イベルメクトール(ivermectol) 12mg 人間向けイベルメクチン
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
イベルメクトールの詳細
イベルメクトールとは
- 医薬品名
- イベルメクトール(Ivermectol)
- メーカー
- サンファーマ(Sun Pharma)
- 有効成分
- イベルメクチン(Ivermectin)
- 効果・効能
- 糞線虫、疥癬、毛包虫症などの寄生虫治療
- 剤形
- タブレット(tablet)
- 新型コロナの予防・治療効果で注目 有効成分のイベルメクチンは新型コロナウイルスの予防や初期症状の治療に効果があるとして注目の成分です。世界的に注文が殺到し現在入手困難です。
- 疥癬・酒さに効果あり 本来は駆虫薬としての適応で、ニキビダニによる酒さや疥癬・糞線虫症などによる症状に対して強い効果を発揮します。
- 高い安全性 有効成分のイベルメクチンはこれまで数億人に対して使用され副作用リスクが非常に低いことがわかっています。免疫の弱い方や高齢者に対しても比較的安全に使用できます。
イベルメクトールは寄生虫感染症の治療に用いられる医薬品で、糞線虫、疥癬、毛包虫症など特定の寄生虫による症状を改善します。
有効成分のイベルメクチンには寄生虫の筋肉や神経に作用し虫を麻痺させる効果があり、これにより駆虫効果をもたらします。
また、近年ではイベルメクチンは新型コロナウイルス(COVID-19)治療薬としての有効性も示唆されています。
臨床試験の結果ではウイルスを減少させる効果が確認されるなど実験的な段階ながら期待を集める成分です。
イベルメクチンを含む薬はその他にもより安価なジョンリー・ファーマのイベルジョンがありますが、有効成分と効果は全く同じためお好みのブランドをご利用ください。
製造元のサンファーマは、インドのムンバイに本社を置く製薬会社で、アメリカを始めカナダやヨーロッパなどの先進国で医薬品を製造販売しています。 日本ではあまり名前が知られていませんが、日本法人をもち日本の厚生労働省にも医薬品承認を受けるなど高い製薬技術を持ちます。
こちらの薬も人間に対しての安全使用が確立されているものであり、動物用ではありませんのでご注意ください。
効果・効能
寄生虫
イベルメクトールの有効成分イベルメクチンがなぜ寄生虫に対して効果があるのか、その仕組みはまだ完全には解明されていません。
しかし、寄生虫の神経伝達物質の伝達に関わる部位に作用し虫の筋肉や神経を麻痺・死滅させるものと考えられています。
新型コロナウイルス(COVID-19)
研究段階ではありますが、イベルメクトールは新型コロナウイルスに対する治療薬としてもその効果が期待されています。
有効成分のイベルメクチンには、新型コロナウイルスが人間の細胞に感染したり細胞内でウイルスが増殖したりするのを防げる可能性があり、予防・軽症患者への投与で成果を挙げています。
また、ウイルスによる免疫低下も起きにくいため感染・発病しても体は通常通り感染症と闘えるようになるものです。
一例ではありますが、製薬会社ICONの臨床試験結果では投与した群とそうでない群で死亡率が約10%下がったとの報告されています。
寄生虫
イベルメクチンの作用機序は、まだ完全に解明されていません。
しかし、寄生虫の筋肉・神経に存在するグルタミン酸作動性クロライドチャネルに選択的に結合することで、過分極が生じさせ寄生虫を麻痺・死滅させるものと考えられています。
グルタミン酸作動性クロライドチャネルは無脊椎動物の神経・筋細胞にのみ存在するため、人間の細胞に対してダメージを与えることなく駆虫することが可能となっています。
新型コロナウイルス(COVID-19)
新型コロナウイルスの感染・発症はウイルスが細胞核に入り込むことで細胞内で増殖、感染が促進されるものと考えられています。
ウイルスはインポーチン(Importin)と呼ばれる輸送タンパク質に結合し、核膜孔複合体(NPC)を通じて細胞核に入り込むとされていますが、イベルメクチンにはインポーチンとウイルスの結合を妨げる作用があり、感染・発症を抑制できる可能性があります。
ウイルスは単体では細胞核内に入ることができず細胞核内でしか増殖できないため、ウイルスによる症状悪化や予防の観点から効果が期待されています。
飲み方・使い方
イベルメクトールは症状に応じた用量を食事の1時間以上前(もしくは2時間以上後)の空腹時にコップ一杯の水で服用してください。
もし、(病気や特定の薬の使用により)免疫力が弱い方の場合はイベルメクチンを複数回服用する必要があるかもしれないため、服用の際は医師の指示に従ってください。
一般的な成人の用量は以下のとおりです。
寄生虫
- 河川盲目症(オンコセルカ症)
0.15mg/kgで計算した際に最も適切(近い)な用量の錠剤を12ヶ月に1回のみ服用してください。 - 糞線虫症
0.2mg/kgで計算した際に最も適切(近い)な用量の錠剤を2週間に1回服用してください。 - 回虫症・皮膚幼虫移行症・フィラリア症
0.2mg/kgを1回服用。 - 疥癬
0.2mg/kgを1回服用し2週間で繰り返す。 - 回虫症
0.2mg/kgを1回服用。
新型コロナウイルスに対しての定められた用量はありませんが、治験などで用いられた例は以下の通りです。
新型コロナウイルス(COVID-19)
- 北里研究所の治験
(軽度)0.2mg/kgを初日に1回服用 - EVMSマネジメントプロトコル
(予防)0.2mg/kgを初日と3日目に1回服用、その後4週間ごと
(軽度)0.2mg/kgを1日2回服用
詳細:https://www.evms.edu/media/evms_public/departments/internal_medicine/Marik-Covid-Protocol-Summary.pdf - FLCCC予防服用法プロトコル
(予防)0.2mg/kgを初日と48時間後に1回服用、その後2週間ごと
(軽度)イベルメクチン0.2mg/kgを1日1回、回復するまで(もしくは2~5日)
詳細:https://covid19criticalcare.com/i-mask-prophylaxis-treatment-protocol/i-mask-protocol-translations/
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温保存してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
イベルメクトールは有効成分イベルメクチンは服用により副作用を引き起こす場合があります。
以下に挙げる代表的な症状はほとんどの場合一時的なもので体の順応や薬の効果が薄れるとともに症状が回復するので治療も必要ありません。
ただし、どうしても程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
また、この薬はめまいや失神を引き起こすことがあり転倒による怪我の事例が報告されています。
座ったり横になったりしている状態からはゆっくりと起き上がるようにしたり、階段の上り下りに注意するなど服用時の行動には十分にご注意ください。
主な副作用
- 頭痛、筋肉痛
- 目まい
- 吐き気、下痢
- 軽度の発疹
ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
- 目の痛み、充血、目の腫れ、視力障害
- 重度の発疹、かゆみ、膿を伴う発疹
- 錯乱、精神状態の変化、平衡感覚障害、歩行障害
- 発熱、リンパ腺の腫れ、胃痛、関節痛、手足のむくみ
- 頻脈、呼吸困難
- 排尿や排便が制御できない
- 首や背中の痛み、けいれん
- 気を失うようなふらつき感
特に以下の場合は緊急の治療が必要となります。
アレルギー反応の徴候
- じんま疹
- 呼吸困難
- 顔、唇、舌、喉の腫れ
イベルメクトールは服用により以下の副作用を引き起こす可能性があります。
これらの副作用は体が薬に順応するにつれて消える可能性もあり通常は医師の診察も必要としません。
河川盲目症(オンコセルカ症)の治療時のみ
一般的な副作用
- 発熱、かゆみ、発疹
- 関節や筋肉の痛み
- 首、わきの下、鼠径部の痛みとリンパ腺の圧痛
- 頻拍
あまり一般的でない副作用
- 頭痛
- 顔、手、腕、足、または脚の腫れ
珍しい副作用
- 臥位または座位から立ち上がったときのふらつき
糞線虫症の治療時のみ
あまり一般的でない副作用
- 下痢
- 目まい
- 発疹・かゆみ
珍しい副作用
- 食欲不振
- 震え、揺れ、身震い
- 眠気
ただし、服用中に次のいずれかの症状が発生する場合はただちに医師の治療を受けてください。
河川盲目症(オンコセルカ症)の治療時のみ
あまり一般的でない副作用
- 眼やまぶたの刺激、痛み、発赤、腫れ
相互作用
イベルメクチンはお酒(アルコール)との相互作用があり、特定の副作用を増幅する可能性があるため併用は避けてください。
その他にも、イベルメクチンと相互作用を引き起こす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではありません。ご注意ください。
禁忌・注意点
有効成分のイベルメクチンに対してアレルギーがある場合や体重が15kg未満の子供にはイベルメクトールを服用しないでください。
また、もし以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な疾病
- 肝・腎疾患
- 癌、HIV、エイズなど免疫系を弱める可能性のある病気にかかっている
イベルメクチンは胎児に害を及ぼすかどうか不明なため、妊娠中・妊娠予定の方は医師に相談の上で服用してください。
その他、母乳に移行する可能性があり授乳中の赤ちゃんに害を及ぼす可能性があるため、赤ちゃんに授乳している場合も同様です。
よくある質問
- Q.イベルメクトールとイベルジョンは何が違うのですか?
- A.どちらも全く同じ有効成分をもつストロメクトールのジェネリックで、製薬会社が違うだけで効果に変わりはありません。ただ、イベルジョンの方がより安価ではあることが多いです。
- Q.新型コロナウイルスに効果があるんですか?
- A.いいえ。実験・臨床試験の結果でウイルスを大幅に減少させる効果が確認されてはいますが、まだ実験段階であり効果について保証するものではありません。
- Q.ペットや家畜用など動物用の薬ではないですか?
- A.はい、イベルメクトールは人間用の処方薬・ストロメクトールのジェネリックにあたる医薬品です。動物用イベルメクチン製剤ではございません。