テメテックス0.1%(Temetex) ネリゾナクリームジェネリック
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※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
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テメテックスの詳細
テメテックスとは
- 医薬品名
- テメテックス(Temetex)
- メーカー
- デバホールディングス(Deva Holdings)
- 有効成分
- ジフルコルトロン吉草酸エステル(Diflucortolone valerate)
- 効果・効能
- 皮膚炎の治療
- 剤形
- クリーム(Cream)
- 様々な皮膚炎を改善 外用ステロイド剤の中で2番目に強い「ベリーストロング」。強い抗炎症作用を持つため、皮膚の硬い部分などのかゆみや腫れに有効です。
- 外用薬なので副作用が少なく安心 優れた効果がありながら、副作用が少なく使いやすい薬になっています。
- 高いコストパフォーマンス 世界60か国以上で900を超えるの医薬品の承認を得ているトルコの大手製薬会社の製品です。安価なジェネリック薬でありながら高品質です。
テメテックスは、外用ステロイド(合成副腎皮質ホルモン)剤です。
日本国内の病院でも処方されているネリゾナクリームのジェネリック薬です。
外用ステロイド剤5段階の中で2番目に強いステロイド、ジフルコルトロン吉草酸エステルを配合しています。
強い抗炎症作用によって、アトピー性皮膚炎をはじめとする症状の重い皮膚炎や掻きむしって硬くなってしまった皮膚に良く効きます。
また、血管収縮作用と、炎症にともなう浮腫・滲出液・肉芽増殖抑制作用に優れているため、皮膚の赤みや腫れ、辛いかゆみなどの症状を和らげてくれる効果が期待できます。
長期連続使用や広範囲密封法(テメテックスを患部に塗った後にポリエチレンフィルムで密封する)を用いなければ副作用の心配はほとんどありませんので安心して使用できます。
製造元のデバホールディングスは、トルコのイスタンブールを拠点とし、国内では2番目に大きい製薬会社です。
世界60か国以上で900以上の医薬品の承認を得るなど高品質な医療の提供を行っています。また、新薬の開発にも力を入れている企業です。
テメテックスの有効成分ジフルコルトロン吉草酸エステルは、合成副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)に分類されます。
1967年にシェーリング社(現バイエルヘルスケア社)によって開発されました。
従来の副腎皮質ホルモンがヒドロコルチゾン誘導体であったのに対し、ジフルコルトロン吉草酸エステルははコルチコステロン誘導体であり、C-17位に水酸基を有さないという特徴があります。また、皮膚から血中への移行が非常に少ないことから、アトピー性皮膚炎の治療などに有効なステロイド外用剤として世界中で広く使われています。
テメテックスは内服薬のような全身性の副作用は引き起こしません。
ただし、強い作用を持つため、皮膚の薄い部分や陰部などのデリケートな部分には適しませんので、症状に合わせたレベルのステロイドを使用するようにしてください。
効果・効能
テメテックスは、外用ステロイド剤です。
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、アミロイド苔癬、扁平紅色苔癬に有効です。
有効成分のジフルコルトロン吉草酸エステルは強力なステロイドであるため、皮膚の厚い部分や苔癬化した皮膚には有効ですが、顔や首、陰部などの皮膚が薄くデリケートな部分には適しません。
テメテックスは対症療法への有効性は高いですが、病気そのものを治すものではありません。
炎症が治まったからといって急に使用を中止すると再び悪化してしまうことがあります。弱いステロイド外用剤に段階的に移行し最終的に中止するのが望ましいでしょう。
テメテックスはステロイド外用ステロイド剤5段階の中で「とても強い」(ベリーストロング)です。
主なステロイド外用薬の種類とレベルは以下の通りです。
ベリーストロング
- モメタゾンフランカルボン酸エステル(フルメタ)
- 酪酸プロピオン酸ベタメタゾン(アンテベート)
- フルオシノニド(トプシム)
- ベタメゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP)
- ジフルプレドナート(マイザー)
- アムシノニド(ビスターム)
- 吉草酸ジフルコルトロン(テクスメテン、ネリゾナ)
- 酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン(パンデル)
ストロング
- デプロドンプロピオン酸エステル(エクラー)
- プロピオン酸デキサメタゾン(メサデルム)
- デキサメタゾン吉草酸エステル(ボアラ、ザルックス)
- ハルシノニド(アドコルチン)
- ベタメタゾン吉草酸エステル(ベトネート、リンデロンV)
- ベクロメタゾンプロピオン酸エステル(プロパデルム)
- フルオシノロンアセトニド(フルコート)
ミディアム
- 吉草酸酢酸プレドニゾロン(リドメックス)
- トリアムシノロンアセトニド(レダコート、ケナコルトA)
- アルクロメタゾンプロピオン酸エステル(アルメタ)
- クロベタゾン酪酸エステル(キンダベート)
- ヒドロコルチゾン酪酸エステル(ロコイド)
- デキサメタゾン(グリメサゾン、オイラゾン)
ウィーク
- プレドニゾロン(プレドニゾロン)
飲み方・使い方
1日1~3回適量を患部に塗ってください。
顔や首、陰部などの皮膚が薄くデリケートな部分には塗らないようにしてください。
また、皮膚感染を伴う湿疹や皮膚炎にも適しません。
副作用を強めるおそれがありますので、化粧前や髭剃り後には使用しないようにしてください。
治療部位は、医師の指示がない限り、閉塞するように包帯を巻いたり、覆ったり包んだりしないでください。
おむつのあたる部分に使うときは、ぴったりしたおむつやビニール製のパンツの使用は避けてください。
顔、腋窩、肛門周囲、性器、目、粘膜に使用しないでください。万一目に入った場合は、水でよく洗い流してください。
薬は常温保管が可能ですが湿気、熱、日光をなるべく避けてください。
また、ペットや子供がいる場合には誤飲・事故を避けるため保管場所にも細心の注意を払ってください。
副作用
テメテックスは使用により以下の副作用が起きることがあります。
これは一般的かつ一時的なもので医師の治療も不要です。
もし症状が持続したり程度が気になる場合には医師に相談しても良いでしょう。
主な副作用
- 長期連続使用によるステロイドざ瘡ステロイド皮膚
- ステロイド皮膚
- 乾燥感
- 皮膚の刺激感
- 発疹
あまり一般的ではありませんが、以下の症状が現れた場合は医師の治療を受けてください。
あまり一般的でない副作用
- 皮膚の真菌性(ガンジダ症、白癬など)感染症
- 長期連続使用によるステロイド酒さ(口の周りや顔全体に紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑が生じる)
- 多毛
発生は稀ですが、以下の症状が現れた場合は医師の治療を受けてください。
発生頻度不明の副作用
- 皮膚の細菌性(伝染性膿痂疹、毛のう炎など)感染症
- 長期連続使用による魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、色素脱失)
- 大量または長期にわたる広範囲の使用や密封法(ODT)による下垂体・副腎臓皮質機能の抑制
クリームが目に入った場合、眼圧亢進、緑内障を起こすおそれがありますので注意してください。
また、大量または長期使用や、密封法(ODT)は後のう白内障や緑内障を引き起こす場合があります。
相互作用
テメテックスがその他の製品や医薬品との相互作用を引き起こす可能性は低いです。
ただし、薬に影響を及ぼす可能性は他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。
気になる場合は必要に応じて医師に相談の上、安全性を確認した上で使用してください。
禁忌・注意点
テメテックスの有効成分ジフルコルトロン吉草酸エステルにアレルギーがある場合は使用しないでください。
また、以下に該当する方は使用しないでください。
薬を使用できない症状・病歴
- 皮膚結核、梅毒性皮膚疾患、単純疱疹、水痘、帯状湿疹、種痘疹
- テメテックスの成分に対し過敏症の既往歴がある
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
- 潰瘍(べーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷
以下に該当する場合は、医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。
医師に確認が必要なケース
- 高齢者
- 妊娠中・授乳中
- ポルフィン症
- 小児
よくある質問
- Q.テメテックスは虫刺されにも効果がありますか?
- A.はい。虫刺されによる腫れなどにも効果があります。ただし、顔や首など皮膚の薄い部分には用いないようにしてください。
- Q.ステロイドを塗った部分に紫外線が当たると黒くなりますか?
- A.いいえ。ステロイドには紫外線を吸収する作用はありません。
- Q.ニキビができることはありますか?
- A.はい。発生頻度は稀ですが、テメテックスを塗った部分の免疫力が低下してニキビが出来る場合があります。使用をやめるとニキビも徐々に治っていきます。