便利な利尿薬ラシックスとルプラック、それぞれの効果や副作用の違いとは|個人輸入代行・通販ラククル

ラシックスとルプラックはどちらも即効性があり効果も高くむくみの改善には欠かせない便利な利尿薬です。

しかし、この2つの薬は一体どちらにどんな効果があるのかについてはそこまで詳しく言及されることがなかったりするので良くわからず使う方も多いのでは？

ということで、今回はそれぞれの薬の特徴や使い分けについて解説してまいります。

ラシックスとルプラックは何が違う？
通販で買えるのはルプラックのみ
アルダクトンという第三の選択肢も
1. アルダクトンの仕組み
今回紹介した医薬品一覧
ラシックスとルプラックの違いのまとめ

ラシックスとルプラックは何が違う？

ラシックスとルプラックはどちらも同じループ利尿薬という分類ですが、有効成分が違うので効果や副作用も微妙に異なります。

ということで、まずはそれぞれの特徴を確認していきましょう。

ラシックスとは…

ラシックスは1981年に登場した世界初のループ利尿薬で、短時間で効いて体内の余分な水分をバッと排出してくれる即効性に優れた薬です。

しかし、ラシックスには副作用で脱水やカリウム不足、高血糖といった副作用が起こりやすく、十分な塩分とカリウムをキープするためサプリメント摂取や栄養管理が必須という不便さがありました。

そこで薬の成分の改良が重ねられ1995年に満を持して登場したのがルプラックです。

ルプラックとは…

ルプラックはラシックスに改良が重ねられた薬で上記の副作用が起こりにくいのが特徴です。

が、良くも悪くも効果時間が長くなっているので効き方は緩やかでラシックスに比べるとキレがないとも言えます。

ということで違いを大まかにまとめると以下の通り。

薬の種類	副作用	効き	効果時間
ラシックス	出やすい	1時間	3時間
ルプラック	出にくい	2時間	6時間

ラシックスとルプラックの使い分けは

基本的にはルプラックの方が安全性の高い上位互換になるため、ラシックスをあえて使う意味はあまりありません。

実際、日本でも少しずつルプラックの方が処方されるようになってきていて、何かしら特別な理由があるときにラシックスが処方されることがある程度。

しかし、ラシックスは即効性がありキレが良いからか通販(個人輸入)では人気が高いようですね。

通販で買えるのはルプラックのみ

ちなみに、ラシックスは2019年の法規制によりネット通販(個人輸入)での購入は一切不可となっています。

残念ながら処方箋なしで購入する場合の選択肢はルプラックのみとなり、逆にもしまだ買えるようならそれは「100%違法」か「100%偽物」のどちらかになりますのでご注意ください。

ラシックス代わりの第一候補に・トール

トールは、インタス・ファーマシューティカルズ社が製造・販売しているラシックスに代わる利尿薬です。

ラシックスと同じループ利尿薬・ルプラックのジェネリック薬のため、同じ効果が期待できる上コスパ面でも優秀です。

トールの詳細

高コスパのジェネリック・ダイトール

ダイトールも同じルプラック(トラセミド)のジェネリック薬で、こちらはシプラ社が製造・販売している薬です。

ルプラックと同じ有効成分・トラセミドを同じ量含むので、効果とコスパに優れた医薬品です。

ダイトールの詳細

なぜ規制されたの…？

向精神薬でもないラシックスがなぜこのタイミングで禁止となったのかは明らかになっていませんが、巷では以下の理由によるものと噂されています。

(※長くて難しい内容のため興味のある方のみお読みください)

①スマートドラッグ絡みの理由

実はラシックスには尿とともに他の薬物も排出する作用があるためアンチ・ドーピング機構の禁止薬物にも指定されているものです。

一部ではスマートドラッグなどのドーピングの痕跡消しに利尿作用のあるラシックス(フロセミド)が使われていたようで、このタイミングでの規制はドーピング隠しが原因とも言われています。

②副作用絡みの理由

また、ラシックスは前述の通り効果が一気に出やすい分だけ副作用が出やすい薬でトラブルも多かったため「たまたま一緒に規制されただけ」という理由も考えられます。

いずれにせよ、ルプラックの今後も含め詳細な理由は公開されないため真相は「厚生労働省のみぞ知る」となります。

アルダクトンという第三の選択肢も

なお、他にも特に女性の場合はラシックスと似た効果をもつ薬としてアルダクトンという利尿薬も購入が可能となっています。

アルダクトンの仕組み

こちらも体の余分な水分を排出してむくみ改善に役立つ点は同じなのですが、男性ホルモンのはたらきを抑える作用があるため副次的に

脱毛(抜け毛)の改善
肌質(ニキビ)の改善

といった効果も期待できます。

中には体質的にラシックスやルプラックが合わない方、ニキビや薄毛に悩む方であれば選択肢の1つとして覚えておいても損はないかもしれませんね。

耳毛がめちゃくちゃ抜ける@mumemume_gorira

(アルダクトンは)元々ピルのんでいたので問題なしでした。利尿剤なので副作用で勝手に体重が4キロくらい減りました。アキュテインは飲んで10日ほどで効いてきましたが肝臓の数値がかなり悪くなるのと乾燥とフケがでます。それに比べるとアルダクトンは効果が出るのが遅いですがリスクが低いのでケースバイケースです。

午前10:32 · 2020年11月28日