フォーゼスト20mg(Forzest) シアリスジェネリック

フォーゼストとは

医薬品名

フォーゼスト(Forzest)

メーカー

ランバクシー(Ranbaxy)

有効成分

タダラフィル(Tadalafil)

効果・効能

勃起不全(ED)の改善

剤形

錠剤(tablet)

先発医薬品

シアリス(cialis)

フォーゼストは男性の勃起不全(ED)治療薬です。

先発薬シアリスと同じ有効成分タダラフィルを含有しており、勃起を妨げる酵素の働きを抑えることで陰茎への血流流入を促進し勃起を促します。

タダラフィルは最大36時間効果が持続することに加え、副作用が少なく食事の影響を受けにくいのが特徴です。

製造元のランバクシー・ラボラトリーズ社は、インドに本社を置く製薬会社です。ジェネリック医薬品業界では世界トップ10にランクインするほどの大企業で、新薬の研究開発も手がけています。 同社の医薬品は世界150か国以上で販売されその品質や安全性には定評があります。

効果・効能

勃起不全(ED)

フォーゼストは、第3世代ED治療薬シアリスと同じ有効成分タダラフィルを含有した勃起不全(ED)の治療薬です。

服用することで性的刺激に反応して陰茎への血流を増加させ男性が性行為に十分な勃起を達成・維持する効果が期待できます。

通常、勃起は性的刺激によって陰茎海綿体の動脈が開き血液が流れ込むことによって起こります。しかし、加齢や肥満などの身体的原因やストレスなどの心理的な原因により神経と血管のはたらきが不十分であると、陰茎海綿体への血液流入が不足し勃起不全(ED)の症状が起こります。

タダラフィルには勃起を妨げる酵素PDE-5のはたらきをブロックする作用があり、これにより筋肉を緩め血管を開く役割のある環状グアノシン一リン酸(cGMP)濃度が上昇して陰茎への血液流入を促進します。

これによって、性行為に十分な勃起が維持・達成できるようになる仕組みです。
ただし、勃起が最大36時間続くのではなく、性的刺激を受けた際にいつでも勃起可能な状態が最大36時間続くものです。

フォーゼストは勃起力や即効性はマイルドですが、副作用リスクが非常に低く持続時間が最大36時間と非常に長いことがメリットです。

前立腺肥大症(BPH)

また、タダラフィルは前立腺肥大症による排尿障害の治療にも使用されます。
前立腺肥大による下部尿路症状に対して有効で前立腺括約筋を弛緩させ尿道抵抗を下げる作用により排尿障害を改善する効果が期待できます。

飲み方・使い方

フォーゼストは性行為の2～3時間前に1錠を水またはぬるま湯で服用してください。

一度服用すると30～36時間ほど正常な勃起が可能な時間が期待できます。
2日間に渡って効果を及ぼしますので必ず24時間以上服用間隔を開けてください。

当サイトでは20mgの1種類のみを取り扱っていますが、初めての方はピルカッターで1/4に割って5mg相当から服用を始めてください。 また、有効成分タダラフィルの最大容量は厚生労働省により1日20mgまでと定められていますのでご注意ください。

グレープフルーツ製品と一緒に服用すると効果が薄れたり副作用が強まる場合がありますので同時摂取は避けてください。

保管の際は容器をしっかり閉じなるべく湿気や熱、日光を避けて常温で保管してください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には食品と分けるなど保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

フォーゼストは服用により副作用が起こる場合があります。
以下の副作様は服用を繰り返すうちに体が慣れて低減されていくため治療も不要ですが、程度が気になるようであれば医師にご相談ください。

ただし、以下の症状が現れる場合は薬の使用を中止し医師の治療を受けてください。

また、以下の症状が現れる場合にはタダラフィルのアレルギーの可能性があります。この場合にもただちに医師の治療を受けてください。

相互作用

グレープフルーツ製品を摂取している、硝酸薬、リオシグアト(アデムパス)を使用している場合はフォーゼストを使用しないでください。

アルコールの摂取は禁止されていませんが血圧低下を増長しめまいや失神を引き起こす可能性がありますので、過度な飲酒は控えてください。

その他、以下の薬を服用している場合は事前に医師に相談した上で薬を服用してください。

その他にも、タダラフィルとの相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

有効成分のタダラフィルに対してアレルギーがある、18歳未満の場合はフォーゼストを使用できません。

また、以下に該当する場合には必ず医師に相談し安全性を確認した上で服用してください。

その他、注意点としてタダラフィルのようなPDE-5阻害薬は服用時にごくまれに突然の視力障害が発生することがあります。

薬が視力障害の実際の原因かは明らかになっていませんが、この症状が発生する方の多くはもともと目に問題を抱えている、血管障害の危険因子をもっている(心臓病、糖尿病、高血圧、高脂血症、冠動脈疾患、喫煙、年齢50歳以上)場合に頻度が高まることがわかっています。該当する方は服用時には十分にご注意ください。