ジョセイ30mg(Josei) エラワンジェネリック

ジョセイとは

医薬品名

ジョセイ(Josei)

メーカー

バイオファーマ(Biofarma)

有効成分

ウリプリスタール酢酸エステル(Ulipristal acetate)

効果・効能

緊急避妊薬(アフターピル)

剤形

錠剤(Tablet)

ジョセイは、望まない妊娠を防ぐためのアフターピル(緊急避妊薬)です。

妊娠可能性のある性行為後120時間以内に服用することで、有効成分のウリプリスタール3つの作用によって妊娠を阻害する効果が期待できます。

アイピルなどのレボノルゲストレルは72時間以内に服用する必要がありますが、ジョセイは120時間まで対応可能になっています。

また、避妊率は72時間(3日)以内であれば99%、120時間(5日)以内でも98.9%と時間が経っても高い効果が持続するのが特徴です。

製造元のバイオファーマ社は、トルコのイスタンブールに本拠地を置く製薬会社です。同社の医薬品は全てGMP国際基準に基づき製造されており、EUを始め世界30ヵ国以上に高品質な製品を輸出しています。

効果・効能

ジョセイは、有効成分にウリプリスタールを含有する選択的プロゲステロン受容体調節薬に分類される緊急避妊薬です。

ウリプリスタールは排卵を抑制するとともに子宮頚管の粘液を増加させ精子の侵入を防ぐことで高い避妊効果が期待できます。

排卵抑制の作用が強いですが、受精卵の着床抑制の作用もあるため排卵後に服用した場合でも避妊効果があるとされています。

アイピルに代表されるレボノルゲストレルのアフターピルに比べ、ジョセイは時間が経過しても避妊率が落ちにくいですが120時間以上経過すると75%まで避妊率が低下しますので可能な限り速やかに服用するようにしてください。

飲み方・使い方

ジョセイは性行為から120時間以内に1錠を水かぬるま湯で服用してください。
時間が経過するとともに避妊効果が低下しやすくなりますので、なるべく早く服用してください。

食前、食中、食後いつでも服用可能です。

万が一、ジョセイ服用から3時間以内に嘔吐してしまった場合は、成分が体内に吸収されていないおそれがありますので追加で1錠を服用するようにしてください。

服用によるホルモンバランスの変化によって生理周期が乱れることで、生理が予定より早く来たり遅れたりする場合があります。
もし7日以上遅れる場合や、いつもより異常に生理が軽い・重い場合、腹部(胃)の痛み、乳房の圧痛、嘔吐、吐き気などの症状がある場合は妊娠の可能性もありますので妊娠検査を行ってください。

ジョセイは、服用によってその他のホルモン避妊薬の効果を一時的に低下させる可能性があります。現在ホルモン避妊薬を服用中の方は、ジョセイ服用後も通常通り使用してください。ただし、次の生理までは性行為の際は必ずコンドームを使用してください。

常温での保管が可能ではありますが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

ジョセイーの有効成分ウリプリスタールは以下の一時的な副作用を引き起こすことがあります。
以下の副作用は数日で治まる場合が多く、医師の診察は必要ありませんが、程度が重いなど気になる際は受診しても良いでしょう。

発生頻度は非常に稀ですが、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

以下いずれかの医薬品を服用している、または過去4週間に服用したことがある場合はジョセイの服用に注意が必要です。 服用前に必ず医師に確認をしてください。

その他にも、ウリプリスタールに影響を及ぼす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多く挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

ジョセイに含まれる成分に対しアレルギーがある、妊娠中場合はジョセイを服用できません。

その他にも、以下の症状や疾患がある場合は服用前に必ず医師に相談し安全性を確認してから服用してください。

既に妊娠が成立している場合は、ジョセイを服用しても妊娠を阻害する効果は発揮されません。
また、服用後に妊娠が確認された場合でも、胎児に悪影響を与えることはありません。

授乳中の女性がジョセイを服用した場合、服用後1週間は授乳を控えてください。