イベルメクチンクリーム1%30gm(Ivermectin Cream)

イベルメクチンクリームとは

医薬品名

イベルメクチンクリーム(Ivermectin Cream)

メーカー

アジャンタファーマ(Ajanta Pharma Ltd)

有効成分

イベルメクチン(Ivermectin)

効果・効能

酒さ

剤形

クリーム(Cream)

イベルメクチンクリームは酒さの治療薬です。

有効成分のイベルメクチンが酒さの原因の1つであるニキビダニを殺菌することで症状を改善します。 イベルメクチンクリームは特に、ニキビのような赤いポツポツ(丘疹、膿疱)に有効性が高いことが分かっています。

早いと2週間で症状の改善がみられ、副作用も非常に少ないのが特徴です。

日本では未承認ですが、2014年にはアメリカのFDAによって酒さの治療薬として承認されており、メトロニダゾールやアゼライン酸といった従来の酒さ治療薬よりも高い効果が期待できるとされています。

製造元のアジャンダファーマ社はインドのムンバイに本拠地を置く1974年創業の製薬会社です。 抗マラリア薬のジェネリックをアフリカに提供したパイオニアとしても知られており、その他にもアジアやアメリカなど世界各国に医薬品を提供しています。 国際基準のcGPMに準拠していますので品質はご安心ください。

効果・効能

イベルメクチンクリームは顔表面のニキビダニを減らすことで酒さを改善する効果が期待できる医薬品です。

酒さはいわゆる赤ら顔の症状に加え、ニキビに似た丘疹(赤い盛り上がり)や膿疱(膿の詰まったブツブツ)が生じる場合があります。
イベルメクチンクリームは、この丘疹や膿疱に対して高い効果を発揮します。

飲み方・使い方

イベルメクチンクリームは、1日1回適量を患部に塗布してください。

ただし、以下の場所には使用しないでください。

症状が改善するまでは2週間～最大4カ月ほどかかります。

薬を保管する際には、湿気や高温を避けて室温で保管してください。誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

イベルメクチンクリームは使用によりまれに以下の副作用があらわれる場合はあります。
その場合はただちに使用を注意し医師の診察を受けてください。

相互作用

イベルメクチンクリームが他の薬剤と相互作用を引き起こす可能性は低いです。

ただし、相互作用は処方薬や市販薬、ビタミン、ハーブ製品などあらゆる成分に可能性が考えられますのでご注意ください。

禁忌・注意点

イベルメクチンクリームに含まれる成分にアレルギーがある方は使用できません。

また、妊娠中・授乳中の方も使用を避けてください。