ピルを飲むと恋愛感情が無くなる?男性の好みや性欲の変化を検証!

ピルを飲むと恋愛感情が無くなる?男性の好みや性欲の変化を検証!

最近飲んでいる女性も多いピル。

しかし、中には「恋愛感情が無くなって彼氏に冷めた」「性欲が減った」という変化を感じている方もいるようです。

この辺りは恋愛や結婚において相手との溝が深まりやすい部分でもあるので実際どうなの?と気になりますよね。

避妊や生理痛改善などメリットも多いピルですが、なぜ感情の変化や性欲の低下が起こるのでしょうか?

今回は、その理由や対策を詳しく解説します!

ピルで恋愛感情がなくなることはある?

ピルで恋愛感情がなくなることはある?

結論から言うと、低用量ピルを服用していることで男性の好みは変わる可能性があります。

これは研究も進められていて…

ピル使用中の好みの変化が実際のパートナー選択に影響を与えるかどうかをテストするために、パートナーシップの形成時にピルを使用していた、または使用していなかったと報告した女性の年齢を合わせた男性パートナー170人の顔の特徴を調べた。
顔の測定と知覚的判断の両方から、配偶者選択時にピルを使用した女性のパートナーは、この時点でホルモン避妊を使用していなかった女性のパートナーよりも男性的な顔が少ないことが示された。

引用元:『女性の経口避妊薬の使用は男性の顔の男らしさに対する好みを変え、パートナーの顔の男らしさと関連している』

短期的な関係の魅力のために顔を判断する場合、女性は生殖能力が最も高くなる可能性が高い時期(周期の卵胞期)に男性の顔の男らしさと対称性を好むことを示した。長期的な判断については周期の影響は見られなかった。

引用元:『月経周期における顔の男らしさや対称性の好みの変化は、関係性の状況によって緩和される』

なんとも興味深い研究ですが、ピルを服用することでホルモンバランスが安定するため、男らしい顔つき・骨格にあまり惹かれなくなるようです。

一方、女性にとって生殖能力の高い時期(卵胞期)にはより男性的な顔つきを好むことが示されています。
これは生殖を成功させるために優秀な遺伝子を求めるという本能的な部分が影響しているのかもしれません。

このように、ホルモンバランスによって男性の好みは変化するのは自然なことで、それに伴って恋愛感情が薄れてしまうこともあると考えられます。

その他の感情変化

また、人によってはピルを服用することで情緒不安定になったりイライラが増えたりすることも。

特に感受性が豊かな方や普段から感情の起伏が大きい方は恋愛感情が減ったと感じてしまうかもしれません。

性欲も無くなるって本当?

ちなみに、ピルを飲んで性欲が減ったという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。

例えば、超低用量ピル・ヤーズの添付文書を見てみると「リビドー減退」の文字が。(※リビドー=性欲)

ヤーズ添付文書

実際どれくらいの割合で起こるのかは不明ですが、性欲が減ったと感じる方もいれば変わらないと言う方もいるので個人差はあります。

ピルで感情変化が起こる理由

ピルで感情変化が起こる理由

ピルはエストロゲンとプロゲステロンといった女性ホルモンを調整することで効果を発揮する薬です。

服用することで、それまで波があったホルモンバランスが安定してくるのでホルモンバランスに影響されていた感情にも変化が起こります。

また、ピルは男性ホルモンであるテストステロンの分泌を抑制する働きがあります。

男性ホルモンというと男性のもの…と思いがちですが、実はテストステロンは女性も分泌していて、性欲と密接にかかわっています
これが抑制されることで性欲が低下してパートナーに対する情熱が冷める原因になると考えられているんですね。

ピルで恋愛感情や性欲がなくなったときの対処法

では、ピルで恋愛感情がなくなった、性欲が減ったと感じるときの対処法をご紹介します。

  • 2~3か月は様子をみる
  • ピルの種類を変える

2~3か月は様子をみる

ピル服用によるホルモンバランスの安定には2~3か月ほどかかるのが一般的です。

飲み初めは一時的に血中のホルモン量が変化しますが、安定してしまえば感情の変化が落ち着く場合も多いです。

まず2~3か月は様子をみてみましょう

ピルの種類を変える

ピルにも体質によって合う・合わないはあるもので、恋愛感情や性欲の変化にかかわらずピルを変えてみることで症状が改善する場合も。

ただ、男性ホルモンの働きを抑える作用のある第3世代のピルは恋愛感情や性欲に影響しやすいとされていますので避けた方がいいかもしれません。

ピルにはメリットもたくさん

ピルにはメリットもたくさん

こと恋愛感情や性欲に関してはネガティブな変化がある場合もありますが、ピルは女性のQOL向上に様々なメリットをもたらします。

避妊

ピルというとまず一番にイメージするのは避妊効果かと思います。

ピルを服用すると体が妊娠に似た状態になり卵胞の発育や排卵が止まるため、妊娠の成立が防がれるという仕組みです。

その避妊率はとても高く、コンドームが98%な一方、低用量ピルは避妊率99.7%となっています。

ピルも100%避妊できるわけではないのですが、コンドームとピルを併用すればより避妊の確率を高めることが可能です。

避妊目的のピルとしては性行為後に服用するアフターピルもありますが、こちらはあくまで緊急用なので注意しましょう。

生理痛の緩和

ピルを服用すると、子宮内膜が薄くなります。

通常の生理では、子宮内膜が厚くなり、その剥離に伴って強い子宮収縮(痙攣)が起こることで痛みを感じます。

しかし、ピルによって子宮内膜が薄くなると子宮の収縮が少なくなるので生理痛も軽減されるというメリットがあります。

また、子宮内膜からはプロスタグランジンという痛みの原因物質が分泌されていますが、これもピルによって子宮内膜が薄くなれば痛みが軽減されるという仕組みです。

月経量が減る

ピルによって剥がれ落ちる内膜が薄くなる…ということは月経量の減少にも繋がります。

こまめにナプキンを変えてもあふれてくるような月経過多の方は、ピルを服用することでかなり楽になるのではないでしょうか。

ナプキンの使用量も減らせますし、貧血リスクの軽減にもなります。

PMS改善

ピルにはホルモンバランスを安定させる作用があるので、以下のようなPMSの症状を改善する効果が期待できます。

  • 精神神経症状:情緒不安定、イライラ、抑うつ、眠気、集中力の低下、倦怠感など
  • 身体的症状:腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、食欲の増加など

PMDD改善

また、PMSよりも精神的な症状が強い場合はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性もあります。

ピルはPMDDへの効果はそこまで高くないですが、ヤーズという超低用量ピルで唯一有効性が確認されています。

ニキビや肌荒れ改善

生理前になるとニキビが増えたり肌荒れが気になる方も多いのでは?

というのも、ニキビはホルモンの影響を大きく受けるもので月経周期に合わせて変化するホルモンによってニキビが悪化しやすいんですね。

ピルの中でも第3世代低用量ピルはニキビへ高い効果が期待できるため、病院でも処方されることが多くなっています。

ピルは通販(個人輸入)でも買える

ピルは病院でもらうためには診察が必要だったり、処方してもらうために通院する必要があります。

毎日、毎月飲むものですし毎回病院に行くのは大変という方は個人輸入通販という選択肢も検討してみてください。

個人輸入通販では処方箋不要で自宅から簡単に注文が可能です。

注意点があるとすれば配送までに時間がかかること。注文から2週間~3週間ほどかかるのでそれを見越して注文しておく必要があります。

通販で買えるピル

生理痛・PMS・更年期障害に!トリキュラー(triquilar)

低用量ピル・トリキュラー(パッケージ+シート)

第2世代に分類される低用量ピルで、有効性の女性ホルモンが排卵を抑制することで避妊効果をもたらします。

ホルモンバランスが整えられることで生理周期のコントロールがしやすくなる、PMS(月経前症候群)や更年期障害の改善などの効果も期待できます。

知名度も実績もNo.1の定番

副作用を最大限少なく!ヤーズ(Yaz)

ヤーズ(Yaz)

新しい第4世代の超低用量ピルと呼ばれるタイプで、避妊やPMSへの効果に加えピルの中では唯一PMDDに対しての有効性も確認されています。

副作用を抑えるため女性ホルモンの含有量が効果が得られる最低限まで低用量化されている点が大きな特徴です。

生理前~生理中の不調を脱却

まとめ

ピルは服用によって恋愛感情や男性の好み、性欲に変化を与える可能性があります。

もちろん個人差がありますので、飲んでみないとどれくらい変わるのかは分からない部分ではあります。
…が、ピルには日々のQOLを上げるメリットもありますので自分の悩みに合わせてピルを選んでみてくださいね。

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ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。