ヤミニLS3mg+0.02mg(YaminiLS)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
ヤミニLSの詳細
ヤミニLSとは
- 医薬品名
- ヤミニLS(Yamini LS)
- メーカー
- ルピン(Lupin)
- 有効成分
- ドロスピレノン(Drospirenone)/エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol)
- 効果・効能
- 生理痛(月経困難症)/PMS/避妊
- 剤形
- タブレット(tablet)
- 先発医薬品
- ヤーズ(YAZ)
- ヤーズのジェネリック薬 日本でも人気の高い超低容量ピル・ヤーズのジェネリック薬で、効果はそのままに安価なためコストパフォーマンスに優れています。
- 生理痛やPMSの改善にも有効 ヤーズにはホルモンバランスを整える効果もあるため、避妊目的での服用はもちろん生理痛やPMSなどの生理にまつわる辛い症状改善にも役立ちます。
- 製造元が大手 製造元のルピン社は世界最大のジェネリック薬製造会社とも言われ、同社の医薬品は現行最新の医薬品適正製造基準(cGMP)を満たしています。
ヤミニLSは日本でも人気の超低容量ピル・ヤーズのジェネリック薬で、服用により避妊、生理痛(月経困難症)・PMS改善に役立ちます。
有効成分のドロスピレノンとエチニルエストラジオールにはホルモンバランスの乱れを整える効果があり、その他にも女性のニキビ治療に用いられることもあります。
ピルとしては一番新しい第4世代の薬なので副作用が少なくニキビやむくみも起こりにくい点が特徴です。
製造元のルピンはインドのムンバイに本拠地を置く製薬会社で、ジェネリック薬の製造・販売では世界最大手とも言われる大手メーカーです。
同社のジェネリック医薬品は適正製造基準(cGMP)を満たすなど品質も高く米国、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなどの先進市場でも広く使われています。
ヤミニLSの有効成分・ドロスピレノンとエチニルエストラジオールは女性ホルモンを含む混合避妊薬で、服用により頸管粘液と子宮内膜に変化を引き起こし
- 排卵(卵巣からの卵子の放出)を妨げる
- 精子が子宮に到達しにくくなる
- 受精卵が子宮に着床しにくくなる
など複数の効果により高い避妊効果を及ぼします。
加えてこれらの成分には女性のホルモンバランスを整える効果があるため、妊娠予防の他に中等度のニキビ、生理痛、PMSなど女性ホルモンに由来する幅広い症状の改善にも用いられます。
ただし、この薬は服用により血栓、脳卒中、心臓発作の発生率を高める可能性があります。
これは喫煙や加齢によりリスクが高まることが知られていて、特に喫煙者で35歳以上の場合は薬を服用しないでください。
また、この薬はHIVやエイズ、淋菌(淋病)、クラミジア、梅毒などの性感染症予防には役立ちません。
これらの性病から身を守るためにはコンドームを使用してください。
効果・効能
ヤミニLSの有効成分ドロスピレノンとエチニルエストラジオールは、どちらも女性ホルモンの一種で服用によりホルモンバランスを変化(整える)効果があります。
これにより避妊、ニキビ、生理痛、PMSの改善はもちろん不安やうつなどの精神症状、睡眠、関節・筋肉痛、頭痛などホルモンバランスに由来する幅広い症状の改善が期待できます。
ピルとしては最も新しい第4世代の超低容量ピルで、従来の薬に比べて副作用や相互作用が少なくニキビ・むくみが起きにくく利便性が高いのが大きな特徴です。
有効成分のドロスピレノンは合成のスピロノラクトン類似体でプロゲスチン活性を有します。
ドロスピレノンがプロゲステロン受容体に結合することで複合体が活性化され、さらにDNA上の特定部位に結合することで黄体形成ホルモン(LH)の放出を抑制、排卵を防ぎます。
その他にもこの成分には頸管粘液の粘稠度の変化、精子運動の妨害、胚着床の可能性の低下させる効果があり、いずれも妊娠の予防に役立ちます。
一方、もう1つの有効成分であるエチニルエストラジオールは合成のエストロゲン化合物です。
エストロゲン受容体複合体に結合して細胞核に入るとネガティブフィードバック抑制をかけるプロゲスチンに対する感受性を上げ、下垂体からのゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)放出ホルモン(GnRH)や性腺刺激ホルモン(FSH)分泌を抑制します。
飲み方・使い方
ヤミニLSはなるべく24時間間隔で1日1回1錠を水もしくはぬるま湯で服用してください。
1相性ピルと呼ばれるタイプのピルで偽薬がないため、24日目に1シート目を飲み終わったら4日間休薬し29日目から2シート目を飲み始めます。
飲み始めの最初の3ヶ月間で破綻出血が起きる可能性がありますが、もし出血が続くか程度が重い場合は医師に相談してください。
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保管してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
ヤミニLSは服用により以下の副作用が起きることがあります。
これらの症状は一般的なもので特に医師の治療も必要としませんが、もし程度が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
主な副作用
- 吐き気、嘔吐
- 乳房圧痛
- 頭痛、気分の変化、疲労感、イライラ感
- 体重増加
- 生理周期の変化、性欲の減退
ただし、もし以下の症状が現れる場合にはただちに医師の治療を受けてください。
医師の治療が必要な症状
- 脳卒中の徴候
(特に体の片側の)突然のしびれや脱力、突然の激しい頭痛、不明瞭な発話、視覚や平衡感覚の異常 - 血栓の徴候
突然の視力障害、刺すような胸痛、息切れ、喀血、脚の痛みや熱感、腫脹 - 心臓発作の症状
胸痛や圧迫感、顎や肩に広がる痛み、吐き気、発汗 - 肝障害
食欲不振、上腹部痛、疲労、暗色尿、粘土色の便、黄疸(皮膚や眼が黄色くなる) - 血圧の上昇
激しい頭痛、かすみ目、首や耳の痛み - 手、足首、足のむくみ
- 片頭痛のパターンや重症度の変化
- うつの症状
睡眠障害、衰弱、疲労感、気分の変化
また、特に以下の症状が現れる場合は緊急の治療を受けてください。
緊急の治療を必要とする症状
- アレルギー反応の徴候
じんましん、呼吸困難、顔、唇、舌、喉の腫れ
ヤミニLSは有効成分のドロスピレノンとエチニルエストラジオールの影響により、いくつかの副作用が発生する可能性があります。
以下に挙げる症状は体が順応するにつれ薄れていくものでもあり医師の診察も不要ですが、もし程度が気になる場合には医師に相談してください。
あまり一般的でない副作用
- 泣き出す
- 性交への関心の低下
- 脅迫、不信、疑念、敵対性の妄想
- 異常な幸福感
- 勃起(を維持)できない
- 易刺激性
- 性的能力、欲求、衝動の喪失
- 鬱病
- 反射的に感情的・過剰な反応をしてしまう
- 気分の急速な変化
- 体重増加
ただし、もし服用中に以下のいずれかの症状が発生する場合にはただちに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
- 乳房の痛みや圧痛
- 激しいズキズキする頭痛
- (生理以外での)多量の膣出血
- 生理不順
- 吐き気
- 月経出血が早く起こり予想より長く続く
あまり一般的ではない副作用
- 月経が長くなったり重くなったりする
- 異常な倦怠感や脱力感
- 嘔吐
発生率は不明
- 悪寒
- 粘土色の便
- 暗色尿
- 呼吸困難
- めまい
- 発熱
- 頭痛
- かゆみ
- 食欲不振
- 胸、鼠蹊部、脚(特にふくらはぎ)の痛み
- 発疹
- 言語障害
- 胃痛
- 突然の協調運動障害
- 腕や脚の突発的な重度の脱力感やしびれ
- 不快な口臭
- 視覚変化
- 吐血
- 目や皮膚の黄変
相互作用
ヤミニLSの有効成分ドロスピレノンやエチニルエストラジオールとの相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬、ビタミン剤、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。
薬の効果が低下すると妊娠につながる恐れもあるため、もし現在服用している(していた)薬がある場合には医師に確認してください。
禁忌・注意点
有効成分のドロスピレノンやエチニルエストラジオールにアレルギーがある、35歳以上の喫煙者、以下に該当する場合はヤミニLSを服用しないでください。
薬を使用できない症状・病歴
- 副腎疾患
- 腎臓病
- 高血圧(未治療やコントロールできていない場合)
- 心疾患(冠動脈疾患、心臓発作、脳卒中、血栓)
- 心臓の問題や遺伝性血液疾患により血栓リスクが高い
- 循環器系の問題(特に糖尿病が原因の場合)
- ホルモン関連のがん、乳がん、子宮頸がん、膣がん
- 異常な性器出血(医師の診察を受けていない場合)
- 肝疾患や肝がん
- (特に35歳以上の)重度の片頭痛(前兆、しびれ、脱力感、視力変化を伴う)
- 妊娠や経口避妊薬によって引き起こされた黄疸の病歴
- 35歳以上の喫煙者
- C型肝炎治療薬を服用している(オムビタスビル、パリタプレビル、リトナビルなど)
- 妊娠中・授乳中・産後間もない場合
また、以下の病気にかかっている(かかっていた)場合には、医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要な症状・病歴
- 心臓病、高血圧、血栓ができやすい
- 血液中のカリウム濃度が高い
- コレステロールや中性脂肪の値が高い、太りすぎ
- 鬱病
- 肝・腎疾患
- 甲状腺機能低下症、糖尿病、胆嚢疾患
- 片頭痛
その他にもヤミニLSは服用により血栓、脳卒中、心臓発作のリスクが高まる可能性があります。
これは高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、肥満の場合に太りすぎている場合にさらにリスクが高くなります。
よくある質問
- Q.飲み忘れた場合はどうすれば良いですか?
- A.気がついたらすぐに服用し、いつもどおりの時刻にもう1錠を服用してください。
2錠以上飲み忘れた場合は飲み終わる日が当初の予定より遅れることになります。 - Q.将来的に妊娠できなくなったり確率が下がることはありますか?
- A.いいえ、薬の服用により将来の妊娠率が下がることはありません。