性ホルモンUP、活性酸素を阻害etc…メラトニンがもつ抗老化効果の実際は

性ホルモンUP、活性酸素を阻害etc…メラトニンがもつ抗老化効果の実際は

メラトニンと言えば、近年アンチエイジング(抗老化)作用で注目を集める薬でネットでも服用する方が増えているようです。

誰もが望む「体が若返る」という効果は気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、メラトニンのリアルな抗老化作用について詳しく解説していきたいと思います。

もとは睡眠のためのホルモンですが…

メラトニンの睡眠サプリとしての効果

メラトニンは人間の脳内でも分泌される神経伝達物質の一種で、入眠や睡眠リズムなど主に睡眠の改善を司る作用をもつので分泌を増やしたり補ってあげることで

  • なかなか眠れない、寝付きが悪い
  • 昼夜逆転など睡眠リズムの崩れ

といった睡眠障害(入眠障害)にまつわる症状改善が期待できるものです。

医学的にもれっきとした効果が認められている割には世界ではサプリとして販売されるほど副作用の心配がほぼないのが特徴で、これだけでも睡眠障害の改善が見込める割に誰でも扱える便利さがあります。

睡眠サプリのメラトニンで抗老化?

このようにメラトニンは便利な睡眠サプリではあったのですが、実はその効果はそれだけではなく1993年には非常に強力な抗酸化作用を持つことも判明

体の老化に関わる活性酸素を抑制・除去することにより加齢を遅らせる(若返り)効果をもたらすとしてアンチエイジング界隈で一躍注目を集めることとなったわけです。

抗酸化作用で抗老化ってどういうこと?

活性酸素で酸化(老化)促進の流れ

人間にとって酸素は行きていく上で必要不可欠な物質で、呼吸によって毎秒肺から取り込まれることで生命が保たれています。

しかし、体内では摂取した酸素のうち数%ほどは体内で通常より活性化された活性酸素になることがわかっていて、この活性酸素こそが体の細胞にダメージを与え種々の疾患や癌、老化現象の原因となることが示されています。

人間は一応この活性酸素を除去できるシステムを体内にも持ってはいるのですが、悲しいかな歳を取るとともにこのシステムは弱まっていくもので、どうしても最終的に細胞老化が引き起されてしまうんですね。

キーはミトコンドリア

この活性酸素は人間の細胞内にあるミトコンドリアが発生源とされていて、体内に取り込んだ酸素の90%以上がここで使われる性質上どうしても活性酸素が生じてしまうのは避けては通れないものとなっています。

しかし、ここで登場するのがメラトニンでこの物質は活性酸素を消去できる機能を持つとともにミトコンドリアにまで入り込むことができる数少ない性質をもつので活性酸素のダメージから体を守ってくれる仕組みです。

しかもその強力な抗酸化作用は抗酸化ビタミンとして知られるビタミンEの6~10倍とも言われ、近年はガンの補助療法として併用が認められるほど…という点からもその効果は推して知るべしと言えるでしょう。

メラトニンの多彩な効果

その他にもメラトニンは

  • 体内時計の調節
  • 睡眠の維持と質の向上
  • 時差ぼけの解消
  • 抗ストレス作用
  • 抗酸化作用
  • 免疫力増強作用
  • 抗腫瘍作用
  • 抗うつ作用

など多彩な作用が明らかになっているのですが、悲しいかなメラトニンもまた加齢により大幅に分泌が減衰していくのが避けられません。

なので、サプリなどで補充したり分泌促進をし続けることではじめて老化を遅らせるアンチエイジング効果が実感できるというわけです。

抗酸化作用で若返りを・メラトニン

メラトニン5mg/10mg/20mg(バイタルミー)

メラトニンは睡眠リズムの昼夜逆転やなかなか寝付けない入眠障害の改善効果があるサプリメントです。

医学的な効果が認められながらも副作用リスクが非常に少ないため、分類としてはサプリメントとして比較的誰でも安全に使用できる成分となっています。

併用で抗老化・寿命を最大限高める薬も

メトホルミンで健康の方よりも長寿に

さらに、似たようなアンチエイジング効果をもつ医薬品の1つにメトホルミンが挙げられます。こちらはもともと糖尿病の薬なのですが、普通の方が飲んでも

  • 心血管リスク低減
    中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果
  • 抗がん作用
    がん細胞の生成抑制や除去
  • 腸内環境の改善
    腸内フローラを変化させ酪酸産生を増加

など様々な抗老化作用が明らかになっている近年注目の成分で、飲み続けることで人間の寿命を大幅に伸ばす効果があるとしてアンチエイジング界隈で注目を集めています。

アメリカ国立老化研究所による研究ではなんと健康な人よりメトホルミンを飲む糖尿病患者の方が寿命が長かったと公表されるなど(健康)寿命の延長に有効性が高い成分と考えられています。

ダイエット目的としても有効

ちなみにこのメトホルミンは体脂肪の燃焼促進効果もあるため服用するだけで体重増加を防ぎダイエットできる効果をもちます。

単体では減量効果も緩やかですが、他のダイエット法と組み合わせることで効率的に脂肪を燃焼できるため効率的に痩せることができます。

うまるのアイコン
うまる@22marugaodougan
最近の体重のせてなかったけど、
57.3の27.5ですううう
メトホルミンが食べすぎた日も効いてるせいか増えてはない〜!🎃🍁🍄
毎朝ウォーキング最近続いてるから並行して少しは痩せたというか、筋肉がつきやすくなったような????
体脂肪率が減る一方❗
午前8:31 · 2020年9月25日
Hleath Care youtubeのアイコン
Hleath Care youtube@8FKT62lROYmzTZ5
「メトホルミン摂取 2週間」

痩せ薬、アンチエイジングと噂のメトホルミン

摂取から2週間 痩せた
皮下脂肪が減っていた。
ただし食事内容や運動の兼ね合いもあると思う。

実年齢32歳
体内年齢29歳

引き続き実験を続ける
午後6:40 · 2021年8月12日
ヨッシーのアイコン
ヨッシー@hM9xWfKL1Thjvsl
メトホルミンは大変興味深いです。米国NIHはアンチエイジングに寄与するエビデンスの1つにあげてています。メトホルミンで治療している患者は長生きする事も示されています。インスリン抵抗性の改善の他に腸管バリア機能の回復や抗炎症作用の論文も出ています。キラーT細胞との関与進めて欲しいです。
午前7:36 · 2021年8月26日

抗肥満/抗老化作用が注目・グリコメット

グリコメット500mg/850mg(glycomet)メトグルコジェネリック

グリコメットはUSV社が製造・販売する糖尿病治療薬・メトグルコのジェネリック薬です。

有効成分のメトホルミンには肥満を防ぐほか抗老化、抗がん作用など多くの効果が認められる薬で服用により寿命が大幅に伸びるとも言われています。

今回紹介した医薬品一覧

メラトニンの抗老化効果のまとめ

メラトニンとメトホルミンはいずれも抗老化作用をもつ安価な薬でアンチエイジングには欠かせない存在となりつつあります。

臨床試験の結果では長年飲めば飲み続けるほどその抗老化作用が高まることでも知られているので、人生が折り返しに差しかかった方はあらかじめ飲み始めていても良いかもしれませんね。

もちろん若くて健康な人が飲んでも高い抗肥満・抗老化作用が得られるので、ダイエット薬との併用も含めて検討してみるのも有効でしょう。

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ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。