チロジン250mg(Tyrodin) トランシーノジェネリック
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※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
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チロジンの詳細
チロジンとは
- 医薬品名
- チロジン(Tyrodin)
- メーカー
- カニサライフサイエンス(Canixa Life Sciences Pvt. Ltd.)
- 有効成分
- トラネキサム酸(Tranexamic)
- 効果・効能
- 肝斑・シミ・そばかす改善
- 剤形
- 錠剤(Tablet)
- 肝斑・シミを内側から予防 有効成分のトラネキサム酸は肝斑・シミの原因となるメラニンの産出にかかわるプラスミンやプロスタグランジンの働きをブロックする作用があり、肝斑やシミの発生を内側から予防する効果が期待できます。
- ハイドロキノンとの相性も抜群 強力な美白作用を持つハイドロキノンと併用することで肝斑やシミをより効率的に改善します。
- コストパフォーマンスに優れる ジェネリック医薬品のため1錠当たり67円~と格安で、始めやすく続けやすい価格になっています。
チロジンは肝斑やそばかす、炎症後色素沈着の治療に用いられる医薬品です。
皮膚に炎症が起こるとプラスミンやプロスタグランジンという物質が作られ、肌を守るためにメラニンが産出されます。メラニンは肝斑・シミの原因となる物質のため、メラニンの産出が増えると肝斑・シミも増加してしまいます。
チロジンの有効成分トラネキサム酸は、メラニン生成にかかわるプラスミンやプロスタグランジンの働きを阻害する作用があり、シミや肝斑を予防する効果が期待できます。
また、トラネキサム酸の抗炎症作用によって肌の炎症(赤み)が抑えられるため肌の透明感アップにも役立ちます。
製造元のカニサライフサイエンス社はインドのウッタルプラデーシュに本拠地を置く製薬会社です。ニキビや肝斑治療薬を始め抗真菌薬や抗生物質など幅広い医薬品を手掛けています。同社は国際基準であるGMPをクリアしており品質や安全性には定評があります。
トラネキサム酸は必須アミノ酸であるリシンを元に合成されたアミノ酸の一種で、もともとは止血剤として手術後の出血予防として使われていた薬です。
トラネキサム酸にはプラスミンと呼ばれる酵素の働きを抑制する作用があります。これによって出血が抑制されますが、近年では、トラネキサム酸の持つ抗プラスミン作用が肝斑やシミ発生にかかわるメラノサイト活性化を抑制する働きがあることが分かり肝斑やシミ治療としても使われています。
トラネキサム酸は1995年には肌荒れ防止、2002年には美白の有効成分として承認されています。
ただし、トラネキサム酸の美白効果があらわれるまでは、通常4週間~8週間かかると言われています。
すぐに服用を中止してしまうと症状が悪化する場合もありますので、医師の指示に従い定められた期間は服用するようにしてください。
効果・効能
チロジンは有効成分のトラネキサム酸によって肝斑やシミを改善する効果が期待できます。
トラネキサム酸には抗プラスミン作用があり、メラニン産出にかかわる酵素であるプラスミンやプロスタグランジンを阻害することで肝斑やシミの発生を予防します。
また、トラネキサム酸には血を固めるフィブリンという成分の分解を抑えて止血をする作用があることから抜歯後の出血予防に用いられたり、プラスミンを抑え口内炎や喉の痛み・腫れを緩和する作用から風邪によるのどの痛み緩和に用いられる場合もあります。
線維素溶解現象(線溶現象)は生体の生理的ならびに病的状態において、フィブリン分解をはじめ、血管の透過性亢進などに関与し、プラスミンによって惹起される生体反応を含め、出血症状やアレルギーなどの発生進展や治癒と関連しています。 トラネキサム酸は、このプラスミンの働きを阻止し、抗出血・抗アレルギー・抗炎症効果を現します。
抗プラスミン作用
トラネキサム酸は、プラスミンやプラスミノゲンのフィブリンアフィニティー部位であるリジン結合部位(LBS)と強く結合し、プラスミンやプラスミノゲンがフィブリンに結合するのを阻止します。 このため、プラスミンによるフィブリン分解は強く抑制されます。更に、α2-マクログロブリン等血漿中アンチプラスミンの存在下では、トラネキサム酸の抗線溶作用はより強化されます。
止血作用
異常に亢進したプラスミンは、血小板の凝集阻止、凝固因子の分解などを起こしますが、軽度の更新でもフィブリン分解がまず特異的に起こります。そのため、一般の出血の場合トラネキサム酸はフィブリン分解を阻害することによって止血するものと考えられています。
抗アレルギー・抗炎症作用
トラネキサム酸は、血管透過性の亢進、アレルギーや炎症性病変の原因になっているキニンやその他の活性ペプチドなどのプラスミンによる産生を抑制します。
飲み方・使い方
チロジンは1日750~2000㎎を3~4回に分けて水かぬるま湯で服用してください。
また、年齢や症状に合わせて増減してください。
服用から約1か月で効果が現れ始め、約2か月で高い効果が実感できます。
ただし、2か月を超えての使用は推奨されていません。
服用中止後に肝斑が再発した場合は、再開までに最低でも2か月間休薬してから服用を再開してください。
この場合も2か月を超えての使用は控えてください。
副作用
チロジンは服用により以下の副作用が起きることがあります。
これは使用しているうちに軽減されていくものであり医師の治療も不要ですが、症状が続いたり気になる場合は医師に相談してください。
主な副作用
- 食欲不振
- 悪心
- 乾燥感
- 嘔吐
- 胸やけ
- そう痒感
- 発疹
ただし、以下の症状が現れた場合はただちに医師の治療を受けてください。
医師の治療が必要な副作用
- 痙攣
また、以下のような血栓症の初期症状が現れた場合はただちに使用を中止し医師の診察を受けてください。
血栓症の初期症状
- 激しい頭痛
- 舌のもつれ
- 10分以上続く締め付けられるような胸の痛み
- 突然の息切れ
- 片足のふくらはぎの痛みや浮腫み
- 突然の呼吸困難
- 胸の痛みを伴う一過性の意識消失
相互作用
血栓形成を促進させる可能性がありますので、トロンピンを投与中の方はチロジンを服用しないでください。
また、以下の医薬品は併用の注意が必要です。必ず事前に医師に確認をしてください。
医師に確認が必要な薬剤
- ヘモコアグラーゼ
- バトロキソビン
- 凝固因子製剤(エプタコグアルファなど)
ただし、薬に影響を及ぼす可能性は他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。 気になる場合は必要に応じて医師に相談の上、安全性を確認した上で使用してください。
禁忌・注意点
チロジンの有効成分トラネキサム酸にアレルギーがある、または妊娠中の場合は使用しないでください。
また、以下の該当する方は使用しないでください。
薬を使用できない症状・病歴
- トロンビンを投与中
- 透析治療を受けている
以下に該当する場合は、医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。
医師に確認が必要なケース
- 血栓症(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎など)および血栓症があらわれるおそれがある方
- 消費性凝固障害
- 術後の臥床状態にある方及び圧迫し血の処置を受けている方
- 腎不全
- チロジンの成分に対し過敏症の既往歴がある
また、以下のような血栓症の初期症状が現れた場合はただちに使用を中止し医師の診察を受けてください。
- 激しい頭痛
- 舌のもつれ
- 10分以上続く締め付けられるような胸の痛み
- 突然の息切れ
- 片足のふくらはぎの痛みや浮腫み
- 突然の呼吸困難
- 胸の痛みを伴う一過性の意識消失
よくある質問
- Q.即効性はありますか?
- A.いいえ。チロジンの有効成分トラネキサム酸は効果があらわれるまで通常4~8週ほどかかる場合が多くなっています。
- Q.ピルを飲んでいますがチロジンを使用できますか?
- A.いいえ。トラネキサム酸には出来た血栓が溶ける反応を遅らせる作用があり血栓のリスクが考えられるためピル(経口避妊薬)との併用は推奨されていません。