【花粉症の薬】強さや眠気を比較!2024年おすすめの抗ヒスタミン薬

【花粉症の薬】強さや眠気を比較!2023年おすすめの抗ヒスタミン薬

2024年春のスギ花粉飛散量は昨年よりは少ないものの、例年に比べると多くなる予想です。

すでに鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの辛い症状で勉強や仕事に支障が出てしまい悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、花粉症の治療薬としてよく使われる薬でも20種類以上存在するため、自分の症状や用途にあった薬を選ぶのは至難の技…。

今回は、花粉症に効くおすすめの治療薬や、自分に合った薬を選ぶ方法を解説します!

花粉症の治療に良く使われる抗ヒスタミン薬

花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれ、鼻水・くしゃみ・鼻づまりが主な症状です。

これらの症状を抑える治療薬として、代表的なのが抗ヒスタミン薬です。

アレルギー症状の原因となるヒスタミンの働きを抑えることで、花粉症の辛い症状を緩和する効果が期待できます。

第1世代と第2世代でも効果や副作用が違う

抗ヒスタミン薬には、第1世代と第2世代があり…

第1世代:効果と即効性が高い

第1世代は効果が強く即効性が高いのが特徴です。そのため、花粉症の症状が出始めてから飲んでも効果が期待できます。
特に鼻水とくしゃみに良く効きます。ただし、その分副作用も強く出やすいので注意が必要です。

第2世代:副作用が少なく日常生活への影響が少ない

第2世代は従来の第1世代に比べ効果は穏やかですが、いわゆる抗コリン作用と呼ばれる口の渇き、便秘などの副作用が軽減されています。
また、眠気が出にくいため、運転をする方や仕事への影響を抑えたい方におすすめです。

鼻水やくしゃみに効くものがほとんどですが、鼻づまりや目のかゆみの改善効果がある薬もあります。
花粉症の症状が出てから服用を始めても効果はありますが、10~14日ほどかけて徐々に効いてくるため、しっかり症状を抑えるためには花粉症シーズンの前から飲み始める必要があります

現在市販薬として販売されていいたり病院で処方される薬は、第2世代抗ヒスタミン薬が主流になっています。

花粉症の薬を効果の強さと眠気で比較

抗ヒスタミン薬の比較
ポララミン
セルテクト
ルパフィン
タオリン
アレジオン
エバステル

(ポララミンのみ第1世代抗ヒスタミン薬です。)

代表的な抗ヒスタミン薬を効果と眠気の強さで比較してみると、上記のようになります。

基本的には、効果の強いものを選ぶと眠気も強くでる傾向にあり、眠気が出にくいものを選ぶと効果は穏やかになります。

今年は例年に比べ花粉の飛散量が多いため、アレグラなどマイルドな薬だと不安という方は強めの薬が手元にあると安心かと思います。

ただし、効果が強いものは市販されていない場合もあり病院で処方してもらう必要があります。
または、当サイトのような個人輸入代行サイトであれば自宅から取り寄せることも可能です。

おすすめの抗ヒスタミン薬(花粉症薬)

抗ヒスタミン薬は第1世代・第2世代合わせて20数種類存在し、それぞれ効果や副作用が違います。

そんな数ある抗ヒスタミン薬の中から、今年おすすめの抗ヒスタミン薬を効果が強い順でご紹介します!

市販にはない強い効き目・アレロック

アレロック(オロパタジン塩酸塩)

ウィノラップ5mg(Winolap)アレロックジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にオロパタジン塩酸塩を含有しています。

アレロックの市販薬はないため病院で処方してもらう必要があります。または個人輸入であれば処方箋なしで自宅から購入することも可能です。

比較的強い効き目と鼻づまりへの高い有効性が特徴。
ただし眠気の副作用が出やすいため注意が必要です。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
オロパタジン塩酸塩強い出やすい1時間前後24時間なし

今年は花粉の量が多いのでいつもよりも花粉症の症状が重い方も多いのではないでしょうか。その場合は効果が強めの花粉症薬アレロックを持っておくと良いでしょう。

眠気の副作用が出やすい点がデメリットですが、特に鼻づまりの改善率は70%以上と高い有効性があるため鼻づまりでお悩みの方に適した薬です。

即効性と強い効き目・ジルテック

ジルテック(セチリジン塩酸塩)

セトシップ10mg(Cetcip)ジルテックジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にセチリジン塩酸塩を含有しています。

市販薬としては「コンタック」、「ストナリニ」があります。

即効性が高いとともに比較的強い効き目が特徴。
鼻づまりや目のかゆみにもアプローチします。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
セチリジン塩酸塩強い出やすい1時間前後24時間あり(コンタック/ストナリニ)

ジルテックも比較的強めの効果があるため今年の花粉症シーズンにはおすすめです。

若干眠気が出やすいですが、比較的即効性に優れ効果の持続時間も長い抗ヒスタミン薬です。

鼻水や鼻づまりに・ザジテン

ザジテン(ケトチフェン)

ケタスマ1mg(Ketasma)ザジテンジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にケトチフェンを含有しています。

市販薬はないため、病院で処方してもらう必要があります。または個人輸入であれば処方箋なしで自宅から購入も可能です。

比較的強い効き目で鼻水や鼻づまりの素早い緩和が期待できます。
抗ヒスタミン薬としてはめずらしく軽い喘息に対しても有効性があり幅広い症状の改善に役立つのが特徴です。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
ケトチフェン強い出やすい1時間前後12時間なし

眠気が出やすい点と、1日2回服用が必要な点がデメリットと言えそうですが花粉症の症状が重たい方にはおすすめの抗ヒスタミン薬です。

バランスが良い・ザイザル

ザイザル(レボセチリジン塩酸塩)

レボリッド(Levorid)5mg ザイザルジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にレボセチリジン塩酸塩を含有しています。

市販薬はなく、病院で処方してもらう必要がありますが個人輸入であれば処方薬も購入可能です。

効果はしっかりありつつ眠気はそれほど強くないので、バランスが良い薬です。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
レボセチリジン塩酸強めやや出やすい1時間前後24時間なし

ザイザルは、ジルテックの抗アレルギー作用を引き出し副作用を抑えたような花粉症薬です。そのためジルテックの半分ほどの量で同じ効果が得られるよう工夫されています。

1日1回の服用で良く、食事の影響を受けにくいので食生活が不規則な方でも服用しやすいかと思います。

効果が高く眠気は出にくい・ビラノア

ビラノア(ビラスチン)

ビラザップ20mg(Bilazap)ビラノアジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にビラスチンを含有しています。

比較的効果が強いので花粉症の辛い症状にしっかり効きつつ眠気はほとんど出ないのが特徴です。

病院で処方してもらうことが出来ますが市販薬はありません。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
ビラスチン強めほとんど出ない1時間前後24時間なし

基本的には効果が強い=眠気も強いことがほとんどですが、ビラノアは効果が強く眠気は少ないのが特徴的です。

食事の影響を受けやすいため空腹時に服用する必要がありますが、それが難しくない方には非常に使い勝手の良い抗ヒスタミン薬です。

眠気が出にくく初めてでも使いやすい・デザレックス

クラリチンの進化版デザレックス(デスロラタジン)

エリアス5mg(Aerius)

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にデスロラタジンを含有しています。

クラリチンに比べて眠気が出にくく、効果の持続時間も長めに改良されています。

日本では「デザレックス」という名前でも処方されますが、市販はされていない薬です。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
デスロラタジンマイルド出にくい1時間前後24時間なし

食前・食後を問わず服用できる抗ヒスタミン薬かつコスパにも優れているので、始めて花粉症の薬を服用する方にもおすすめです。

1日1錠で効果が持続・クラリチン

クラリチン(ロラタジン)

ロラクリア10mg(Loraclear) クラリチンジェネリック

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にロラタジンを含有しています。

花粉症への効果はアイルドですが眠気が出にくく、1日1回の服用で効果が持続するのが特徴です。

「クラリチンEX」という市販薬もあります。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
ロラタジンマイルド出にくい1時間前後14時間あり(クラリチンEX)

食後に服用する必要がありますが、眠気が出にくいので仕事や日常生活への支障は少なく使いやすい花粉症薬です。

断トツで眠くなりにくい・アレグラ

アレグラ(フェキソフェナジン)

アレグラ120mg/180mg(Allegra)

第2世代抗ヒスタミン薬

有効成分にフェキソフェナジンを含有しています。

市販薬としても販売されており日本でも馴染みのある花粉症薬です。

花粉症の薬の中でも断トツで眠くなりにくいのが特徴です。
自動車などの運転をする方でも飲みやすいのでおすすめです。

有効成分効果眠気効果発現時間持続時間市販薬
フェキソフェナジンマイルドほとんど出ない2時間前後12時間あり(アレグラ)

アレルギー性疾患に幅広く使われている抗ヒスタミン薬です。
臨床試験においても、眠気による自動車の運転やワープロの入力への影響はプラセボと差がなかったことが分かっています。 そのため、眠気の心配をすることなく服用することができます。
ただし、効果の持続時間が短めなので1日2回服用が必要です。

症状別・花粉症薬の選び方

鼻水や鼻づまり

鼻水や鼻づまりには特にアレジオンがおすすめです。

鼻水はもちろん、鼻づまりを引き起こすロイコトリエンにも作用するため辛い鼻づまりにも効果が期待できます。

また、内服薬で効かない場合は点鼻薬の使用も有効です。

フルナーゼ点鼻薬50mcg(Flixonase Aqueous nasal spray)

フルナーゼ点鼻薬50mcg(Flixonase Aqueous nasal spray)

フルナーゼ点鼻薬は花粉症によるアレルギー性鼻炎に対する治療薬で、ステロイドであるフルチカゾンプロピオン酸エステルを有効成分に含有しています。

鼻にスプレーすることで鼻づまり、鼻水、くしゃみなどの症状をダイレクトに抑える効果が期待できます。

内服薬では抑えられない鼻の症状に有効です。

肌のかゆみ

肌のかゆみに対してはデザレックスがおすすめです。

特に蕁麻疹への有効性が高く、皮膚科では主要な治療薬として使われている薬でもあります。

また、内服薬で効かない場合は塗り薬という選択肢も

テメテックス0.1%(Temetex) ネリゾナクリームジェネリック

テメテックス0.1%(Temetex) ネリゾナクリームジェネリック

テメテックス(Temetex)は有効成分にジフルコルトロン吉草酸エステルを配合した外用ステロイド剤です。

ステロイドの中で2番目に強いタイプで強い抗炎症作用を持つため皮膚の厚い部分のかゆみに有効です。

ヒルドイドフォルテクリーム(hirudoidfortecream)

ヒルドイドフォルテクリーム(hirudoidfortecream)

顔や目の周りが荒れる場合は、ヘパリン類似物質という保湿剤で肌をしっかり保湿することでかゆみを抑える効果が期待できます。

肌の保湿だけでなくあざや傷跡の修復にも有効で、全身に使えて副作用も少ないという便利なクリームです。

エリアス5mg(Aerius)
テメテックス0.1%(Temetex) ネリゾナクリームジェネリック
ヒルドイドフォルテクリーム(hirudoidfortecream)

(右にスクロールできます。)

用途別・花粉症薬の選び方

1日1回の服用でOK

なるべく服用の回数が少なくて効果が持続する花粉症薬が良い方にはジルテック、ザイザル、ビラノア、デザレックス、クラリチンがおすすめです。

1日1回の服用で1日中効果が持続します。

ザイザルとジルテックは眠気が出る場合があるので就寝前に、ビラノアは食事の影響を受けるため空腹時に服用する必要がありますが、デザレックスは好きなタイミングで服用できます。

(右にスクロールできます。)

子供も服用できる

第2世代抗ヒスタミン薬は子供でも使える薬が多いです。ただし、薬によって使用可能な年齢が違いますので注意が必要です。

  • アレロック:7歳以上
  • ジルテック:7歳以上
  • ザイザル:7歳以上
  • デザレックス:12歳以上
  • クラリチン:7歳以上
  • アレグラ:7歳以上

(右にスクロールできます。)

妊娠中・授乳中でも服用しやすい

妊娠2~4か月は薬の成分によって胎児が悪影響を受ける可能性がありますので服用は避けましょう。

妊娠5か月以降であれば医師へ相談の上、妊婦への安全性が確認されているジルテックザイザルの服用がおすすめです。

また、デザレックスアレグラは授乳中の方も使いやすい薬だと言われています。授乳中の方は医師に相談の上こちらの抗ヒスタミン薬も検討してみてください。

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花粉症の季節に準備しておきたい

花粉症シーズンを乗り越えるために

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