レスリンは抗うつ薬ながら睡眠薬としても高い効果を持つ便利な薬ですね。
副作用に眠気があるので睡眠薬代わりとして使える…という変わった薬ですが、あまりピンと来ないのか「実際どの程度睡眠効果があるもの?」と疑問に思われる方も多いようです。
そこで、今回はそんなレスリンについて睡眠薬としての効果と実際の口コミを交えながら解説してまいります。
抗うつ薬なのになぜ睡眠薬代わりに?
日本でも睡眠薬代わりに処方されることの多いレスリンですが、実はこの薬は睡眠薬ではなくSARIという古いタイプの抗うつ薬になります。
有効成分のトラゾドンは脳内のセロトニン濃度を高めてうつ症状を改善してくれるのですが、作用する箇所がたまたま睡眠を司る部分でもあるので強い眠気を誘発する…という仕組みになっています。
もともと抗うつ薬として使うには眠気が強すぎるのが弱点ではあったのですが、最近ではそれを逆手に取って睡眠薬としての出番が増えているわけですね。
睡眠薬としての効果の程は
そんなレスリン、睡眠薬として使用した場合はどんな使い勝手かと言うと、これはデパスやレンドルミンと同じ短時間型睡眠薬の分類となります。
立ち上がり | 血中濃度ピーク | 半減期 | |
---|---|---|---|
レスリン | 遅い | 3.5時間 | 10時間 |
デパス | 早い | 3時間 | 6時間 |
レンドルミン | 早い | 1.5時間 | 7時間 |
立ち上がりが遅いのがやや難点ですが、依存性・耐性のリスクが他の薬よりも低く眠りを深くしてくれるメリットがあるので睡眠障害の症状の中でも特に②、③、④の症状に対して有効性が期待できます。
- 入眠障害
眠りたくてもなかなか眠れない - 中途覚醒
寝てもすぐに起きてしまう - 早朝覚醒
本来起きるよりも何時間も前に起きてしまう - 熟眠感欠如
寝ても寝ても眠く、熟睡できた感じがしない
その分、効果時間は長いので服用すれば6~7時間ほどはしっかり効いてくれてグッスリと眠れるでしょう。
実際に使った方の口コミを見ると…
これは実際に服用している方の評判を検索してみた方が参考になるかと思いますが、やはりみなさん良く眠れている方が多いのがわかります。
ただ、稀に「レスリンを飲んでも寝付けない」という方がいらっしゃいますが、先ほど説明したとおり立ち上がりは遅く入眠障害に対しての効果は期待できません。
その場合は後述の薬を使った方が良いでしょう。
眠剤代わりのトラゾドンが頓服として増えてから眠れるようになりました( ¨̮ )
体調はぼちぼちです。
まだ雨が多いので皆さまもご自愛ください🍵
今日もゆるよろです*ˊᵕˋ*
トリンテリックスは逆に調子悪くなってきてます
ただし、こんなデメリットも
リスクが少なく効果しっかりのレスリンですが、人によっては次の日の日中まで効果を持ち越してしまうことがあるので注意が必要です。
これはレスリンに限らず短時間型~長時間型の薬全般に言えることではあるのですが、使ってみないとわからない部分も大きいので初めのうちは翌日の運動・機械操作など危険を伴う行動は控えた方が良いでしょう。
もし持ち越しが発生してしまうようであれば
- 薬の量を減らす
睡眠薬としての効果が薄れるが持ち越しが減る。ベストな用量を探っていく必要がある。 - なるべく早い時間から飲む レスリンは飲んでから効き始めるまでが遅いので、睡眠2~3時間前に先読みして飲んでおくことでベストな効果を得やすい。
といった工夫で改善できる場合もありますが、もしどうしても合わない場合は別の薬への移行も検討する必要があります。
併用で効果が高まる便利な薬
また、レスリンには先ほど説明したとおり効果が出るまでが遅い弱点があるので、これを補う場合は以下の効果が早い睡眠薬と併用することで①の入眠障害もカバーが可能です。
入眠障害をカバーするなら
こちらのハイプロンは完全に入眠障害に特化した睡眠薬で、サッと効いてスッと抜けるため翌日への持ち越しの心配もありません。
マイスリーやルネスタと同系統の非ベンゾ系睡眠薬なので、ハルシオンやデパスなどと比べて離脱・耐性のリスクが少ない点も特徴です。
医薬品名 | 立ち上がり | 血中濃度ピーク | 半減期 |
---|---|---|---|
ハイプロン | 超早い | 60分 | 1時間 |
レスリン | 遅い | 3.5時間 | 10時間 |
『ウフフフフフッ🤤』って感じになって幸福感に包まれて眠れる🤤
サッと効いてサッと引く・ハイプロン
ハイプロンはコンサーン・ファーマ社が製造・販売している超短時間型の睡眠薬です。
非ベンゾジアゼピン系の中では特に入眠障害に特化しているのが特徴でコストパフォーマンスにも優れます。
当サイトでは100錠3,000円台~と格安価格にてご用意しております。
入眠障害・中途覚醒もカバーするなら
また、もしレスリンでも中途覚醒してしまう場合は入眠障害と中途覚醒も(多少は)カバーしてくれるルネスタも併用が可能です。
こちらは人によりやや苦味を感じるのが弱点ではありますが、ハイプロンよりも効果時間が長いので高い効果が期待できます。
医薬品名 | 立ち上がり | 血中濃度ピーク | 半減期 |
---|---|---|---|
ルネスタ | 早い | 60分 | 5時間 |
ハイプロン | 超早い | 60分 | 1時間 |
レスリン | 遅い | 3.5時間 | 10時間 |
ルネスタのおかげか、ぐっすり眠れた👍
まだ眠気があるけど😱
1週間はじまったねー🥺
今日も一日よろしく👍
ルネスタ飲むと中途覚醒なく睡眠がとれますが、朝起きると口が苦いのが嫌だけど朝イチで歯を磨く習慣がついたので良しとしてます。
メンタルも落ち着き良い感じでこのまま続けば良いな(無理だけど)と思っています。ぼちぼち過ごしましょう。
ルネスタよー眠れるわ。
今日は8時間勤務+イベント入ってるから耐えるぞー。みなさんも良い一日を。
レスリンの睡眠薬としての効果のまとめ
レスリンは抗うつ薬ながらも睡眠薬代わりに使える便利な薬ですが、決して睡眠障害に何でも効くような万能薬というわけでもありません。
メリット・デメリットはありますので、症状や体質に応じて薬を使い分けたり用法・用量を調整したりしてぜひ自分の体に合ったベストを見つけてみてください。
Author
投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。