ルボックスと言えば、飲むだけで不安や焦燥が強めなうつ病に良く効いてくれる日本でもおなじみの抗うつ剤ですね。
そんなルボックスの有効成分フルボキサミンが最近ネットで「新型コロナの治療・予防に対して効果が」と話題になっているようですね。
うつ病の薬がコロナに有効とは一体どういう仕組みなのか…、実際に使用した場合に見込める効果について詳しく解説してまいります。
なぜうつ病の薬がコロナに効く?
新型コロナは感染・発症すると肺で炎症を引き起こし死亡へと至りますが、このとき免疫細胞がウイルスと戦うために作るサイトカインが延々と放出され続け自身の細胞を傷づけてしまう現象(サイトカインストーム)が問題となっています。
その一方で、ルボックスはうつ病に効いてくれる一方で炎症に関わるシグマ1受容体と呼ばれる部位に結合しやすいという性質が前々から知られていました。
このシグマ1受容体は実はサイトカインストームにも関わりがある受容体、なのであらかじめ薬が結合しておくことで免疫が暴走してもストッパー的に症状を抑えてくれるとされています。
海外で行われた臨床試験では
実際、海外で行われた臨床試験では以下のように報告されています。
152人の患者が試験を完了。悪化はフルボキサミン群の患者80人中0人、プラセボ群の患者72人中6人で発生しました。
フルボキサミン群には1件の重篤な有害事象と11件の他の有害事象がありましたが、プラセボ群には6件の重篤な有害事象と12件の他の有害事象がありました。引用元:https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2773108
このように、テストの件数は少ないながらも重症化したケースがなんと0件となかなかインパクトのある結果が出ていて、新型コロナの予防・治療に対して効果が期待されているというものです。
実際の体験談をみると
実際、SNSでルボックス(フルボキサミン)を新型コロナに対して使用した体験談や口コミを見ると、効果が得られているとの報告も多く見受けられます。
まだ確証が無いので書いていませんでしたが、私の血液状態が抗うつ剤フルボキサミンで改善された可能性があります。
一番大きな変化がリンパ球で、16.3%だったのが28.1%まで改善されていました。
以下具体的な数字を書いて行きます。
SSRIタイプの抗うつ薬全般に効果が
なお、効果が見込めるのはルボックスだけでなくSSRIタイプの抗うつ薬であれば、新型コロナウイルスが血小板を攻撃する際に放出されるセロトニンを回収できるため発症率50%減の保護効果が得られるとされています。
ただ、特にその中でもシグマ1受容体への影響度が高いルボックス(フルボキサミン)に限っては追加でさらに50%減の保護効果が得られるので、他のSSRIと比較して非常に優秀な防御力を発揮するため取り沙汰される機会が多くなっているようです。
しかし実際の使用では注意点も多く
しかし、ルボックスはれっきとした効果のある薬だけに普通の人がむやみに服用すると副作用で何らかの症状が現れる可能性がある…というのもまた事実です。
健康な方が使用した場合の主な副作用は以下の通りで、いずれも症状の内容は軽度ではあるものの全くのノーリスクとはいきません。
胸焼け / 吐き気 / 食欲不振 / 眠気 / 口渇 / 便秘
もし新型コロナの予防・治療目的でもし服用されるようであれば、医師と相談の上で自分の体への影響を確認した方が良いでしょう。
他に効果が期待される既存薬もある
ちなみに既存薬では他にも抗寄生虫薬のイベルメクチンなどもまたコロナに対しての効果ありと期待される薬となっています。
しかし、なぜ疥癬などに使われる駆虫薬が「なぜ新型コロナウイルスに使われるのか」と不思議に思う方も多いようなので簡単に説明してまいります。
イベルメクチンがコロナに効くとされる仕組み
まず、新型コロナウイルスは体内に入るとインポーチンと呼ばれる物質に乗ってさらに細胞の内部へと入り込んでくるとされています。そして、細胞内に入ると自身のコピー作成をひたすら繰り返して発病へと至る…という仕組みです。
イベルメクチンにはウイルスがインポーチンに結合するのをブロックする作用があるとされ細胞の中に入ってくることがありません。
細胞の中に入れなければウイルスも活発に活動することができないので、予防・症状改善の可能性が期待されているんですね。臨床試験の結果でもその効果は徐々に明らかになりつつあるようで
医学誌CHEST「25.2%だった軽症、重症者の致死率が15%まで減少」
引用元:https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(20)34898-4/pdf
ユタ大学「8.5%あった致死率がイベルメクチン使用で1.4%まで低下」
引用元:https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/COVID-19_Illness_jp.pdf
など有益と思しき報告も多く見受けられます。
幸いラククルでは現在もわずかながら在庫がありますが世界的に枯渇しつつある薬なのでご検討中の方はお早めに。
【在庫残少】イベルジョン(人間用イベルメクチン薬)
イベルジョンは、ジョンリー・ファーマ社が製造・販売する人間用のイベルメクチン薬で主に寄生虫を死滅させる効果があります。
先発薬のストロメクトールと同じ有効成分イベルメクチンを含むジェネリック薬で、高い効果をもちながらも価格が安い点が特徴です。
現在、非常に人気の高い商品となっておりますのでご検討中の方はお早めに。
ルボックスの新型コロナへの効果のまとめ
イベルメクチンはただコロナに効くだけでなくワクチンと違って初期の治療や予防にも効果があり変異型にも対応しているという点が人気の理由となっているようです。
もちろん、その有効性がまだ正式に認められたわけではありませんが自宅療養のまま放置され死亡する最悪のケースを恐れてお守り代わりに購入される方が多いようですね。
新型コロナウイルスについてはまだ不明な点も多く何が正解という行動もありませんが、「備えあれば憂いなし」で万が一に備えておいても損ではなさそうです。
Author
投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。