デキサメタゾンといえば、日本でも古くから親しまれるステロイド薬で炎症やアレルギーをはじめ幅広い症状に有効な便利な薬です。
そのデキサメタゾンが今、「新型コロナにも効く」として注目を集めているようで各通販サイトでも在庫がなくなりつつあるようですね。
果たして本当に効果はあるのか、あるならどこから入手(購入)可能なのかを解説してまいります。
本当に新型コロナに効果があるのか
デキサメタゾンはいわゆるステロイドの一種で、炎症やアレルギーを抑えたりといった作用をもち非常に多くの疾患に効果のある便利な成分です。
「ステロイドがコロナのようなウイルスに効く」というのは少し想像しにくいかもしれませんね。
しかし、新型コロナへの効果はすでに2020年6月にイギリスオックスフォード大の臨床試験結果により死亡率を下げると明らかになっていて
約2000人の新型コロナ患者にデキサメタゾン6mgを1日1回を10日間投与。それ以外の約4000人の患者と容体を比較した。
その結果、人工呼吸器が必要な患者の28日死亡率が40%から28%に下がり、酸素吸入の患者も死亡率が25%から20%に下がった。
ピーター・ホービー教授は「今のところ生存率を改善するのはこの薬だけだ。重症患者ほどメリットが大きく標準治療となるはず。」と述べている。
引用元:https://www.ox.ac.uk/news/2020-06-16-dexamethasone-reduces-death-hospitalised-patients-severe-respiratory-complications
と報告されています。
予防的に使えたり軽症患者に効果のある成分ではないものの、重症化した際でも一般人でも手に入る安価な薬で死亡率が大幅に抑えられるというのは大きな発見と言えそうですね。
デキサメタゾンは日本でもすでに中等~重症の新型コロナ患者に処方されていますが、現状入院ができず在宅死が発生している現状では医師からも在宅でも入手できるようはたらきかける声もあるようです。
デキサメタゾンを入手(購入)する方法
デキサメタゾンは市販薬にも含まれる成分ですが、残念ながらこれは塗り薬のため役には立ちません。
では医院に行けば錠剤タイプの薬がもらえるのかと言うとそういうわけにはいかず、結局症状がないのに処方してもらうことは難しいです。
なので、もし一般の方がデキサメタゾンを入手するとなった場合はネット通販(個人輸入)での購入という選択肢が一番現実的と言えそうです。
個人輸入で買えるデキサメタゾン
【在庫残】デキソナ(デキサメタゾン錠)
デキソナ(dexona)はザイダス・カディラ社が製造・販売しているステロイドで、アレルギー性疾患、皮膚疾患をはじめ多岐に渡る症状の治療に用いられる利便性の高い医薬品です。
有効成分デキサメタゾンには抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用があり種々の症状の抑制に役立ちます。
このように、実はたいていの医薬品は処方薬であっても個人的に使用する用途であれば海外から個人輸入という形で取り寄せすることが可能となっています。
個人輸入とは?
輸入と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、実際はamazonや楽天と同じネット通販として利用できるため特に煩わしい手間があるわけではありません。
例えば日本ではファッションサイトのBUYMAや海外amazonから品物を取り寄せてくれるサービスなどが有名ですが、それと同じで「海外から品物を取り寄せてくれるサービス」と考えて良いでしょう。もちろんそれ自体は法律的な問題もありません。
副作用に精神作用がある?
ところで、デキサメタゾンは主にSNSで「精神疾患を引き起こす」「まともじゃなくなる」とも噂されているようですが、こちらの真偽も気になるところですね。
結論から言うとこれはガセで、確かにデキサメタゾンの副作用にそのような症状があるのは事実ですが、これは
- 10mg近くの高用量で
- 何週間も投与し続けた場合
- 4~6割の方で起こる可能性がある
ものです。
起こる可能性は非常にまれで、これを気にするようであれば風邪薬さえ服用できなくなるため気にする必要はないでしょう。
予防・軽症に使える薬はないの?
しかし、そもそも多くの方が恐れているのは重症化したときのことではなく「コロナにかかって発病すること」や「満足な治療を受けられず在宅死」といったことかと思います。
残念ながら、デキサメタゾンは中~重度の症状を抑える効果はあっても自宅療養するような患者に有効な薬ではないため、今のところネット通販(個人輸入)であればイベルメクチンの使用が有効と考えられます。
イベルメクチンとは
実は、抗寄生虫薬のイベルメクチンもまた通販(個人輸入)で手に入る新型コロナウイルスに対しての有効性が見込まれる薬です。
臨床試験の結果を見る限りではその効果も徐々に明らかになりつつあるようで
医学誌CHEST「25.2%だった軽症、重症者の致死率が15%まで減少」
引用元:https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(20)34898-4/pdf
ユタ大学「8.5%あった致死率がイベルメクチン使用で1.4%まで低下」
引用元:https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/COVID-19_Illness_jp.pdf
など有益と思しき報告も多く見受けられるようになり日本でも現在、北里大学にて治験が行われている真っ最中です。
特に「定期服用で予防的に使える」「自宅療養の軽症患者にも使える」と利便性の高さが報告されていますが、現在ありとあらゆるサイトで「売り切れ」「入荷まち」となっていて目処が立っていない状況のようです。
幸いラククルではわずかながら在庫が(正確には入手可能な経路)あるものの、いつなくなってもおかしくない状況ではありますのでご検討中の方はお早めに。
最後に一言だけ…
新型コロナは住んでいる地域によってはすでにICUや病床がパンパンで「入院したくても入院できない」といったところも増えてきています。
何が起こるかわからない状態ではあるので、最後の最終手段としてこういった医薬品を選択肢として検討するのも自分の命を守るためには必要なのかもしれませんね。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。