【持ち越し対策】ドリエルで次の日の朝起きれない、眠い、だるいetc…の理由と対処法は

【持ち越し対策】ドリエルで次の日の朝起きれない、眠い、だるいetc…の理由と対処法は

ドリエルは確かな効果もあって薬局やドラッグストアでも買えるタイプの数少ない便利な睡眠薬です。

…なのですが、この薬は人によっては「次の日も眠い・だるい」「朝全然起きられない」といったことが起こるようでSNSを賑わせていますね。

ということで今回は、ドリエルを服用した時の持ち越しがなぜ起きるのか、対処法はあるのかを詳しく解説してまいります。

なぜドリエルを飲むと朝起きれなかったり、次の日も眠い?

まず結論から言ってしまうと、この薬は服用すると人によっては次の日まで眠かったりだるかったりといった体調不良が起こる場合があります。

と言うのも、この薬は効果時間が意外と長く成人の場合でしっかり9時間持続、その後も40時間以上に渡って体内に残り続ける性質があるため。

ドリエルの効き始めと効果時間

もちろん、CMもやっているような市販薬なので誰でも問題なく使えるように睡眠薬としての効果自体はかなり弱め。

…なのですが、睡眠薬の効き具合は人それぞれで大きく異なるもので体質により効きすぎてしまうようだと効果を持ち越してしまうわけです。

らいす@だれパンダ@OL69153013
最近寝つき悪いし眠りも浅かったから久しぶりにドリエル飲んだ…
これよく聞くんだけど飲んだ次の日の倦怠感がジャレにならんレベルやからホンマの最終兵器
午後11:10 · 2021年11月4日
NA*2(なな)@yg9646
以前ドリエルを飲んでいたことがあるのですが私の場合は効果がありました!
ただ翌日にも微妙な眠気をズルズルと引きずるような感じだったので次の日が平日だと辛いかもしれません(個人差あるとは思いますが)
ご参考までに〜
午後7:54 · 2021年11月25日
ETC専用@ETC_only
薬局で買える市販のリポスミンとかドリエルみたいなやつは結構次の日に残るのでやめたほうが良いような気がする(もう遅い)
午前4:59 · 2021年12月3日

しかし、それ自体は異常なことではなく何か特別な危険があるわけではないので、その点はご安心ください。

あくまでドリエルが効きやすい体質だったというだけの話ですね。

翌日の日中に起こりがちな眠気やだるさ対策

ドリエルの持ち越しを弱めるには

この薬の有効成分ジフェンヒドラミンは脳内に作用する成分で、神経伝達物質の一種ヒスタミンのはたらきを抑える効果があります。

このヒスタミンは脳の覚醒をキープするのに必要な物質なので、これがブロックされることで脳の機能が低下し睡眠へと導かれるのが人体の仕組みです。

特に効き過ぎてしまっている場合は起きていても集中力や判断力も鈍った鈍脳という状態で、これは気合でどうこうできるものではありません。

残念ながら薬の効果を直接的に弱めるような対策もないのですが、そんな中でもいくつか有効な対策はあるので確認していきましょう。

対策①:用法・用量を変える

まず今日から今すぐできる対策はいつもより早めの時間に飲んだり飲む量を減らしたりの2点になります。

早く飲めばその分切れるのも早くなりますし、量が減れば薬の持続時間も変わってきます。

ごく簡単な対処法ですが、これで持ち越しが改善できる場合もありますし何より今日から今すぐやれることでもあるので一度試してみても良いでしょう。

対策②:別の薬へと変える

それでもダメなら、変にねばらずさっさと別の薬へと移行してしまうことでも改善が見込める可能性が高いです。

睡眠薬も成分が違えば効く仕組みも異なり体への効果も異なるものなので、ドリエルではダメでも他の薬なら適切に効いてくれるかもしれません。

ただし、ウットやネオデイといった他の市販睡眠薬にも結局ジフェンヒドラミンは含まれているので、根本的に変えるのであれば以下の代替薬の方が変化を感じやすいでしょう。

持ち越しが起こらないキレの良い薬の選択肢も

ドリエルは睡眠薬としては短時間型になりますが、もしどうしてもが合わない場合はメラトニンなど他の超短時間型の睡眠薬を使うことで改善できる可能性があります。

低リスクかつ便利なメラトニン

メラトニンは体内時計や睡眠リズムを司る睡眠ホルモンで、整えることで体内時計がリセットされ朝はしっかり覚醒して夜はしっかり睡眠できる効果があります。

そして、このメラトニンはサプリメントのように直接補充することもできて、その場合は処方睡眠薬のロゼレムと同じ効果が期待できるようになります。

本気の睡眠薬は依存性や耐性、離脱といったリスクが気になる方もいるかも知れませんが、メラトニンはこれらのリスクの懸念がほぼゼロという安全性の高さも特徴で誰でも競合なく使えるのは嬉しいですね。

医薬品名立ち上がり薬のピーク効果時間
ドリエル早い120分9時間
メラトニン超早い60分2時間

効果のピークまでは1時間で2時間もする頃には体内の濃度も半分になっているサッと効いてスッと抜ける成分なので次の日に持ち越す心配もまずありません

ちなみにメラトニンは非常に高い抗酸化作用も特徴でアンチエイジング目的で推奨する医師も多い薬なのでちょき服用の信頼性もお墨付きと言えますね。

総合心療内科医 千村 晃@MD_Chimura
<総合心療内科ジジ医千村のひとりごと>
16歳までが保険適応の睡眠ホルモン、メラトニン製剤。
17歳や18歳の高校生、さらに大学生にも処方してるんだが、健康保険はカットしてくるかなあ?
先進国ではメラトニンはサプリで手軽に手に入るんだが、日本じゃ難しい。
先進国より遅れてるわけです。
午前10:34 · 2020年12月3日
無職のおばちゃん。@U0n1y1ive1ce
眼科医平松先生のyoutubeで思い出した事。
時差ボケで1週間睡眠不足状態で、東京でお世話になっていた眼科に行ったら
先生:アメリカでメラトニン買えば良いのに。眼圧も下げるのよ。
私:そうなんですね。
先生:アンチエイジング効果もあると言われてるのよ。
私:え!!!!そうなんですね♪♪ ♪
午前10:51 · 2021年5月2日
K@K_rice
メラトニン3mg、マイスリーフリーで見事就寝に成功してしまった。就寝まで20分。中途覚醒ゼロ。意外と使えるかもしれない。
午後0:38 · 2021年9月29日

ただし、メラトニンは睡眠薬ロゼレムと併用すると過剰摂取のような状態になってしまいNGなのでご注意ください。

持ち越しと副作用リスクが低い・メラトニン

メラトニン5mg/10mg/20mg(バイタルミー)

メラトニン(melatonin)は睡眠リズムの昼夜逆転やなかなか寝付けない入眠障害の改善効果があるサプリメントです。

医学的な効果が認められながらも副作用リスクが非常に少ないため、分類としてはサプリメントとなっており比較的誰でも安全に使用できる成分となっています。

即効性が高くしっかり眠れるルネスタ

また、こちらのルネスタは日本でもクリニックで処方されるようなかなり強力に効いてくれる睡眠薬で他が効かない場合の最終手段になります。

効きはじめと持続時間ともにドリエルとメラトニンのちょうど間くらいの薬ですが、こちらも次の日に持ち越す心配はほとんどないのでご安心ください。

医薬品名立ち上がりピーク時半減期
ドリエル早い120分9時間
メラトニン早い60分2時間
ルネスタ超早い60分5時間
原油戦士 金作太郎(第六天魔王)@G12Xb7hJQAvK75v
本当におすすめなのは入眠だけ効くような短時間型の軽めの睡眠薬ですね。ルネスタあたりが副作用もないし効果も軽いので貰ってみてください。
本気で変えようと思っているなら年単位で考えないとですけど、とりあえず1週間ほどでもやり続けたら、マジで激烈に世界変わります。
午前8:23 · 2021年1月11日
びく@biku4
私も眠剤の1つとしてルネスタ貰ってて、一番効くので御守りって呼んでますw
これいい感じで入眠できますよね!
ふえさんの体調が良くなりますように…(*´-`)
午後8:24 · 2021年8月10日
ちまき@cmk333
そういえばそのベンゾなんとか系のって処方箋なしじゃ買えない薬だった!市販のはアレルギー薬の副作用を利用したやつだから、本当に眠れなかったら個人輸入でルネスタ(ハイプナイト )買った方がスヤーッと眠れる!!
午後1:18 · 2020年10月23日

ただし、ドリエルに比べるとかなり強めの薬なのでクセにならないよう十分にご注意ください。

ルネスタジェネリック・ハイプナイト

ハイプナイト1mg/2mg/3mg(Hypnite)ルネスタジェネリック

ハイプナイト(hypnite)はコンサーン・ファーマ社が製造・販売している超短時間型(入眠障害向け)の睡眠薬です。

日本でもおなじみルネスタのジェネリック薬で、同じ効果を持ちながら安価なのでコストパフォーマンスに優れるのが特徴。

今回紹介した医薬品一覧

ドリエルは使い勝手が難しい薬なので…

ドリエルは知名度こそ非常に高いですが、実際は「不眠症の方は使用不可」「長期服用不可」となっていて健康な方がたまに眠れない時に飲む薬になります。

用途が非常に限られていて睡眠に悩む方向けの薬ではないのでどうしても合わなかったりすることも多いので、その他の薬も含めて様々な選択肢を検討してみても良いかもしれませんね。

確かな効果のある医薬品のみ

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