最近人気のダイエット食品シボヘールですが、ネットの声をみると「痩せた」という方もいれば「変化なし」という方も。
体質によって若干異なるとはいえ、本当の効果が気になるところですよね。
そこで今回は、シボヘールの脂肪燃焼やダイエット効果について詳しく解説していきます!
シボヘールとは?
シボヘールはハーブ健康本舗から販売されている「お腹の脂肪を減らすのを助ける」機能性表示食品です。
有効成分にはマメ科の植物である葛の花から抽出した葛の花由来イソフラボンが使用されています。
葛は秋の七草としても知られていて、古くから葛湯や葛餅などに使われてきました。
また、葛の根は葛根(かっこん)と呼ばれ漢方でも活用されています。葛根といえば風邪を引いた時に飲む葛根湯でおなじみですよね。
葛の花の部分は日本や中国などでハーブティーとしても親しまれています。
シボヘールが内臓・皮下脂肪に効く仕組み
そんな葛の花から抽出された葛の花由来イソフラボンですが、「お腹の脂肪を減らすのを助ける」とあるように以下の3つの働きによって内臓脂肪・皮下脂肪を減らす効果が期待できるものです。
- 脂肪合成の抑制をサポート
燃焼しきれず余ったエネルギーは肝臓で中性脂肪と合成され、体の各部で体脂肪として蓄積されますが、葛の花由来イソフラボンはこの中性脂肪の合成を抑制する働きがあります。 - 脂肪の分解をサポート
体に蓄積された体脂肪はそのままではエネルギーとして燃焼できないため、一度脂肪酸へ分解する必要がありますが、葛の花由来イソフラボンはこの脂肪酸への分解を助けます。 - 脂肪の燃焼をサポート
脂肪酸となった体脂肪は褐色脂肪細胞によって燃焼されますが、葛の花由来イソフラボンはこの褐色脂肪細胞の働きを助けます。
実際どれくらい痩せる効果があるのか
気になるのはシボヘールを飲むと一体どれくらい痩せるの?という点ですが…
ハーブ健康本舗が公表している試験によると、プラセボ(非配合品)に比べて約3か月で内臓脂肪が平均-8㎠、皮下脂肪は平均-13㎠だったことが報告されています。
ただし、ただシボヘールを飲んでいたわけではなく以下条件の元での結果となります。
- 対象者はBMIが25~30の軽度肥満の方
- 1日の栄養摂取量1,900kcal程度
- 平均歩数9,000歩程度
- 食事管理や運動によって摂取エネルギーを消費エネルギーが上回る状態を維持
ということで確かにお腹周りの脂肪減少効果はあるようですが、食事管理や運動の影響も大きくシボヘールを飲むだけで目に見える変化があるとは言えなそうです。
シボヘールで痩せない時は確かな効果のダイエット薬を
シボヘールは「機能性表示食品」になるのであくまでダイエットの補助的な効果にとどまります。
そのため、目に見えて痩せるほどの効果を期待するのであれば医薬品が最も適した選択肢となります。
もちろん副作用もあるので注意が必要ですが、日本で肥満に対して適応が認められた使用実績豊富な薬もありますので「確実に痩せたい!」「運動や食事制限は苦手」という方は検討してみても良いかもしれませんね。
特にシボヘールは1か月分2,800~3,200円と効果の割には割高という印象もありますので、以下でご紹介する薬も覚えておいて損はないでしょう。
脂肪燃焼をブースト・Lカルニチン
Lカルニチンは脂肪燃焼に欠かせないアミノ酸で、体内に取り込まれた脂質が脂肪酸に分解された際に脂肪を燃焼するミトコンドリアへと脂肪酸を運び効率良いエネルギー変換を助ける働きがあります。
また、Lカルニチンは運動効果を最大限に引き出す効果が期待できることからアスリートが取り入れるほど。
通勤時間などわずかな運動量でも脂肪燃焼をブーストしてくれます。
Lカルニチンはサプリメントに分類されるため、医薬品はちょっと…という方でも手軽に始めやすいのもメリットです。
Lカルニチン500mg(L-Carnitine)
Lカルニチン(l-carnitine)は体内に溜まりやすい脂肪の燃焼を促進してくれるアミノ酸の一種です。
年齢とともに減少するLカルニチンを摂取することで瘦せやすい体づくりに役立つ他、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
Lカルニチンの口コミ
計測しているわけではないのですが、ポッコリ出ていたお腹が目立たなくなりました。
キツイなーと思いながら履いていたズボンのチャックがすんなり上がるようになったので、お腹のお肉減って来たのでは!?と感じてます!
これはマズイと思って代謝を上げてくれるLカルニチンを購入してみました。
毎日飲んでたら身体がポカポカしてきて代謝が上がってる感アリです。
ダイエット効果は残念ながらあまり感じないですが、冷え性は改善されて寝つきも良くなって、疲労はだいぶ解消されややすなったので良しとします!!
糖分を自動で排出・フォシーガ
フォシーガは特にご飯やパンなど糖質の摂取が多めの方に便利な薬で、服用すると1日240~400kcal分の糖質を尿から排出する効果が期待できます。
元々は糖尿病の治療薬ですが、最近では日本でもダイエット目的で処方されることが増えています。
ダパベル5mg/10mg(Dapavel) フォシーガジェネリック
ダパベル(Dapavel)は先発薬フォシーガと同じ有効成分ダパグリフロジンを含有する低価格なジェネリック医薬品です。
ダパグリフロジンには血中の過剰な糖分を体外へと排出する作用があり、1日60~100g(200~400kcal)ほどの糖分を尿から排出することが分かっています。
これによって、体内で糖分に変わるエネルギーとして内臓脂肪が使われるようになりダイエット(脂肪燃焼)効果が期待できます。
ダパベルの口コミ
ふと鏡に映った後ろ姿を見たら別人すぎて絶句してしまい。。。
これはなんとかせねばと運動や食事制限をしましたが続かず、ダイエット薬に頼ることに。
現在、フォシーガとメトホルミンを飲み始めて1か月ですが-6キロです。
運動はほぼ無しで、食事の量はメトホルミンのおかげで自然に抑えられていますね。
痩せて見た目が変わるとモチベーションになるのでジムで運動しようかな、と先日契約までしてきました。
あと10キロは痩せたいので運動もしつつ薬にもたよりつつでやっていこうと思います。
今のところ1か月で-3kg減です。
食事は特に制限せずこれだけ体重が減るのはありがたいです。
ダパベルの糖排出とむくみ改善効果のおかげかと。
副作用はおしっこの回数が増えたくらいです。脱水になりやすらしいので水をこまめに飲んだ方がいいですね。
肥満改善薬として日本でも市販化・ゼニカル
シボヘールのような脂肪燃焼によるダイエットとは異なりますが、中には食事に含まれる脂肪自体をそのまま排出してくれる薬も存在しています。
これはスイスのロシェ社が開発したゼニカルという薬になりますが、2023年には大正製薬が厚生労働省からの認可を受け日本でも肥満治療薬アライとして販売されることも決まっています。
その効果はというと、食事からの脂肪吸収を最大で30%カットしてくれるという優れモノ。
ゼニカルは内臓脂肪と腹囲の減少に効果が認められていて、
焼肉や揚げ物、ハンバーガーなど脂肪が多いものを良く食べる方ほど効果が出やすいとされているので、食べるのを我慢したくない方に人気になっています。
ゼニカル120mg(xenical)肥満治療薬
ゼニカル(xenical)は服用することで有効成分のオルリスタットが脂質吸収を妨げ1日最大30%(100kcal~200kcal)の脂肪分を排出してくれる効果が期待できます。
毎日1錠食前に服用するだけで良く、運動や食事制限なしでもkg単位の体重減少効果が望めます。
ゼニカルの口コミ
でも痩せたい!と思い口コミを見てゼニカルを購入。
服用から2週間ほどですがすでに-3㎏とすごい効果です。
食べたものの油がそのまま流れ出てくるので普段脂っこい食事が多いほど痩せるだろうなという印象です。
運動は全くしてないので不健康な痩せ方かもしれませんがとりあえず体重落ちれば良しの精神で。
でもくしゃみで漏れるのは本当なので要注意!
シボヘールのダイエット効果のまとめ
シボヘールは食事管理や運動をしながらダイエットの補助として使うのであれば確かに効果はありますが、あくまで食品の分類であり目に見える効果を得るのは難しそうです。
シボヘールを飲んでも痩せない、食事制限や運動は苦手という方は今回ご紹介したようなダイエット薬も有効かと思います。
ご自分のライフスタイルに合わせて適正な薬を選んでみてくださいね。
Author
投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。