不安障害に対してバスピンの効果が出るまで何日くらいかかるもの?

不安障害に対してバスピンの効果が出るまで何日くらいかかるもの?

抗不安薬と言えば定番はデパスですが、規制されてしまった現在では代わりにバスピンを選択される方もいらっしゃるようです。

しかし、バスピンは性質が異なる薬なので「何日使えば効果が出るの?」と使い勝手の違いに困惑される方も多いようですね。

そこで、今回はそんなバスピンの効果に関する疑問について解説してまいります。

まずはバスピンの特徴を知ろう

バスピンはいわゆるアザピロン系と呼ばれるタイプの抗不安薬で、ざっくり言うと

  • 抗不安作用:デパスなどベンゾ系と同程度
  • 抗けいれん作用:なし
  • 筋弛緩作用:なし

という特に抗不安効果に振り切った薬です。

不安障害はセロトニンが制御できないことによって起こるものですが、有効成分ブスピロンはセロトニンを正常な状態にコントロールしてくれるので抗不安効果を発揮。

気持ちがリラックスすることで不安や不安由来の「眠れない」といった症状にも有効です。

効果が出るまで最大4週間かかることも

このようにバスピンはとても安全性が高く便利な薬ではあるのですが、1回の服用では効果が現れず服用開始後から1~2週間ほどしないと効果が出てこないのが弱点。

最大では効果が出るまで4週間かかることもあり、中には飲んですぐ効果を体感できている方もいるようですが基本的にはデパスのように頓服で使うことは難しい薬です。

すぐ効果が出る方もいるが…

ティモテ@Timotei_pure
バスピン飲んでから日中、セロトニン出てる!って感じがする
身体あったかくてフワフワタイムかましてる
午前10:58 · 2020年11月17日

基本的に即効性はなし

生欠伸こんにゃく🧊@tugauna4UMunA4
今日届いたバスピン入れてみたけどびっくりするほど何も変化なしwww
量少なすぎたんかな〜😂
午前0:18 · 2021年5月1日

しかし、ベンゾジアゼピン系抗不安薬でみられる乱用、依存、耐性、退薬症状などを引き起こさないのもバスピンの大きな特徴です。

過去にベンゾジアゼピン系の薬で上記の症状に悩まされた経験のある方には安心できる薬と言えるでしょう。

本当に効果がある薬なのか?

ちなみに日本でバスピン(ブスピロン)は抗不安効果においてプラセボを上回ることができず、導入が断念された経緯があります。

そのため、「そもそも効果自体がないのでは?」と考える方もいるようですがそれは誤りです。

たまたま日本では承認されませんでしたが、米国では処方件数が1,000万件を超えるなど登場から数十年が経つ現在でも非常に人気の高い薬となっているためです。

その点はご安心してご利用いただければと思います。

薬が合わなかった時には

このようにバスピンという薬は良くも悪くも安全性の高く使い勝手にクセがある薬となっています。

人によって合う合わないが激しい薬なので、もし効果を感じられない場合は以下の薬で代替を試みるのが良いでしょう。

抗不安薬として使う場合

抗不安薬としての効果を求める場合に気になるのはやはり

  • 頓服で使えて即効性がある
  • 抗不安・筋弛緩作用が強い

の2点だと思いますが、ネット通販(個人輸入)で購入できてこれを満たす医薬品は残念ながらありません。

処方薬では以下の通りとなるので参考にしてみてください。

医薬品名抗不安催眠鎮静筋弛緩即効性持続性
デパス~3時間3~6時間
レキソタン~1時間12~20時間
ワイパックス~2時間12~20時間

レキソタン

レキソタンは強い抗不安・筋弛緩作用と即効性が特徴の医薬品です。

「いざという時にすぐに使える頼もしい薬」ですが、効果が強いが故にふらつきやめまいといった副作用や耐性・依存性の問題もまた強いという点がデメリットとして挙げられます。

また、短時間型に属するデパスと違って中時間型の薬になるため効果時間が大幅に長くなっている点も注意が必要です。

ワイパックス

ワイパックスもデパスやレキソタンと同様に強い抗不安と即効性が特徴の医薬品です。

ただし、催眠・鎮静作用は強い半面、筋弛緩作用はデパスよりも緩やか。
不安の度合いが強いと筋肉の緊張も強くなる傾向があるので筋弛緩作用は重要なポイントではありますが、レキソタンと同様にデパスの代わりとしても有用でしょう。

こちらも、短時間型に属するデパスと違って中時間型の薬になるためご注意ください。

睡眠薬として使う場合

バスピンは不安を解消して睡眠を促すのが特徴です。そのため、

  • 同じベンゾジアゼピン系
  • 作用の強さや作用時間が同じくらい

の2点であれば同じような効果が得られる可能性が高いですね。
これに近い医薬品は以下の通りです。

医薬品名強さ即効性持続性
デパスやや強~3時間3~6時間
エバミール/ロラメットやや強~1時間6~10時間
レンドルミン~1時間6~10時間

エバミール/ロラメット

デパスと同じベンゾジアゼピン系の睡眠薬で筋弛緩作用や抗不安作用をもち強さも同じくらいの医薬品です。

デパスに比べると効果はややマイルドですが、即効性があり1時間しないうちに血中濃度のピークを迎える点が特徴。
ただし、長く効果が持続するので眠気が翌日へ持ち越されることもあり注意が必要です。

レンドルミン

こちらもベンゾジアゼピン系の睡眠薬で筋弛緩作用や抗不安作用をもち強さも同じくらいの医薬品です。

デパスに比べると薬の効果は強め。即効性に優れている点や眠気の持ち越しには注意が必要な点はこちらも同様です。

ソナタ(ザレプロン)

デパスと同じ短時間型の睡眠薬は軒並み規制されていて個人輸入することも不可ですが、唯一ソナタ(ザレプロン)についてはネットで購入することができます。

ただし、このソナタ(ザレプロン)は非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬なので、ベンゾジアゼピン系に比べて

  • 耐性はできにくい
  • 筋弛緩作用や抗不安作用はない

といった点が異なります。

ハイプロン10mg(hyplon)ソナタジェネリック

ハイプロン10mg(hyplon)ソナタジェネリック

ハイプロン(hyplon)は、コンサーン・ファーマ社が製造・販売している短期型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。

ソナタと同じ有効成分・ザレプロンが同量含まれているため、安価ながらも高い効果が期待できます。

最後にもう一言だけ…

抗不安薬はメインとなるベンゾジアゼピン系のネット通販(個人輸入)がほぼほぼ規制されているため選択肢は少ないのが現実です。

しかし、その中でも使える薬はいくつかあるので自分の体に合った薬をぜひ検討してみてください。

効果のある医薬品のみ

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