頭痛、ほてり、胸焼けetc…シアリスの副作用を軽減する対策まとめ

頭痛、ほてり、胸焼けetc…シアリスの副作用を軽減する対策まとめ

ED治療薬の世界はバイアグラの登場以降も日々進化を続けていて「速効性に優れた薬」「効果時間に優れた薬」など多くの薬が市場に登場しています。

しかし、それでも未だ共通して起こりやすいのが副作用の問題で症状の出にくいシアリスをもってしても頭痛やほてりが起きる方がいらっしゃいます。

もし副作用が強く現れてしまう場合、この副作用を改善することはできるのか…?簡単に解決できる対策から代替薬まで考えられる対処法を幅広く紹介いたします。

シアリスの副作用は対策で軽減可能

シアリスの副作用対策は…

シアリスはED治療薬の中でも頭痛や顔のほてり、鼻詰まりといった副作用が少なく便利な薬ですが、それでも体質により30%程度の方には何らかの症状が現れてしまうことがあります。

その場合、まず簡単に副作用を抑える方法としては「①用量を変えて軽減を試みる」「②副作用を抑える薬で軽減を試みる」の2種類が一般的です。

この2つはどちらも同じくらい有効な内容なので、早速それぞれの方法について詳しく解説してまいります。

①用量を変えて軽減を試みる

まず今すぐできることは、単純に割錠で有効成分量を減らす方法です。

効果自体が低減する可能性もありますが、自分にとってベストな用量を知り調整することにより今後薬が使いやすくなることは間違いありません。

また、特にED治療薬の副作用は「使い続けることで次第に軽減していく」という特徴も挙げられるので、最初のうちはごく低用量から慣らしていくのが良いでしょう。

上記で改善が見られる場合も実はかなり多いので、使い始めの方はめげずにもう少しだけ使い続けてみて欲しいですね。

②副作用を抑える薬で軽減を試みる

しかし、それでも一向に軽減されなかったり肝心の効果が犠牲になってしまう場合は市販の頭痛薬や点鼻薬などとの併用で対処することも可能です。

代表的な症状を例に挙げると…

症状併用できる薬
頭痛ロキソニン、イブ、セデス、バファリンなどの鎮痛剤
鼻づまりパブロン、ナザール、ベンザ、ルル、コルゲンコーワ、アルガードなどの点鼻薬
消化器系ガスター10、ブスコパン、サクロンなどの胃酸抑制薬

といった具合で、これらの薬を上手く組み合わせて利用することで対処療法ながらも症状の軽減が可能となっています。

上記はほんの一例なので、もしお悩みの症状がある場合はそれに対応する薬を使うことでさらに快適にシアリスを使うことができるでしょう。

対策してもダメな場合の対策は

どうしてもダメな場合に使える薬も

しかし、上記の方法を全て試してもダメだった場合でも実は第4の選択肢としてアバナという薬を使うこともできます。

このアバナは日本の田辺製薬により開発されたシアリスに次ぐ第4世代のED治療薬で、知名度こそマイナーですがその特徴は

  • バイアグラの勃起力
  • レビトラの即効性
  • シアリスの副作用の少なさ

「今までの治療薬の特徴を全部良いとこ取り」した便利なED治療薬となっています。

特にシアリスを使う方にはシアリス並みに副作用が少ないのに勃起力は高いというのは嬉しい方も多いでしょう。

名前硬さ即効性持続副作用使い勝手
バイアグラ強い30分~1時間4~6時間強め悪い
レビトラ強い15~30分5~8時間やや強めほどほど
シアリスマイルド2~3時間20~36時間弱め良い
アバナやや強め15~30分4~6時間弱め良い

シアリスに限らずバイアグラやレビトラなどの副作用でどうにもお困りの方であれば一度は試す価値ありの医薬品と言えますね。

早くて強い最新ED治療薬・アバナ

アバナ・アヴァナ(avana)50mg/100mg/200mg

アバナはサンライズ・レメディーズ社が製造・販売するシアリスに次ぐ第4世代のED治療薬です。

有効成分のアバナフィルは日本の田辺製薬が開発した成分でバイアグラの勃起力、レビトラの即効性、シアリスのように飲食の影響を受けず副作用も現れにくいと過去の薬の特徴を踏まえた利便性の高い薬となっています。

副作用で○○が起きるって本当?

また、シアリスは脱毛、失明、高血圧・不整脈など重篤な副作用の発現を気にされる方も多いようなので最後にこちらも併せて解説してまいります。

脱毛について

シアリスの説明書(添付文書)にも記載のある通り、副作用が髪の毛に影響することはなく特に増えることもなければ減ることもありません

「勃起薬→男性ホルモン→ハゲる」という連想から脱毛を心配される方が多いようなのですが、シアリスなどのED治療薬は男性ホルモンに作用するわけではなく血管拡張作用により勃起を促すものです。

バイアグラに関してはごく稀に脱毛が見られるケースもあるようですが、少なくともシアリスに関してそのような心配はないためご安心ください。

失明

一応、シアリスを始めとしたED治療薬は使用により失明する”可能性”が否定できないと言われているのは事実です。

しかし、これは動物実験の結果から示唆されるだけのもので現に発売から数十年経つ現在も詳細は明らかになっておらず、バイアグラ製造元のファイザーも「因果関係を示す証拠がない」と公表しています。

失明する可能性はゼロとは言い切れるわけではありませんが、これは限りなくゼロに近い副作用と考えても差し支えないでしょう。

高血圧・不整脈

シアリスなどのED治療薬は全て血管を拡張し血流を促進する作用があるため、服用すると血圧が下がります。

しかし、それでも高血圧や不整脈などの方がむやみに使用するのはNGで、必ず医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。

その他にも心疾患、肺疾患、肝・腎疾患などNG疾患は少なくはないので、もし何らかの症状に心当たりのある方はこちらのページで詳細をチェックしてみてください。

今回紹介した医薬品一覧

最後にもう一言だけ…

シアリスは確かに便利な薬ですが、実はそのシアリスの登場からも20年が経とうとしていて現在ではED治療薬の世代もさらに新しい種類が増えています。

しかし、それでもED治療薬が体質に合うかどうかは有効成分や添加物、体質などの要素が複雑に絡むもので、残念ながら「結局飲んでみるまでどの薬が自分にベストかはわからない」というのが現状です。

最高の薬を見つけるためには色々な薬を試して回ることが何よりも近道になりますので、ぜひ先発薬からジェネリックまで試してない薬があるなら飲んで見る価値ありと言えますよ。

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