ラブグラオーラルジェリー100mg(Lovegra Oral Jelly)女性用バイアグラ

ラブグラオーラルジェリーとは

医薬品名

ラブグラオーラルジェリー(Lovegra Oral Jelly)

メーカー

アジャンタ・ファーマ(Ajanta Pharma)

有効成分

シルデナフィルクエン酸塩(Sildenafil)

効果・効能

不感症の改善/性的快感の向上

剤形

ゼリー(Jelly)

ラブグラオーラルジェリーはED治療薬バイアグラの有効成分と同じシルデナフィルを使用した女性用の不感症改善薬です。

男性のイメージが強いバイアグラですが、女性の性的興奮にも影響を与えることが分かっています。

服用によって女性器周辺の血行が促進され、感度が上がるため膣分泌液が増加します。これによって性行為の満足度を高めるだけでなく、不感症や性交痛の改善にも役立ちます。

製造元のアジャンタ・ファーマはインドのムンバイに本社を置くインドの大手製薬会社です。日本ではあまり名前が知られていませんが、アメリカやイギリスをはじめ先進国でも多くのジェネリック医薬品承認を獲得し製造・販売を手がけており確かな品質と安全性があります。

効果・効能

ラブグラオーラルジェリーは服用により性的刺激を受けた際の女性器周辺の感度を高める効果が期待できます。

膣、クリトリス(陰核)、ラビア(陰唇)にあるホスホジエステラーゼ5型(PDE-5)と呼ばれる酵素は、筋肉を緩め血管を拡張させる役割のある環状グアノシン一リン酸(cGMP)を分解するはたらきがあります。
cGMPが分解されると女性器の潤滑不足や性的感覚の欠如といった症状に繋がります。

有効成分のシルデナフィルは、ED治療薬バイアグラと同じ成分で、膣やクリトリス、陰唇(ラビア)の平滑筋細胞の弛緩を促進し血管を拡張することで血流を増加させる作用があります。
これによって、性的興奮や刺激を受けた際の感度が上昇する効果が期待できる仕組みです。

ラブグラオーラルジェリーはゼリータイプなので錠剤と比べて即効性が高く、服用から約30分で効果が発現します。

ただし、ラブグラオーラルジェリーは性的欲求を高めたり媚薬のような効果はありませんのでご注意ください。

飲み方・使い方

性行為の30分～1時間前に服用してください。
服用後は性的感度の高まりが4～5時間ほど持続し性的快感が得やすくなります。

当サイトでは100mgの1種類が購入可能ですが、初めて使用される場合は1/2～1/4量を飲んでください。

なお、食事やアルコールの摂取は薬効に影響があり空腹時の服用が推奨されています。特に高カロリー(高脂肪)の食事を摂取すると効果の遅延や低減が起こります。

また、シルデナフィルの血管拡張作用はアルコールやグレープフルーツとの相互作用を引き起こします。併用によって望ましくない副作用を過剰に引き起こすことが知られているため、注意してください。

薬は1度服用したら必ず24時間以上間隔を開けて再使用してください。
あまった薬は常温保存が可能ですが、高温多湿・直射日光を避け子供など他者の手の届かないところで保管してください。

副作用

シルデナフィルの副作用には以下の症状が報告されています。
通常は体が薬に順応し消失するため特に医師の診察・治療を必要としませんが、もし程度が気になる場合には医師にご相談ください。

また、特に以下の症状が現れる場合には服用を中止し、ただちに医師の治療を受けてください。

その他、以下の症状が現れる場合はシルデナフィルに対するアレルギー反応が疑われます。同様にただちに服用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

リオシグアト(アデムパス)など肺動脈性肺高血圧症の治療薬を服用している場合や胸痛や心臓病治療のための硝酸剤を服用している場合、シルデナフィルにアレルギーをもつ場合はラブグラオーラルジェリーを服用しないでください。

硝酸剤はニトログリセリン、硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、亜硝酸アミルなどが該当し急激な低血圧状態となりショック症状を起こす場合があります。

その他、シルデナフィルとの相互作用を引き起こす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多く挙げられ、全てについてこのページで列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

過去に以下の疾患の経験がある場合はラブグラオーラルジェリーの服用による安全性を確認するため、医師に相談の上で服用を検討してください。

シルデナフィルは、目の視神経への血流を減少させ急激な視力低下を引き起こす可能性があります。これは少数の人に起こるものですが、ほとんどの場合で心臓病、糖尿病、高血圧、高脂血症、喫煙者、50歳以上、眼に問題を抱えている方で起こることがわかっています。
しかし、この薬が実際に視力障害の原因であるかどうかは明らかではありません。

また、服用したシルデナフィルが母乳中に移行するかどうか、授乳中の乳児に害を及ぼす可能性についてはいずれも不明のため妊娠・妊娠予定、授乳中の場合は服用を避けてください。

また、18歳未満の方の場合は医師の診断なしに薬を服用しないでください。