プリモルトN 5mg (primolutN)ノアルテンジェネリック

プリモルトNとは

医薬品名

プリモルトN(primolut N)

メーカー

ザイダス・ヘルスケア(Zydus Healthcare)

有効成分

ノルエチステロン(Norethisterone)

効果・効能

月経困難症/無月経/月経周期異常/月経量異常/卵巣機能不全症/不妊症/機能性子宮出血/月経周期の変更

剤形

錠剤(tablet)

プリモルトNは、黄体ホルモンを補いホルモンバランスの不調による様々な症状を治療する医薬品です。

日本国内でも承認されている先発薬ノアルテンのジェネリック薬です。

外部からホルモンを摂取しコントロールすることで、月経困難症や不妊症治療をはじめ、月経周期の調整に役立つ薬になっています。
ホルモンバランスを整えるため、更年期障害改善への効果も期待できます。

プリモルトNには有効成分として、第一世代黄体ホルモンのノルエチステロンを5mg含有しています。
長期的に服用すれば避妊効果もありますが、含まれるホルモン量が多いため避妊目的として毎日服用するのは体への負担が大きくなってしまいます。

避妊目的であれば同じノルエチステロンを含むノリディのミニピルがおすすめです。

製造元のザイダス・ヘルスケアはインドのアフマダーバードに本拠地を置く製薬会社で、特にジェネリック薬製造を得意としています。
アメリカにも拠点を持ち同国向けに80以上ものジェネリック薬を認可・提供をするなど先進国にも通じる高い製薬技術と品質を持ち日本でも安心して利用できます。

効果・効能

プリモルトNは、外部から黄体ホルモンを摂取しコントロールすることで、月経困難症、無月経、月経周期異常、月経量異常、卵巣機能不全症、黄体ホルモン不足による不妊症、機能性子宮出血などの治療や月経周期の変更に役立つ医薬品です。

無月経、月経周期異常、月経量異常、卵巣機能不全症、月経周期の変更

月経のリズムを正しく整える作用があります。一定期間服用することで子宮内膜を充実、維持させます。
その後服用を中止することで意図的に月経(出血)を起こすことで月経周期のリズムや月経異常の症状を改善します。

黄体ホルモン不足による不妊症

本来プロゲステロンが分泌される黄体期になっても基礎体温が上昇しない場合や黄体気が短い(10日以下)場合は着床が上手く行かない場合があります。
その際の黄体ホルモン補充療法として用いられます。子宮内膜を分泌内膜に変えて、受精卵が着床しやすい状態にする働きがあります。

機能性子宮出血

子宮内膜を維持し剝がれにくくすることで出血を抑える作用があります。

飲み方・使い方

プリモルトＮは、目的に合わせた用量を水もしくはぬるま湯で服用してください。

妊娠が確認された場合は直ちに服用を中止してください。

薬は常温保管が可能ですが湿気、熱、日光をなるべく避けてください。
また、ペットや子供がいる場合には誤飲・事故を避けるため保管場所にも細心の注意を払ってください。

副作用

プリモルトは服用により以下の副作用が起きることがあります。
これは一般的かつ一時的なもので医師の治療も不要です。

体が慣れるにつれ低減していくものでもありますが、もし症状が持続したり程度が気になる場合には医師に相談しても良いでしょう。

ごく稀に服用後に以下の症状が現れる場合もあります。その場合はただちに医師の治療を受けてください。

相互作用

プリモルトNがその他の製品や医薬品との相互作用を引き起こす可能性は低いです。

ただし、薬に影響を及ぼす可能性は他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。
もし現在服用している(していた)薬がある場合には医師に確認してください。

禁忌・注意点

プリモルトNの有効成分ノルエチステロンにアレルギーがある場合は使用しないでください。

また、以下の該当する方は使用しないでください。

以下に該当する場合は、医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。