“みこすり半”という言葉があるなど、日本人に意外となじみが深くそして悩む方も多いのが早漏です。
日本ではつい笑いの種にされがちな早漏ですが、実は欧米では早漏は立派な症状として扱われていて治療法もある、というのはご存知でしょうか。
今回はそんな早漏を解消できる3つの治療法を紹介してまいります。
実は海外では早漏の治療法が確立している
早漏の定義は曖昧で「●分以内で射精してしまったら早漏」など色々情報もありますが、もし自分で射精をある程度コントロールできないようであればこれは早漏と考えて良いでしょう。
欧米では早漏に対する対応が日本よりも進んでいて、PE(Premature Ejaculation)という射精をコントロールできない立派な症状として扱われています。
対処療法から根本療法まである程度治療法も確立しているので、日本の民間療法的な施術よりもまずこちらを参考にするのがオススメです。
早漏の治療とは
欧米において、早漏の治療は通常以下の3つが並行して行われます。
- 薬物療法
射精時間が長くなる薬を使用 - 行動療法
早漏防止のトレーニング - 心理療法
カウンセリングやセラピー
それでは、早速それぞれの治療法の詳細を見ていきましょう。
その日のうちに解決する方法
早漏で悩む方の中には「今晩彼女と…」という切迫した状況の方もいるでしょう。そのようなケースでは薬による治療が有効です。
早漏治療薬としてはプリリジーが最も有名で、有効成分ダポキセチンの効果により一時的ながら即座に早漏が改善可能です。
ポゼット(プリリジージェネリック)
ポゼット(poxet)は、サンライズ・レメディーズ社が製造・販売している早漏の治療薬です。
世界的に有名な早漏治療薬・プリリジーのジェネリックにあたる医薬品で、同じ有効成分ダポキセチンにより安価ながら高い効果を発揮します。
陰茎の感度(性的快感)はそのままに射精時間のみ3~4倍に延長できる点が薬の大きな特徴です。
実は、早漏は脳内のセロトニン分泌量が少ないと起こりやすいことが研究結果により判明しています。
ダポキセチンには脳内のセロトニン濃度を高める作用があるため早漏が改善されるという仕組みです。
感度はそのままに平均3~4倍ほど射精時間が延長と非常に高い効果が特徴で、「今すぐになんとかしたい」方には便利な薬となっています。
ちなみに、少々脱線しますが世の中にはバイアグラとダポキセチンの両方を含有する薬も存在しています。
スーパーカマグラ(バイアグラ+プリリジー)
スーパーカマグラ(super kamagra)は、アジャンタ・ファーマ社が製造・販売している早漏と勃起不全の治療薬です。
バイアグラとプリリジー両方の有効成分を含むジェネリック薬で、コストパフォーマンスに非常に優れた医薬品です。
勃起力を高めながら早漏のみ改善が可能な点が薬の大きな特徴です。
使用感としては“鉄棒みたいに硬くなり感度も良い+我慢もできる”という印象ですね。
早漏の方はもちろん「相手とのセックスをより楽しみたい方」「かつてない快感を味わいたい方」にオススメです。
コンドームにも一工夫
コンドームで早漏防止・カーマスートラロングラスト
着けるだけで射精までの時間を遅らせてくれるコンドームです。
その秘密は内側にベンゾカインという局所麻酔成分が塗られていることにあります。性器の感覚を鈍らせることでいつもよりも長く性行為を楽しめるようサポートしてくれます。
副作用がほぼ無く、通常のコンドームとなんら変わりなく使えるので利便性が高いのがメリットです。
局所麻酔成分の含まれたコンドームによって刺激を感じづらくするというのも一つの選択肢です。
薬とは違い服用の手間や相手にバレる不安が無いのがコンドームの良いところですね。
根本的に解決する方法
とはいえ、薬やグッズによる治療は対処療法に過ぎず、根本的に早漏を改善しているわけではありません。
そのため、解決のためには残る
- 行動療法
- 心理療法
による治療も重要になってきます。
行動療法
これは要するに早漏を改善するためのトレーニングです。
一般的にはスクイーズ法とセマンズ(ストップスタート)法という2種類の運動が知られていて、それぞれのやり方は以下のとおりです。
- スクイーズ法
射精の直前までペニスを刺激したら、ペニスを手でギュッと圧迫して射精を止める方法です。
ただ、射精を無理やり止める状態が続くことにより尿道への出口を塞がれた精液が膀胱へ逆流することがあります。
これにより逆に射精障害となってしまう可能性もあり、あまりオススメではありません。 - セマンズ(ストップスタート)法
射精の直前までペニスを刺激したら動きを止めて…の寸止めを繰り返す方法です。
3回繰り返したら4回目では射精してもOKで、週に3回ほど実施できるようならベスト。
非常に有名な早漏対策のトレーニングですが、デメリットはパートナーの負担が大きいことです。
心理療法
これは要するに個々のケースに対応するセラピーやカウンセリングなど外来の類になります。
一般的な内容としては、まず早漏を改善するために重要なポイントは脳の興奮を”いかに止めるか”になります。
性的興奮は五感から感受するものなので、興奮しすぎたら以下のような工夫で射精時間を延長できるかもしれません。
- (触覚)バックなど接触面が少ない体位に変更
- (嗅覚)嗅ぐのはやめて口呼吸にする
- (味覚)舐めるのはいったんストップ
- (視覚)照明を抑えてなるべく裸を見ない
- (聴覚)喘ぎ声を控えてもらう
あまりオススメでない治療法
もう1つ紹介していませんでしたが、早漏の治療法の1つにリドカインなど麻酔成分入りのクリームやスプレーをペニスに塗る医学療法というものがあります。
日本では風俗嬢なども良く使っている市販のキシロAが有名ですね。
その効果としては「ペニスの感度を落として射精時間延長」というもので有効ではあるのですが、推奨できない大きな理由が2つあります。
- ペニス自体の感度が落ちるので気持ち良くない
- パートナーに付着して相手の感覚も麻痺してしまう
①感度が落ちる問題
リドカインはダポキセチンと違って麻酔なので、当然ペニスの感度が落ちます。
ダポキセチンよりも優位性があるわけでもないですし、最悪中折れを起こす可能性もあるのであまりオススメではありません。
②相手に付着する問題
こちらのケースはさらに深刻で、ペニスに塗ったリドカインはプレイ中にどうしても相手の口や膣にも付着しがちです。
同意の上であれば問題ないかもしれませんが、もし無断で使用して口や膣についたらパートナーとの修羅場はまず免れられないでしょう。
実際、風俗業界では嬢相手に無断使用して付着してしまい「あわや警察沙汰…」なんて話も珍しくはありません。
選択肢の1つとしては良いかもしれませんが、使用する際には細心の注意を払った方が良いかもしれませんね。
最後に…
令和の時代になり治る症状になった早漏ですが、改善のためには勃起不全(ED)と同様に早期治療が肝心となります。
クリニックに行くのがどうしても恥ずかしい場合は、通販で薬を買うだけでも良いのでまず一歩踏み出してみてください。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。