUをはじめ先進国でも多数承認を受ける高い技術力があり、インド製ジェネリック医薬品の中でも高い品質を誇ります。

モゼップは、主に統合失調症の治療に用いられます。その他にも、強い不安感や緊張感、大きな気持ちの浮き沈み、小児自閉性障害の改善にも効果が期待できます。

ただし、モゼップには相互作用のある薬剤や食品が多くありますのでよく確認して使用してください。
また、発生はまれであるものの、抗精神病薬によって悪性症候群(体の硬直、高熱など)などの重い症状が現れる場合がありますので注意が必要です。

効果・効能

モゼップは、日本国内で承認されている先発薬オーラップのジェネリック薬です。
オーラップと同量の有効成分ピモジドを含有しており、統合失調症、強い不安感や緊張感、大きな気持ちの浮き沈み、小児自閉性障害の改善への効果が期待できます。

特に統合失調症の陽性症状(幻覚や妄想、大きな気持ちの浮き沈み、不安感)に優位にアプローチします。

このような症状を改善することで、思考や感情のコントロールがしやすくなり、社会参加への意欲や自発性を高める効果も期待できます。

陽性症状へ優れた効果を発揮しますが、陰性症状(感情表現の減少、生活への意欲や関心低下など)への効果は緩やかです。

また、モゼップは小児自閉性障害、精神遅滞に伴う症状(動き、情動、意欲、対人関係にみられる異常行動や、睡眠、食事、排泄、言語にみられる病的症状、常同症等がみられる精神症状)の改善にも効果的です。

統合失調症は、脳の情報伝達系が混乱することによってを生じる病気です。
発症の原因は正確には解明されていませんが、仕事や人間関係のストレス、就職や結婚などがきっかけで発症すると考えられています。
幻覚や妄想などの症状や、現実を正しく認識できなくなる、感情コントロールに不調をきたすなどの症状があります。

有効成分のピモジドは、脳内のドーミンD2受容体を遮断することで、ドーパミンの過剰状態による陽性症状(幻想や妄想、大きな気持ちの浮き沈み、不安感)を軽減します。

脳の情報伝達系の混乱を改善し、ドーパミンの過剰状態を抑えることで統合失調症などの症状に作用する仕組みです。

飲み方・使い方

モゼップは、適応症に応じた用量を水もしくはぬるま湯で服用してください。

1日1回の服用の場合は朝に飲むことが推奨されています。なるべく決まった時間に飲むようにしましょう。

統合失調症(成人)

    1日1回、必要に応じて2～3回に分けて服用してください。
    初期量は1～3㎎、症状に応じて4～6㎎に増量してください。
    ただし、1日の最大量は9㎎まで、維持量は6㎎以下です。

小児自閉性障害、精神遅滞に伴う症状

    1日1回、1～3㎎を服用してください。
    年齢や症状に合わせて増減することができますが、1日の最大量は6㎎までです。
    場合によって1日2回に分けて服用することもできます。

モゼップの服用によって症状が安定した場合は、一度休薬期間を設けた後に継続の可否を決めるようにしてください。

眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本製品を使用中の方は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないようにしてください。

痙攣発作を起こす場合がありますので、てんかん等の痙攣性疾患またはこれらの既往歴のある方へ使用する場合は、精神安定剤などを併用するとともに観察を十分に行って下さい。

薬はなるべく湿気や熱、日光を避け常温で保管してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

モゼップは有効成分により以下の副作用を引き起こすことがあります。
これらは一般的な副作用で特に医師の治療も必要としませんが、症状が続いたり程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。

主な副作用
  • 振戦
  • 眠気
  • 流涎
  • 筋強剛
  • 錐体外路症状
  • パーキンソン症候群
  • 不眠
  • プロラクチン値上昇
  • 乳汁分泌
  • 月経異常
  • アカシジア

ただし、以下に挙げる副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。

治療が必要な症状
  • 痙攣発作
  • 突然死
  • 心電図異常
  • QT間隔延長
  • T波平低化
  • T波逆転
  • 二峰性T波出現
  • 二峰性U波出現
  • QT部分の変化
  • 心室頻拍
  • 悪性症候群（無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、発熱、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全）
  • 白血球増加
  • 血清CK上昇
  • 血清CPK上昇
  • ミオグロビン尿
  • 痙攣
  • 低ナトリウム血症
  • 無顆粒球症
  • 白血球減少
  • 肺塞栓症
  • 深部静脈血栓症
  • 静脈血栓症
  • 血栓塞栓症
  • 息切れ
  • 胸痛
  • 四肢疼痛
  • 浮腫

モゼップの有効成分ピモジドは服用により以下の副作用を引き起こす可能性があります。
もし程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。

一般的な副作用
  • 頻脈
  • 発汗
  • 静座不能
  • ジスキネジー
  • 眼球回転発作
  • 構音障害
  • 嚥下障害
  • 不穏
  • 興奮
  • 多動
  • 易刺激
  • 幻覚の顕性化
  • 妄想の顕性化
  • 眼調節障害
  • 過敏症
  • 発疹
  • そう痒感
  • 悪心、嘔吐
  • 食欲不振
  • 胃部不快感
  • 便秘、下痢
  • 腹痛
  • 排尿障害
  • 頻尿、夜尿
  • 口渇
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 性欲亢進
  • 眩暈、ふらつき
  • 便失禁
  • 肥満
  • 鼻出血
  • 低血圧
  • AST上昇
  • ALT上昇
  • 顔面浮腫
  • 体温調節障害

相互作用

モゼップは一部の成分と相互作用を引き起こし有害作用/毒性作用を増強する科の性があります。組み合わせを避けてください。

モゼップ服用中にアルコールを飲むと、薬の作用が強く出るためお控えください。
また、心室性不整脈などの副作用を起こすおそれがありますのでグレープフルーツジュースと同時に服用しなでください。

併用を避ける薬剤
  • QT延長を起こすことが知られている薬剤
    スルトプリド(バルネチール)など
  • HIVプロテアーゼ阻害剤
  • リトナビルを含有する薬剤(ノービア、カレトラ)
  • ネルフィナビル(ビラセプト)
  • アタザナビル(レイアタッツ)
  • ホスアンプレナビル(レクシヴァ)
  • ダルナビルを含有する薬剤(プリジスタ、プレジコビックス、シムツーザ)
  • アゾール系抗真菌剤(外用薬を除く)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • ミコナゾール(フロリード)
  • フルコナゾール(ジフルカン)
  • ホスフルコナゾール(プロジフ)
  • ポサコナゾール(ノクサフィル)
  • クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)
  • エリスロマイシン(エリスロシン)
  • キヌプリスチン・ダルホプリスチン(シナシッド)
  • アプレピタント(イメンド)
  • ホスアプレピタント(プロイメンド)
  • コビシスタットを含有する薬剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)
  • レテルモビル(プレバイミス)
  • パロキセチン(パキシル)
  • フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)
  • セルトラリン(ジェイゾロフト)

その他にも相互作用を引き起こす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌

有効成分のピモジドにアレルギーがある場合はモゼップを使用しないでください。

また、以下に該当する場合も同様です。

  • モゼップに含まれる成分に対し過敏症の既往歴がある
  • 先天性QT延長症候群
  • 先天性QT延長症候群の家族歴がある
  • 不整脈又はその既往歴がある
  • QT延長を起こしやすい方
  • QT延長を起こすことが知られている薬剤(スルトプリドなど)を投与中
  • 低カリウム血症
  • 低マグネシウム血症
  • 著明な徐脈がある
  • HIVプロテアーゼ阻害剤（リトナビルを含有する薬剤、ネルフィナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダルナビルを含有する薬剤）
  • アゾール系抗真菌剤(外用剤を除く)（イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ポサコナゾール)、クラリスロマイシン、エリスロマイシン、キヌプリスチン・ダルホプリスチン、アプレピタント、ホスアプレピタント、コビシスタットを含有する薬剤、レテルモビル、パロキセチン、フルボキサミン、セルトラリン、エスシタロプラムを投与中
  • 昏睡状態
  • バルビツール酸誘導体、麻酔剤などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある
  • うつ病
  • パーキンソン病またはレビー小体型認知症
  • 妊娠中・授乳中の方

また、以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認の上で使用してください。

  • 肝障害
  • 痙攣性疾患
  • 心疾患
  • 腎障害
  • てんかん
  • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
  • 脱水を伴う身体的疲弊
  • うっ血性心不全
  • 痙攣性疾患
  • 肥満
  • 長期臥床
  • 不動状態
  • 高齢者

よくある質問

Q.この薬に中毒性はありますか？
A.いいえ。中毒性の報告はありません。
Q.モゼップ服用中に飲酒はできますか？
A.いいえ。副作用を強める可能性がありますのでアルコールの摂取は控えて下さい。
Q.他の統合失調症治療薬との違いは何ですか？
A.統合失調症の陽性症状へ優れた効果を発揮します。また、不安感や緊張感を和らげたり、気持ちの浮き沈みを整えるのに役立ちます。作用時間が長いため、1日1回の服用で効果が持続します。