イベルジョン(iverjohn) 3mg/6mg/12mg 人間向けイベルメクチン
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
イベルジョンの詳細
イベルジョンとは
- 医薬品名
- イベルジョン(Iverjohn)
- メーカー
- ジョンリー・ファーマシューティカルズ(JohnLee Pharmaceuticals)
- 有効成分
- イベルメクチン(Ivermectin)
- 効果・効能
- 糞線虫、疥癬、毛包虫症などの寄生虫治療
- 剤形
- タブレット(tablet)
- 新型コロナの治療薬として注目 有効成分のイベルメクチンは新型コロナウイルスの初期症状の治療・予防に効果があるとして世界的に注目を集めています。お守りとして購入される方も。
- 疥癬の特効薬として 疥癬に対して非常に強力な効果を発揮、副作用もリスクも低く寝たきりの免疫弱者や高齢者に対しても比較的安全に使用できます。
- 酒さの改善にも効果あり ニキビダニを死滅させる効果があり、慢性的な酒さ(顔の赤み、吹き出物)や紅斑などの症状を改善します。
イベルジョンは糞線虫、疥癬、毛包虫症など特定の寄生虫によって引き起こされる感染症を治療する抗寄生虫薬です。
有効成分のイベルメクチンには虫の神経や筋細胞に作用し麻痺・死滅させる効果があるため症状の緩和が期待できます。
動物用イベルメクチン製剤とは異なり、こちらは人間が安全に使用できることが確立されている医薬品です。動物用ではありませんのでご注意ください。
また、近年では新型コロナウイルス(COVID-19)治療薬としての研究も進んでいます。
臨床試験の結果ではウイルスを減少させる効果が確認されるなど実験的な段階ながら期待を集める成分となっています。
効果・効能
寄生虫
イベルジョンの有効成分イベルメクチンが寄生虫に対して効果を現す仕組みはまだ具体的には明らかになっていませんが、虫の神経や筋細胞に作用し麻痺・死滅させると考えられています。
新型コロナウイルス(COVID-19)
研究段階ではありますが、新型コロナウイルスに対する治療薬としても検討されています。
新型コロナウイルスが発病するためにはまず人間の細胞に感染する必要があり、細胞に侵入するとウイルスは細胞内で自身のコピーを大量に作成し体中へ広まっていく仕組みです。
一方でこのウイルスには感染に対する体の抵抗力を弱める作用もあるため、感染が悪化する可能性があります。
イベルメクチンにはウイルスが細胞核内に入るのをブロックする作用があるとも考えられていて、感染と抗ウイルス反応低下の両方を防げる可能性があります。
これにより感染・発病しても体は通常通り感染症と闘えるようになるものです。
一例ではありますが、製薬会社ICONの臨床試験結果ではイベルメクチン群の全死亡率(15%)は通常の治療群(25.2%)と比較して有意に低かったと報告されるなど有効性が期待されています。
新型コロナウイルス(COVID-19)
新型コロナウイルスはインポーチン(Importin)と呼ばれる輸送タンパク質に結合し、核膜孔複合体(NPC)を通じて細胞核に取り込まれることで増殖、感染が促進されると考えられています。
イベルメクチンにはインポーチンとウイルスの結合を妨げる作用があるとされ、感染を抑制する可能性があります。
ウイルスは単体では細胞核内に入ることができないため、症状の悪化や抗ウイルス反応の低下を防ぐ効果が期待されています。
飲み方・使い方
イベルジョンは症状に合わせた用量をコップ一杯の水で服用してください。
服用のタイミングは食事の1時間以上前もしくは2時間以上後の空腹に服用するようにしてください。
もし、免疫力が弱い場合(病気や特定の薬の使用によって引き起こされる)はイベルメクチンを複数回服用する必要があるかもしれません。
免疫力が弱い方が服用の際は医師の指示に従ってください。
一般的な成人の用量は以下のとおりです。
寄生虫
- 河川盲目症(オンコセルカ症)
0.15mg/kgで計算した際に最も適切(近い)な用量の錠剤を12ヶ月に1回のみ服用してください。 - 糞線虫症
0.2mg/kgで計算した際に最も適切(近い)な用量の錠剤を2週間に1回服用してください。 - 回虫症・皮膚幼虫移行症・フィラリア症
0.2mg/kgを1回服用。 - 疥癬
0.2mg/kgを1回服用し2週間で繰り返す。 - 回虫症
0.2mg/kgを1回服用。
新型コロナウイルスに対しての定められた用量はありませんが、治験などで用いられた例は以下の通りです。
新型コロナウイルス(COVID-19)
- 北里研究所の治験
(軽度)0.2mg/kgを初日に1回服用 - FLCCC予防服用法プロトコル
(予防)0.2mg/kgを初日と48時間後に1回服用、その後2週間ごと
(軽度)イベルメクチン0.2mg/kgを1日1回、回復するまで(もしくは2~5日)
詳細:https://covid19criticalcare.com/i-mask-prophylaxis-treatment-protocol/i-mask-protocol-translations/
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温保存してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
イベルジョンは有効成分イベルメクチンにより副作用を引き起こす場合があります。
以下は一般的な副作用で特に医師の治療も必要としませんが、程度が気になる場合は医師に相談してください。
特にめまいや失神については怪我を伴う場合もあるため、座ったり横になったりしている状態からはゆっくりと起き上がるようにしたり、階段の上り下りにも注意してください。
主な副作用
- 頭痛、筋肉痛
- 目まい
- 吐き気、下痢
- 軽度の発疹
ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
- 目の痛み、充血、目の腫れ、視力障害
- 重度の発疹、かゆみ、膿を伴う発疹
- 錯乱、精神状態の変化、平衡感覚障害、歩行障害
- 発熱、リンパ腺の腫れ、胃痛、関節痛、手足のむくみ
- 頻脈、呼吸困難
- 排尿や排便が制御できない
- 首や背中の痛み、けいれん
- 気を失うようなふらつき感
特に以下の場合は緊急の治療が必要となります。
アレルギー反応の徴候
- じんま疹
- 呼吸困難
- 顔、唇、舌、喉の腫れ
イベルジョンは服用により以下の副作用を引き起こす可能性があります。
これらの副作用は体が薬に順応するにつれて消える可能性もあり通常は医師の診察も必要としません。
河川盲目症(オンコセルカ症)の治療時のみ
一般的な副作用
- 発熱、かゆみ、発疹
- 関節や筋肉の痛み
- 首、わきの下、鼠径部の痛みとリンパ腺の圧痛
- 頻拍
あまり一般的でない副作用
- 頭痛
- 顔、手、腕、足、または脚の腫れ
珍しい副作用
- 臥位または座位から立ち上がったときのふらつき
糞線虫症の治療時のみ
あまり一般的でない副作用
- 下痢
- 目まい
- 発疹・かゆみ
珍しい副作用
- 食欲不振
- 震え、揺れ、身震い
- 眠気
ただし、服用中に次のいずれかの症状が発生する場合はただちに医師の治療を受けてください。
河川盲目症(オンコセルカ症)の治療時のみ
あまり一般的でない副作用
- 眼やまぶたの刺激、痛み、発赤、腫れ
相互作用
飲酒はイベルメクチンの特定の副作用を増幅する可能性があるため併用を避けてください。
その他にも、イベルメクチンと相互作用を引き起こす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではありません。ご注意ください。
禁忌・注意点
イベルジョンの有効成分イベルメクチンに対してアレルギーがある場合や体重が15kg未満の子供には薬を服用しないでください。
また、もし以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な疾病
- 肝・腎疾患
- 癌、HIV、エイズなど免疫系を弱める可能性のある病気にかかっている
イベルメクチンは胎児に害を及ぼすかどうか不明なため、妊娠中・妊娠予定の方は医師に相談の上で服用してください。
その他、母乳に移行する可能性があり授乳中の赤ちゃんに害を及ぼす可能性があるため、赤ちゃんに授乳している場合も同様です。
よくある質問
- Q.新型コロナウイルスに効くのは本当ですか?
- A.いいえ。実験結果でウイルスを大幅に減少させる効果が確認されていますが、実験段階のため効果について保証するものではありません。
- Q.人間用の薬を探しているのですが、ペットや家畜用ではないですか?
- A.こちらのイベルジョンは人間用の処方医薬品・ストロメクトールのジェネリックにあたる医薬品です。動物用イベルメクチン製剤ではございません。