ゼニカルは黒烏龍茶の6倍もの脂肪吸収ブロック効果により飲むだけでダイエットに役立つ便利な肥満治療薬です。
しかし、万人に効果があるわけではないのかSNSでの評判を見ると「何の効果もなかった」「全然痩せなかった」といった声もちらほら。
そこで今回は、なぜゼニカルを飲んで効果が出る人と出ない人がいるのか、その原因と対策を詳しく解説してまいります。
ゼニカルを使っても効かない&痩せないのはなぜ?
ゼニカルは確かな効果のある肥満治療薬ですが、結論から言うと人によっては飲んでも効果がない、痩せないことも全然あり得ます。
もちろん効果があることの方が多いですが
SNSの口コミを見ても…
食べないのはすぐもどる。ゼニカル様も全然効いてくれないし。
どうなってるの?
わたしの体は?
わたしの体がおかしいの?
なんか油が30%カットできるふれこみらしいけど、確かに食べたらトイレ行きたくなるけど何もなかった
…と何も変わらなかったという方も一定数いるのがわかります。
それにしても効果がある方とない方では一体何が違うのか。これは主に以下の2つの理由が考えられるので詳しく確認していきましょう。
①体質により効果がないことも
ゼニカルは服用すると有効成分オルリスタットがリパーゼという酵素の働きをブロックしてくれます。
このリパーゼは食べ物から摂った脂肪を分解して体に吸収しやすくしてくれる役割があるので、最大で30%もの脂肪吸収がカットできる仕組みです。
なのですが、この30%は最大値の話で実際は体質・体調により個人差が生じる部分なので明らかに効果が見られない場合は体質的に向いてない可能性があります。
②そもそも日本人に向いてない
また、もともと日本人は欧米人ほど脂質の摂取量が多い食生活でもないので30%カットの恩恵もどうしても受けづらい傾向があります。
厚生労働省によると日本人の平均的な脂質摂取量は1日57.2gなのですが、そんな食生活を送る場合は期待できる削減量も
日本人の平均脂質摂取量:57.2g/日
57.2g×30%=毎日17.2gを排出(155kcal)
となり、排出量は1日あたり大体100~200kcal程度に留まります。
仮にこれが丸々100%脂肪燃焼に使われたとしても1ヶ月では体脂肪330g相当のマイナスなのでペースとしてはやや緩やかです。
どうしても太めの方や脂質多めの方向けの薬にはなるので、それ以外の方は後述の糖質を排出できる薬の方が効率的でしょう。
役に立たない薬ではない、ゼニカルの効率を最大限高めるためには
こう聞くとゼニカルは「日本人には効きづらい薬」と思われそうですが、もちろんそういうわけではありません。
効果があまり見込めない方でも使い方を工夫することで副作用リスクを抑えつつメリットを得られる可能性もあるので持っておいて損のない薬には代わりありません。
頓服としての優秀なポイントが
あまり知られていませんが、身の回りの外食はちょっとした食事でもカロリーと脂質は非常に高いことが多いです。
少し例を挙げてみると…
料理名 | カロリー | 脂質 |
---|---|---|
ビッグマックセットM(マクドナルド) | 1,124kcal | 48.9g |
こってり並(天下一品) | 949kcal | 66.2g |
大戸屋ランチ(大戸屋) | 865kcal | 30.5g |
牛丼並(吉野家) | 733kcal | 25.0g |
たらこパスタ(サイゼリア) | 605kcal | 21.0g |
(↑スマホはスライドできます)
とダイエットにはまさに天敵ですが、かと言ってストレス解消だったり会食だったりで全く行かないというのもなかなか難しいものです。
そこで、外食前にゼニカルをあらかじめ飲んでおくことでオーバーした分をチャラにするような使い方が活きるわけですね。
特にラーメンや焼肉、天ぷらといった食事では有効性が高くその日1日では200~400kcal排出できることも珍しくはないでしょう。
脂肪を減らすことこそできませんが、これ以上増やさないためには役立つので頓服のダイエット薬として優れた効果を発揮してくれます。
飲むだけで脂質を排出・ゼニカル
ゼニカル(xenical)はスイスのロシュ社が製造・販売している肥満治療・ダイエットのための医薬品です。
有効成分オルリスタットが脂肪分解酵素リパーゼのはたらきを阻害するため、食事による脂肪の吸収とカロリー摂取を抑制します。
日本人に効果の高い脂質ではなく糖質を排出する薬も
ダイエット薬と言えば一昔前まではゼニカルくらいでしたが、最近はダイエット薬の種類も豊富になり糖質を排出してくれる薬も普通に登場しクリニックなどで使われるようになっています。
こちらは脂質摂取量の少ない日本人にもしっかり効果が見込めるので、ゼニカルで効果がない方はこちらを検討してみても良いかもしれませんね。
糖質を排出してくれる薬・フォシーガ
こちらのフォシーガは体内の余分な糖質を尿から排出してくれる糖尿病薬なのですが、実は普通の健康な方が服用しても1日あたり60~100g(240~400kcal)ほどの糖質を尿から排出してくれる効果があります。
日本でも美容クリニックで処方されるダイエット薬ですし、最近は生活習慣病予防に役立つとアンチエイジング界隈でも注目を集めているので名前を知っている方も多いかもしれませんね。
メリットは簡単にカロリー制限状態にできるだけでなく糖質制限ダイエットと同じ効果が期待できる点で、筋肉の分解を防ぎつつ脂質の燃焼を促進してくれる点が挙げられます。
普段の食事で炭水化物や糖質がどうしても多くなりがちな日本人向きの薬と言えるでしょう。
フォシーガ効果か!
特別、運動もしてないです
フォシーガはSGLT-2阻害薬で24時間あたり5mg/日で約64g、10mg/日では約68gの尿糖排泄します
1日約200キロカロリーダイエットできます
僕は3ヶ月飲んで172センチ64キロから61キロになりました。
どうしても甘いものを辞められない人にオススメです
飲むだけで糖質を排出・フォシーガ
フォシーガ(forxiga)は世界最大の製薬会社としても知られるアストラゼネカ社が製造・販売する糖尿病治療薬です。
有効成分のダパグリフロジンには糖分を体外へ排出する効果があり飲むだけで糖質制限ダイエットのような効果が期待できます。
脂肪燃焼の促進に役立つ薬・メトホルミン
また、こちらのメトホルミンもフォシーガと同じ糖尿病治療薬の一種で、やはり健康な方が飲んだ場合にも以下の体重減少や脂肪燃焼といった多彩な効果が期待できます。
- 体重減少効果
糖の消費促進、糖の吸収抑制、食欲抑制、脂肪燃焼など - 心血管リスク低減
中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果 - 抗がん作用
がん細胞の生成抑制や除去 - 腸内環境の改善
腸内フローラを変化させ酪酸産生を増加
単体ではダイエット薬というよりかは抗老化・生活習慣病予防の薬なのですが、上記のフォシーガと相性が良く組み合わせることでさらに筋肉量の減少を防ぎ脂肪燃焼を促進してくれるので併せて使いたい薬と言えます。
脂質を積極的に燃焼できるフォシーガですが、それでも筋肉量は半年で1~2kg程度減ってしまうとされているので、これが優位に防げるのはリバウンド防止にもつながるのでありがたいですね。
なお、こちらも服用により(健康)寿命が伸びると言われアンチエイジング目的でも飲む方が多い薬でもあります。
BMI23→BMI20.5になりました。
ダイエット目的では全然ないのですが、結構痩せてきてると思う。
#糖尿病 #血糖値 #糖質制限 #メトホルミン #ダイエット
•糖尿病治療薬
•生活習慣病治療薬
•肥満治療薬
•老化治療薬
これが1日コスト約17円。
メトホルミンがダイエット薬として保険適用になったらどんなに素晴らしい世の中になるか。
糖尿病治療薬とでしか処方できない現代医学の縛りに問題があります。
今回紹介した医薬品一覧
ダイエット薬の選択肢はゼニカルだけではない
ゼニカルは食事由来の脂肪吸収を最大30%カットしてくれる便利なダイエット薬ですが、必ずしも万人に効果があるわけではありません。
- 体質・体調により効果には個人差がある
- そもそも日本人は脂質の摂取量が少なめ
- 日本人はご飯やパンなどの糖質摂取が多い
普段から牛丼やラーメンなど脂質多めの食事の方には高い効果が期待できますが、それ以外の方は頓服として外食時だけ使うか、今回ご紹介したフォシーガやメトホルミンによる糖質制限方法を検討してみてくださいね。
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投稿者:ラククル管理人
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