EDは50代で4割、70代では7割もの方が経験する男性にとっては宿命ともいうべき非常に身近な病気です。
あまりに悩む方が多いせいかネットでは「何とか自力で治す方法はないか」と試行錯誤される方も良く見受けられますが…。
果たしてEDは治療を受けなくても改善できるものなのか、原因から仕組み、改善案まで詳しく解説してまいります。
EDの原因は大まかに体と心の2種類に分けられる
まず、一言でEDと言ってもその内訳は体由来のものと心由来のもの2つに大別できるので、それぞれについて解説してまいります。
①器質性ED
まずこちらは身体的な理由から来るEDで、ありがちな原因には以下のようなものが挙げられます。
- 動脈硬化
- 高血圧、脂質異常症、糖尿病
勃起の機能そのものに不具合がある状態で、例えるなら風船に空気を送り込むためのホースが詰まっていたり漏れていたりで空気がうまく入っていかないようなイメージです。
普段のオナニーでも立たない、中折れする場合はこちらが濃厚で40代以降の中高年に多く見られます。要は加齢による老化ですね。
ただし血管もしくは神経の損傷や障害などの何らかの病気やケガが関係していることでEDが生じることもあるのでご注意を。
②心因性ED
一方こちらは文字通り精神的な理由から来るEDで、例えば原因には以下のようなものが挙げられます。
- 不慣れで焦っている、初めてで緊張しすぎている
- 疲れや睡眠不足、ストレスなどで集中できない
- マンネリ化して飽きてる、裸を見たら冷めた
勃起の機能そのものには問題ないのですが、そもそも風船に空気自体が来ていないようなイメージです。
普段オナニーは問題なくできるのに「なぜか本番だけは…」という場合が大体こちらで30代以下の若い方に多く見られます。
では、これらの①②の症状は改善が可能なのでしょうか?
①器質性ED(体の方に原因があるパターン)の改善方法
現代人の器質性EDはたいていペニスの血管の動脈硬化によるものなので、原因となる疾患の治療や生活習慣の改善が必要になります。
動脈硬化になると血管が十分に拡がらず血液循環が悪くなるので、陰茎海綿体にも勃起に十分な血液が流れ込まなくなり発症へと至る仕組みです。
特にペニスの動脈は体の中でも最も細く猪一に詰まってしまうものなので、このタイプのEDは動脈硬化の初期症状とも言えますね。
現実的な選択肢はED治療薬
今すぐできることは色々とありますが、生活習慣病の改善は長期戦なので現実的な選択肢はED治療薬の使用になります。
もちろん生活習慣の改善も大事ですが、どうしても加齢による悪化スピードの方が早くなりがちなので致し方ない側面が強いです。
薬の選択肢はいくつかあって、それぞれの大まかな特徴は以下の通り。
名前 | 効果 | 即効性 | 副作用 | 使い勝手 |
---|---|---|---|---|
バイアグラ | 最強 | 30分~1時間 | 強め | イマイチ |
レビトラ | 高い | 15~30分 | やや強め | 割と良い |
シアリス | マイルド | 2~3時間 | 弱め | 良い |
(↑スマホはスクロールできます)
比較的若ければレビトラかシアリスで十分な効果が得られますが、高齢になるにつれバイアグラでも効かなくなり最終的には完全に動かなくなるので生活習慣改善はいずれにせよ必須です。
また、自力で…と言えるかはわかりませんが、「処方せんなしで」とのことであれば薬は通販でも購入可能なので利用すると良いでしょう。
バイアグラジェネリックの定番・カマグラ
カマグラゴールド(kamagra gold)はアジャンタ・ファーマが製造・販売するバイアグラジェネリックです。
最も高い人気を誇る定番中の定番で、安価で高い効果を誇る便利な医薬品となっています。
②心因性ED(心の方に原因があるパターン)の改善方法
軽度な状態であれば不安や緊張を取り除きリラックスできる状態を作ることで改善が見込めるので、以下のような対策が有効です。
リラックスできる状態を作る
- プレイ前にマッサージし合う
- 少量のお酒でほろ酔い状態に
- BGMやアロマなど五感をフル活用
ED治療薬も効果的
また、意外にも勃起の性能を高めてくれるバイアグラが心因性EDの改善に役立つことも一般的によく知られています。
仮に諸々の要因で妨げられていて性的興奮が少ししかなくても、これを増幅してくれる効果があるので勃起に到れる可能性があるんですね。
特にアルコールや飲食など諸々の影響を受けにくく副作用も少ないシアリス系の薬は非常に使いやすいでしょう。
シアリス系の定番ジェネリック・メガリス
メガリス(megalis)はマクレオーズ・ファーマ社が製造・販売するバイアグラに次ぐ第3のED治療薬です。
先発薬のシアリスと同じ有効成分タダラフィルを含むジェネリック薬で、食事の影響をほぼ受けない、正常に勃起可能な状態が30時間以上続くのが大きな特徴です。
しかし、基本的に原因は人それぞれで異なる上に複合する場合もあるので、根本的な解決法は一概には言えず「その要素に向き合う」という以外にはありません。
自力で改善を試みるのも不可能ではないですが、一度起きると劣等感や不安感から負のスパイラルに陥りやすかったりするのも意外と厄介です。
限界を感じるようであれば早々に切り上げて専門家に相談した方が良いでしょう。
特に以下の症状はうつ病のサインでもあるので、もし常日頃多忙であるようであれば早急な相談をおすすめします。
こんな症状がある場合は要注意
- 食欲減退、消化器の不調
- 頭痛や肩こり、めまい
- 眠れなかったり寝すぎてしまう
- 体がだるい、疲れやすい、動悸
今回紹介した医薬品一覧
結局自力で対応できる範囲は限られる
EDは治療ガイドラインでも器質性・心因性ともにまずはED治療薬が処方されるほどにこの薬には有効性と即効性があります。
そのため、自力での改善を試みるのであれば今回ご紹介したED薬をまず試してみることが改善の近道になると言えるでしょう。
しかし、それ以上となりますと原因は複雑で個々人により異なる部分が大きいため専門家の知恵を借りてしまう方が改善の近道となります。
ED治療は恥ずかしく思えてしまうかもしれませんが、繰り返すうちに精神的に負け癖がついてしまいやすい性質もあるので、ぜひそうなる前に早めの対応を心がけたいですね。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。