ダラシン300mg(dalacin)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
ダラシンの詳細
ダラシンとは
- 医薬品名
- ダラシン(Dalacin)
- メーカー
- ファイザー(Pfizer)
- 有効成分
- クリンダマイシン塩酸塩(Clindamycin)
- 効果・効能
- ニキビ治療/感染症治療
- 剤形
- カプセル(capsule)
- 先発薬
- ダラシン(Dalacin)
ダラシンはブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌などによる感染症治療に用いられる抗生物質で、ニキビの原因菌になるアクネ菌に対しても効果があることからニキビ治療にも使用されます。
日本では通常はゲル型の外用薬が処方されることが多いため、なじみ薄いかも知れませんが特に中等度以上のニキビでは内服薬と併用する形で処方されることがあります。
製造元のファイザーはアメリカのニューヨークに本社を置く製薬会社で、ハルシオンやジスロマックなど日本でもおなじみの処方薬を数多く手がける業界最大手です。新薬メーカーなので高い製薬技術と豊富な臨床データにより同社が開発する医薬品は高価ながらも最も安全性の高い安心できる医薬品となっています。
ダラシンの有効成分クリンダマイシンは、細菌による感染症に対して効果のある抗生物質でアクネ菌に対しても抗菌効果を発揮します。
通常はクリンダマイシンゲルが処方されることが多いですが、内服薬とも併せて使用することが可能でニキビに対してより強い効果を発揮します。
クリンダマイシンは下痢を引き起こす可能性があるほか、腸に重大な問題を引き起こす可能性があります。
服用により水様または血性の下痢が生じる場合は薬の服用を中止して医師の治療を受けてください。
また、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染に対しては効果はありません。すべての細菌に効果があるわけではないためご注意ください。
効果・効能
ダラシンの有効成分クリンダマイシンは、グラム陽性菌や嫌気性菌による感染症を含む広く感染症治療に使用できる抗生物質です。
細菌のタンパク質の合成を阻害する作用があり、これによりアクネ菌をはじめとした細菌の増殖が阻害されます。
なお、クリンダマイシンは静菌的に作用する抗生物質で、細菌の繁殖を阻止しますが必ずしも細菌を殺すわけではありません。
クリンダマイシンは50Sリボソームサブユニットに可逆的に結合してペプチド結合の形成を防ぎ、細菌のタンパク質合成を阻害します。
細菌の生命維持や増殖にはリボソームという器官で行われるタンパク質合成が不可欠なため、抗菌作用を発揮します。
ただし、すべての細菌に対して効果があるわけではなく抗菌作用はグラム陽性球菌群、嫌気性菌群、アクネ菌やコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS)などに対してあらわすものです。
飲み方・使い方
1日1回1錠をぬるま湯、牛乳もしくは水で服用してください。食事の有無にかかわらず服用できますが、なるべく毎回同じ時間に服用するようにし就寝前を避けてください。
当サイトでは300mgの1種類が購入可能ですが、通常の150mgカプセルより用量が多いため初めて使用される場合はご注意ください。
服用は最低でも1ヶ月間服用し続けるようにし2ヶ月以上の服用を避けてください。
薬は常温の保管が可能で、なるべく湿気や熱、日光を避けて保存してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
以下に挙げる症状は治療を必要としない一般的な副作用です。ただし、症状はその他にも確認されているためご注意ください。
主な副作用
- 吐き気、嘔吐、胃痛
- 軽度の皮膚発疹
- 膣のかゆみやおりもの
また、クリンダマイシンの服用により水様または血性の下痢がある場合は服用を中止し、ただちに医師の治療を受けてください。
医師の指示がない限り、下痢止め薬も使用しないでください。
その他、服用後に以下の副作用が現れる場合も同様です。
治療が必要な症状
- 排便習慣の変化
- 排尿が(ほとんど)全くない
もし、使い始めて数週間後に発疹、発熱、腺の腫れ、インフルエンザのような症状、筋肉痛、重度の筋力低下、異常なあざ、皮膚や眼の黄変などがある場合は、重篤な薬物反応の徴候である可能性があります。ダラシンの使用をただちに中止し医師の治療を受けてください。
また、以下の症状はクリンダマイシンのアレルギー反応の兆候です。これらが現れる場合も同様です。
主なアレルギー反応
- じんましん、呼吸困難、顔や喉の腫れ
- 重度の皮膚反応(発熱、喉の痛み、眼の灼熱感、赤色や紫色の発疹が広がり、水疱や剥離を引き起こす)
クリンダマイシンは服用によりいくつかの副作用が発生する可能性があります。通常は効果とともに副作用も薄れていくため医師の診察を必要としません。
ただし、服用中に次の副作用のいずれかが発生した場合は、すぐに医師の治療を受けてください。
珍しい副作用
- 皮膚の亀裂
- 体の体温が失われる
- 皮膚が赤く腫れてうろこ状になる
発生率は不明
- 腹部や胃のけいれん、痛み、圧痛
- 黒色タール便
- 歯肉の出血
- 皮膚の水疱形成、剥がれ、たるみ
- むくみ
- 尿や便に血液が混じる
- かすみ目
- 胸痛
- 寒気
- 粘土色の便
- 混濁尿
- 頭の錯乱
- 咳や嗄声
- 暗色尿
- 尿量の減少
- 下痢
- 水様性で重度の下痢(血性のこともある)
- 嚥下困難
- 目まい
- 横になったり座ったりした姿勢から突然立ち上がったときのめまい、失神、ふらつき
- 口渇
- 心拍数の増加
- 発熱(寒気を伴うこともある)
- 全身のだるさや脱力感
- 頭痛
- 胸焼け
- 心停止
- じんましん、はれもの、かゆみ、かぶれ
- 喉の渇きの増大
- 膣または陰部のかゆみ
- 関節や筋肉の痛み
- 食欲不振
- 腰やわき腹の痛み
- 悪心・嘔吐
- 呼吸停止
- 脈や血圧がなくなる
- 性交痛
- 排尿時の痛みや排尿困難
- 皮膚に赤い斑点が発生する
- まぶたや目、顔、唇、舌の周りの腫れ
- 皮膚に平坦(または小さな隆起した病変を持つ)発疹
- 赤色の皮膚病変(しばしば中心部が紫色)
- 目が赤くなりヒリヒリ痛む
- 皮膚の発赤
- 咽頭痛
- 口内炎、潰瘍、口の中や唇の白い斑点
- リンパ腺の腫れ
- 濃くて白いおりものの発生(においはないか、軽いにおいがある)
- 喉の渇き
- 胸部圧迫感
- 呼吸困難
- 意識消失
- 不快な口臭
- 異常な出血やあざ
- 異常な疲労や衰弱
- 異常な体重減少
- 吐血
- 目や皮膚の黄変
相互作用
ダラシンの有効成分クリンダマイシンは、特に以下の医薬品と相互作用を引き起こす可能性があり併用を避けてください。
相互作用を引き起こす成分
- ワクチン(BCG、コレラ、腸チフス)
- CYP3A4誘導剤
- リンコサミド系抗生物質
- ピコスルファートナトリウム
クリンダマイシンに影響を及ぼす可能性は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられるため全てについて列挙しているわけではありません。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみとなります。
禁忌
ダラシンの有効成分クリンダマイシンに対してアレルギーがある場合は服用しないでください。
また、以下に該当する場合は医師に相談の上、安全性を確認した上で服用してください。
医師に確認が必要なケース
- 大腸炎、クローン病、その他の腸の疾患
- 湿疹、アレルギー性皮膚反応
- 腎臓病
- 肝疾患
- 喘息、アスピリンに対する重度のアレルギー反応
- 黄色の食用染料に対するアレルギー
- 妊娠中、授乳中
また、医師の相談なしに子供への投与もしないでください。
よくある質問
- Q.抗生物質がニキビにも効果があるのですか?
- A.はい、ニキビの原因菌であるアクネ菌に対して抗菌作用があるためニキビに対しても効果が期待できます。
- Q.どんなニキビに対しても効果がありますか?
- A.はい、特に膿を内包している赤ニキビや黄ニキビに対しては高い効果が期待できます。