飲むだけで食べる量が減ってダイエットできてしまう画期的な成分・リラグルチド。
もともと糖尿病薬だったこの成分はダイエット効果もあるとのことでビクトーザやサクセンダなと複数のブランドが出てきていますね。
しかし、これらの薬は効き目や副作用に何か違いはあるものなのでしょうか?
ビクトーザとサクセンダの違いとは
ビクトーザは糖尿病治療薬の一種で、有効成分のリラグルチドには血糖値を下げる他に
- 満腹中枢に直接作用
→すぐにお腹いっぱいになる - 消化管の機能を抑制
→カロリーの吸収を抑える - 食欲の抑制
→食欲そのものを落として食べ過ぎを防ぐ - 満腹感を促進
→少し食べただけで満腹感を感じるようになる - 内臓脂肪を落とす
→肝臓の脂肪を落としたり抑制する効果がある - 代謝量が上がり消費カロリーが増える
→褐色脂肪細胞にはたらき熱産生を促す
など様々な効果により体重減少が実現できるためダイエット界隈でも人気の高い薬となっています。
一方、サクセンダもまた有効成分はリラグルチドで量も1.8mgとビクトーザと全く一緒になります。
単純に商品名の違い
これはどういうことかというと、元々糖尿病治療薬として用いられていたのがビクトーザ、後に体重減少目的で登場した薬がサクセンダと単純に商品名が違うだけで製薬会社も全く同じとなります。
医薬品名 | 有効成分 | 会社 |
---|---|---|
ビクトーザ | リラグルチド | ノボノルディスク |
サクセンダ | リラグルチド | ノボノルディスク |
そのため、どちらを使うにしても効果・副作用ともに違いはありませんのでその点はご安心ください。
たまに「ビクトーザが効かないからサクセンダを」「サクセンダが効かないからビクトーザを」という方もいらっしゃるようですが、これは完全にプラシボになります。
めっちゃ早くに発送してくれますよ✨
どっかのサイトでビクトーザとサクセンダが比較されてたんですけど、サクセンダの方が効果あるっぽいです。楽しみですね〜♥
片方でも使って効かないようであればリラグルチドが体質に合っていない可能性もあるので、ビクトーザとサクセンダ以外の仕組みが全く異なる薬へと切り替えるようにしましょう。
ただし、ダイアルが違うことも
ただし、ビクトーザとサクセンダは糖尿病治療目的と体重減少目的とそれぞれ用途が異なるためダイアル部分の使い勝手に違いがある場合があります。
特に製品を切り替えた際などでは表示をしっかり確認した上で打つように気をつけましょう。
実際に使える薬なのか問題
実際ビクトーザとサクセンダはどちらを使用してもkg単位で体重減少が期待できて副作用も少ない優秀なダイエット薬です。
…が、決して良いことばかりではなく効果が大きい反面デメリットもあるので、これもしっかり知っておきましょう。
①コスパが良い方ではない
まず一番のネックと言うべきはその価格で、大体月額で15,000円~の金額がかかるため実はコスパが非常に悪いことで知られています。
他の薬と比べてみると以下の通りで、安価な選択肢は他にもいくつか挙げられるため覚えておいて損はないでしょう。
薬の種類 | 1ヶ月あたり |
---|---|
コントレイブ | ¥30,000~ |
ビクトーザ(サクセンダ) | ¥15,000~ |
サノレックス | ¥15,000± |
フォシーガ | ¥7,000± |
アカルボース | ¥5,000± |
ゼニカル | ¥5,000± |
プロザック | ¥3,000± |
②耐性がつきやすい
また、有効成分のリラグルチドは耐性がつきやすく長期使用には向かないため、一度きり最初の1ヶ月が肝心と考えた方が良いでしょう。
ー3、6kg🎉
でも体脂肪は全然減らず😭
見た目はだいぶ変わって制服がダボっとしてきた。
そういえば休薬期間とか作った方がいいのでしょうか❓使い続けても効果あるのでしょうか⁉
診察の時確認しないと。。。
そのため、痩せられる上限も良くて3~5kg程度に留まるためそれ以上のダイエットを検討している方は体重変化を見つつの第2候補への薬の切り替えが必要となってきます。
では代わりに使える安価な薬は
ということで、時点の候補として挙げられるのはフォシーガやジャディアンス、次いでゼニカルになるでしょう。
と言ってもこれらの薬は知らない方も多いと思うのでそれぞれ解説してまいります。
糖質を排出する・フォシーガ
フォシーガもサクセンダやビクトーザと同じ糖尿病治療薬ですが、前者が食欲抑制で痩せるのに対してこちらは糖質を体外に自動排出することで痩せる仕組みです。
飲むだけで尿から1日200~400kcalほど糖質(と塩分も)を排出してくれるため、一気にアンダーカロリー状態にできるほか糖尿病の予防・改善にも役立ちます。
こちらも決して安くはありませんが、費用対効果が高く長期使用も問題ないため炭水化物がやめられない方、食べすぎてしまう方、不摂生が気になる方には良いでしょう。
フォシーガ効果か!
特別、運動もしてないです
フォシーガはSGLT-2阻害薬で24時間あたり5mg/日で約64g、10mg/日では約68gの尿糖排泄します
1日約200キロカロリーダイエットできます
僕は3ヶ月飲んで172センチ64キロから61キロになりました。
どうしても甘いものを辞められない人にオススメです
飲むだけで糖質を自動排出・フォシーガ
フォシーガ(forxiga)は世界最大の製薬会社としても知られるアストラゼネカ社が製造・販売する糖尿病治療薬です。
有効成分のダパグリフロジンには糖分を体外へ排出する効果があり、飲むだけでできる糖質制限ダイエットとしてダイエット(体重減少)目的で処方されることもあります。
脂質を排出する・ゼニカル
一方こちらのゼニカルはアメリカンサイズの肥満を改善するために開発されたれっきとした肥満治療薬で、食事中の脂質を体外に自動排出することで痩せる仕組みです。
食事中からの脂質吸収を最大30%カットしてくれる効果を持ちますが、いかんせん日本人の食生活では脂質摂取量が少ないため排出量も便から1日100kcalほどに留まります。
毎日飲むというよりかは外食前に飲むことで”なかったこと”にしたりとスポットで使うことで効率的に効果を発揮できるでしょう。
3日で2キロ痩せた😂🤟
脂質の吸収を妨げる薬・ゼニカル
ゼニカル(xenical)はスイスのロシュ社が製造・販売している肥満治療・ダイエットのための医薬品です。
有効成分オルリスタットが脂肪分解酵素リパーゼのはたらきを阻害するため、食事による脂肪の吸収とカロリー摂取を抑制します。
コスパに優れるジェネリック・オベリット
オベリット(obelit)はインタス・ファーマシューティカルズ社が製造・販売する肥満治療薬です。
ゼニカルと同じ有効成分を含むジェネリック薬のため、コストパフォーマンスに優れる点が大きな特徴です。
60mgの低用量タイプもあるので副作用が気になる方でも安心。
併用で効率をUPする・メトホルミン
また、フォシーガやビクトーザ(サクセンダ)と同じ糖尿病薬でメトホルミンという薬があります。
この薬は単体ではそこまで大きな効果を発揮しないのですが、他の薬と併用することで効率的な脂肪燃焼促進が期待できます。
詳しい仕組みは以下のページをご覧いただくとして、効果としてはダイエット・アンチエイジングがあります。
57.3の27.5ですううう
メトホルミンが食べすぎた日も効いてるせいか増えてはない〜!🎃🍁🍄
毎朝ウォーキング最近続いてるから並行して少しは痩せたというか、筋肉がつきやすくなったような????
体脂肪率が減る一方❗
体脂肪率、ギリギリ標準だって。
いや、この腹肉はどう考えても標準じゃないんだが
本日 79.35
前日比 −0.45
total −6.60
昨日21時すぎにすっごい💩が出た。
フォシーガとメトホルミンの下痢の副作用がなくなってからは、カスッカスの💩しか出てなかったけど、久しぶりにちゃんと気持ちの良い💩。
多分確実に芋のおかげと思う。
今日も芋食ってみるー🤤
紹介医薬品一覧
サクセンダとビクトーザの違いまとめ
このようにサクセンダとビクトーザは違いはなく、どちらを使用しても高い確率でkg単位の体重減少が期待できます。
ただし、必ずしもコストパフォーマンスが高いとは言えなかったり長期使用には向かなかったりと弱点もあるので時点の候補は考えておいて損はありません。
また、ダイエット薬は結局何が自分の体質に合うのかは使ってみないとわからない部分も大きいので、サノレックスやアカルボースなど他の選択肢もなるべく覚えておくだけ覚えておくといつか役に立つ日が来るかもしれませんね。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。