レチノA0.025%/0.05%(RETINO-A Cream)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
レチノAの詳細
レチノAとは
- 医薬品名
- レチノA(Retino A)
- メーカー
- サン・ファーマ(Sun Pharmaceutical Industries)
- 有効成分
- トレチノイン(Tretinoin)
- 効果・効能
- ニキビ治療
- 剤形
- クリーム(cream)
レチノAは、1971年にジョンソン・アンド・ジョンソンが製造・販売を開始したニキビ治療薬・レチンAのジェネリック医薬品です。
先発薬のレチンAと同じ有効成分トレチノインが同じ量含まれているため、低い価格ながら同じ効果が期待できます。
製造元のサン・ファーマはインドのムンバイに本社を置く製薬会社で、日本法人をもち日本の厚生労働省にも医薬品承認を受けるなど高い製薬技術があるのが大きな特徴です。
レチンAの有効成分トレチノインは、ビタミンA誘導体で肌のターンオーバーを促進するためニキビ治療、光老化に効果があります。
シミ・シワ・たるみなど肌老化の8割を占めると言われる光老化に対して効果を発揮する数少ない処方薬で、人間の血液中にごく微量流れている成分であるためアレルギーを起こさない点も大きな特徴です。
ただし、紫外線に弱く太陽光によって分解してしまうほか、特有の日焼けを誘発し消えなくなるため就寝前の使用に留めましょう。
効果・効能
レチノAの有効成分トレチノインは、ビタミンAの50~100倍効果をもつビタミンA誘導体で、ニキビやニキビ跡、光老化(シミ・シワ・たるみ)の改善に効果のある医薬品です。
トレチノインは継続的に外用することで表皮細胞を活性化させ表皮のターンオーバーを促進する作用があります。
これにより美容皮膚科などでも良く処方されていますが、紫外線に弱く太陽光によって分解してしまうほか、特有の日焼けを誘発し消えなくなるため塗布中の紫外線には注意が必要です。
トレチノインによって基底層の角化細胞で細胞増殖因子HB-EGFが分泌され、傍分泌により表皮細胞の増殖が促進される効果があります。
これにより表皮のターンオーバーが促進されるため、表皮内のメラニンが排出されます。
また、紫外線により発現亢進するタンパク質c-Junによって引き起こされるプロコラーゲン転写の抑制をトレチノインが妨げる、抗AP-1作用によりMMPの発現を抑制する、紫外線によるTGF-βシグナルの抑制を防ぐ、といった作用がある。
これにより長期外用によって真皮線維芽細胞のコラーゲン産生促進、MMP抑制などの作用で光老化に対する抑制といった効果があるほか老化による真皮の肌痩せ(菲薄化)を抑え、皮膚のハリを取り戻す効果が期待できる。
皮脂の分泌を抑制するはたらきももつため、ニキビ治療に対しても効果を発揮する。
飲み方・使い方
(薬を使用する前後は)手を洗った状態で、1日1回就寝前に患部に薄く塗り拡げてください。
当サイトでは0.025%/0.05%の2種類が購入可能ですが、初めて使用される場合は0.025%から使い始めて様子見しながら用量を調整してください。
患部の皮膚は事前に洗って乾燥させておいてください。洗浄後は20~30分待ちしっかり乾かすことをおすすめします。
効果が完全に現れるまで数週間かかる場合がありますが、連続使用期間は最長でも8週間程度に留めてください。
薬は常温の保管が可能で、なるべく湿気や熱、日光を避けて保存してください。
また、経口摂取は禁止されています。特に火傷の可能性があるため口、鼻、目に入らないようにしてください。
誤飲などを避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
以下に挙げる症状は医師の治療を必要としない一般的な副作用です。
ただし、症状はその他にも確認されているためご注意ください。
主な副作用
- 皮膚に温かみを感じる
- 灼熱感、刺すような痛み
- 皮膚の色の変化
ただし、乾燥肌、発赤、腫れ、水疱、および剥離が生じる場合は医師に相談の上で使用をしばらく停止するか、使用量を変更するか、使用頻度を変更してください。
また、稀に以下の副作用が起こりますが、この場合はただちに医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
- 発疹などのアレルギー反応の徴候
- じんましん
- かゆみ
- 発熱を伴うまたは伴わない皮膚の発赤、腫脹、水疱、または剥離
- 喘鳴
- 胸やのどのつかえ
- 呼吸、嚥下、会話の障害
- 異常な嗄声
- 口、顔、唇、舌、のどの腫れ
- 肌の反応が非常に悪い、気になる、消えない
トレチノインは服用によりいくつかの副作用が発生する可能性があります。通常は効果とともに副作用も薄れていくため医師の診察を必要としません。
ただし、気になる場合は医師に相談することで予防・改善できる場合があります。
一般的な副作用
- 皮膚の灼熱感、かゆみ、刺痛、鱗屑、または発赤
- 肌の荒れやわずかな剥がれ(軽度)
- 皮膚の黒ずみ
- 肌の色が明るくなる
- 治療領域の肌の美白
- 皮膚の発赤(軽度)
- 異常な皮膚の乾燥(軽度)
- 異常に肌が暖かい(軽度)
ただし、服用中に次の副作用のいずれかが発生した場合は、すぐに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
- 灼熱感、刺すような痛み、皮膚の剥離、発赤、皮膚の異常な乾燥(重度)
あまり一般的でない副作用
- 塗布部位の乾燥、疼痛、発赤、刺激感、剥離
相互作用
トレチノインクリームや、その他の医薬品、食品、または物質とのアレルギーをもつ場合は医師に相談し、安全性を確認の上で薬を使用してください。
以下に該当する場合も同様です。
医師に確認が必要なケース
- 皮膚が日焼けしている、光に敏感である、その他に皮膚の問題を抱えている
- 皮膚を光に敏感にする可能性のある薬物を服用している
また、レチノAの有効成分トレチノインは一部のマルチビタミンと相互作用を引き起こし、有害作用/毒性作用を増強する可能性があります。組み合わせを避けてください。
併用を避けた方が良い成分
- マルチビタミン/フッ化物(ビタミンADE入り)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンADEK、葉酸、鉄を含む)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンAE入り、鉄なし)
トレチノインに影響を及ぼす可能性は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられるため全てについて列挙しているわけではありません。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみとなります。
禁忌・注意点
レチノAの有効成分トレチノインに対してアレルギーがある場合は使用しないでください。
また、以下に該当する場合も禁忌です。
薬を使用できないケース
- 切り傷、擦り傷、湿疹、または損傷した皮膚への使用
- 使用中に紫外線(太陽、医療用の太陽灯、日焼け用ベッド)を浴びること
また、胎児・乳児への影響も不明のため妊娠中・出産後の女性も同様に医師に相談してください。
よくある質問
- Q.日中の使用は避けた方が良いですか?
- A.はい、トレチノイン使用中は紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。
逆にシミを増やしてしまうため就寝前のみの使用をおすすめします。 - Q.使い始めたら皮膚がむけたり、赤くなってきます。医師の治療を受けた方が良いですか?
- A.この現象はトレチノインを使用した際の多くで起こる現象です。
治療は不要ですが皮膚のバリア機能が失われているため保湿・紫外線に対するケアを今まで以上に入念に行ってください。