【抜け毛が減らない・止まらない】フィンペシアを使ってもまるで効果がない時の対策

「フィンペシアでも効果なし」抜け毛が減らない・止まらないときの対策

フィンペシアと言えば日本でもおなじみプロペシアの格安ジェネリック薬で、月1,000円代からできるAGA治療として高い人気を誇ります。

男性型の脱毛を95%以上もの確率で改善してくれる優れた薬…なのですが、中には「服用しても脱毛(抜け毛)が減らない」というケースもあるようです。

そんなとき一体どうすれば良いのか、薬が効かなかった場合の対処法について解説してまいります。

フィンペシアで効果がないときのチェックシート

フィンペシアは男性のAGAを97~98%以上もの高確率で食い止めてくれる脱毛(抜け毛)の特効薬とも言うべき存在ですね。

ただ、それでも中には「抜け毛が止まらない、減らない」という方がいるのも事実でSNSでも良くそんな声を目にすることがあります。

原因は色々と考えられますが特に多いのは以下の3パターン、まずは1つずつチェックしていきましょう。

①使い始めてまだ半年以内

プロペシアを飲んで毛が抜ける=生える可能性が高い

髪の毛の寿命は男性で3~5年ほどあるので、その全てが生え変わり1本残らずプロペシアの影響を受けた完全状態になるまでも必然と3~5年かかることになります。

AGA治療は意外と地味で長い道のりで1~2ヶ月薬を飲み続けたくらいで効果が出るようなものでもないので、できれば1年、最低でも半年は薬を継続した上で効果を判断したいですね。

初期脱毛は多いほど生える

ちなみにフィンペシアは飲み始めの1~4ヶ月間に髪の毛が抜け落ちる初期脱毛という期間が発生することがあります。

これはただ髪が抜けているわけではなくフィンペシアの恩恵を受けた新たな髪の毛が生まれ変わってきている状態

見た目にはともかくAGA治療においては実は非常に良い徴候で、抜ければ抜けるほど髪の毛が生えてくると言っても過言ではないのでご安心ください。

②実はAGAではない

AGAの遺伝的要素で重要なのは母方の祖父

フィンペシアは男性型脱毛症(AGA)という男性ホルモン由来の抜け毛・薄毛に効く薬なので

  • 円形脱毛症
    主にストレスやアレルギーで発症する脱毛症で、コイン大の局所でぽっかり髪の毛が抜けてしまうのが特徴。
  • ひこう性脱毛症
    フケなどで頭皮環境が悪化すると発症する脱毛症で、菌の繁殖により頭皮の炎症を伴うのが特徴。
  • 脂漏性脱毛症
    何らかの理由で常在菌が増殖すると発症する脱毛症で、こちらも炎症を伴うのが特徴。
  • 圧迫性脱毛症
    帽子やヘルメットの長時間着用より発症する脱毛症で、特に圧迫部位でのみ脱毛が起きるのが特徴。

など、そもそもの原因が異なる脱毛症に対しては効果がありません。

男性型脱毛症(AGA)かどうかの詳しい診断は専門家判断になりますが、例えば「頭頂部や生え際から脱毛が進行しているか」「親族(特に母方の祖父)が薄毛か」などが簡単なチェックポイントになります。

③生やそうとする土壌に問題がある

フィンペシアは男性の97~98%の方に効果が見込める薬で、効かない人の方がいないというくらいAGAに対して高い有効性を誇るのは事実です。

…が、魔法の薬というわけでもないので「フィンペシアを飲んでるから安心!」と不摂生し放題になってしまっては思うような効果も得られません。

耳が痛い話かもしれませんが、AGA治療において薬の服用と生活習慣改善は同じくらい大切なものなので

  • 食習慣が乱れている
  • ストレスを受けている
  • 睡眠の質が低い
  • 運動習慣がない

に心当たりのある場合はAGA治療薬の強さを引き上げてしまう前に一度これを見直してみて欲しいですね。

ちなみに食習慣でいうと特に気にかけたいのは亜鉛で、男性ホルモン・テストステロンがAGAの原因物質ジヒドロテストステロンへと変換されるのを妨げてくれます。

本当に効果がなかった場合は

しかし、フィンペシアも万人に効果があるわけではないためどうしても1~2%程度の方では脱毛が進行してしまいます。

もし上記すべてに該当しないのに、なお脱毛が止まらない場合にまず最初に思いつく選択肢はやはりザガーロへの切り替えでしょう。

原因物質の産生をブロックするザガーロを

プロペシアとザガーロの作用機序の違い

ザガーロはフィンペシアの上位互換的な存在で、「フィンペシアの1.6倍の効果」と言われる抜け毛が止まらない・減らない方の最後の砦的な存在です。

ザガーロはAGAの原因物質・ジヒドロテストステロンの生成に関わる5α還元酵素を1型・2型の両方ともブロックしてくれるのが特徴。

特に中高度と進行したAGAに対して高い有効性をもつ薬でまさにフィンペシアが効かない人のための薬と言えますね。

ROOのアイコン
ROO★★★★★
母方の祖父も曽祖父も比較的若い頃からスキンという強力な遺伝家系です。
体質的にジヒドロテストステロンが出やすいのかフィンペシアも全然からっきしで抑えられてなかったのですがデュタステリドでは一転して激的に効いてくれました。
ずっと塗りミノキとの併用ですが効果が噛み合うとここまで違うのかってくらい抜け毛も薄毛も改善してくれて自分で言うのも今は本当にフサフサと言っていいくらいまで見違えてます。
副作用もあるし体質も人それぞれ違うから最初からおすすめはもちろんできないですけど何を試してもダメだった方は絶対使って見る価値はあると思います。
ベスのアイコン
ベス★★★★★
周りの人間が何人もこの薬でめちゃくちゃ生えていくのを目の当たりにしてきました
そして実際自分でも使ってみてわかりますがこれはまじで生えます
少しずつ多く太くなっていく感じなので少なくとも半年は必要かなと思いますがそれでも個人的には超おすすめです
薬を始めてからすごい植毛疑われるようになったので久しぶりに会う人には要注意かも笑

ザガーロ ジェネリックの定番・デュプロスト

デュプロスト0.5 mg(duprost)アボダートジェネリック

デュプロストもシプラ社が製造・販売する男性専用のAGA治療薬です。

先発薬のザガーロと同じ有効成分デュタステリドによりプロペシアよりもより強い脱毛阻害効果が期待できます。

こちらもミノキシジルと競合しないため併用によりさらに高い発毛効果をもたらします。

ただし、効果が高い分副作用も強まるので「1.6倍なら最初からこっちで」的な発想で最初から安易にこの薬を使うのは辞めておきましょう。

また、プロペシアとザガーロの併用には効果がないため併用しないようにご注意ください。

併用により相乗効果が期待できる薬

また、抜け毛が止まらないという主旨からは若干外れますが発毛を促進する薬を併用することで発毛と脱毛の割合を逆転できる可能性もあります。

リアップの有効成分でおなじみミノキシジルは世界で唯一の発毛効果を持つ医薬品成分で、血流を改善し髪に栄養を効率的に届けたり発毛因子を活性化といった役割を担います。

ちなみにミノキシジルと一言で言っても剤形には種類があり、その効果も塗り薬(外用)と飲み薬(内服)で大きく異なります。

  • ミノキシジルスプレー
    リアップなどでおなじみスプレータイプ。副作用リスクがほぼ無いが効果はマイルド。
  • ミノキシジルタブレット
    内服タイプのミノキシジルで、副作用がやや強いが発毛効果においては最強。

まずはスプレーから試してみて、どうしても改善が見られないようであればタブレットという選択肢も検討してもいいかもしれませんね。

ミノキシジル製品ならおすすめはコレ!

リアップX5の2倍の含有量・ツゲイン

ツゲイン2%/5%/10% 60ml(tugain)ロゲインジェネリック

ツゲインはシプラ社が製造・販売しているスプレータイプのミノキシジル薬で、毛乳頭細胞や毛母細胞を活性化する作用により発毛効果をもたらします。

国内で最も効果の高い「リアップX5」よりもさらに高濃度のミノキシジルを配合している点が大きな特徴です。

単体でも発毛効果が見込めますが、フィンペシアやザガーロとの併用によってさらに高い効果をもたらします。

最大の発毛効果をもつミノキシジル・ロニタブ

ロニタブ(lonitab) 5mg/10mg

ロニタブはインタス・ファーマ社が製造・販売する内服タイプのミノキシジル薬です。

いわゆるミノキシジルタブレットと呼ばれるミノキシジルの中でも最も発毛効果が高いタイプの医薬品です。

ジェネリックのため大変お買い得でお求めやすくなっています。

今回紹介した医薬品一覧

フィンペシアで効果が無い時の対処法まとめ

実は薬というものは有効成分が全く同じでも製法や添加剤が違えば効果の度合いも薬それぞれで異なるものです。

そのため、フィンペシアで効果がなければフィンカーやフィンサバなど別の薬に変更してみることで思わぬ効果が得られる可能性もゼロではありません。

体質は人それぞれ違うもので発毛も条件1つ違うだけで生える生えないがあり得るので、脱毛が止まらなくても諦めず色々な要素を試して自分の体にベストな施策を見つけてみてください。

プロペシアからザガーロまで

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