ルジオミール25mg(Ludiomil)
登録日: 2024年8月7日 | 更新日: 2024年11月5日
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ルジオミール(Ludiomil)の商品詳細
ルジオミールとは
- 医薬品名
- ルジオミール(Ludiomil)
- メーカー
- ノバルティス(Novartis)
- 有効成分
- マプロチリン塩酸塩(Maprotiline Hydrochloride)
- 効果・効能
- うつ病・うつ状態
- 剤形
- 錠剤(Tablet)
- 四環系抗うつ薬 有効成分のマプロチリンは脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの量を増やす作用があり、これによってうつ病による落ち込みを改善し意欲を高める効果が期待できます。
- 睡眠薬としても 眠気の副作用が出やすいことから、睡眠薬代わりに処方されることもあります。
- 安心の先発医薬品 スイスの大手製薬会社ノバルティス社が製造する医薬品で、創薬メーカーならではの高い技術と安全性を誇ります。
ルジオミールはうつ病・うつ状の治療に用いられる医薬品です。
有効成分のマプロチリンは四環系抗うつ薬に分類され、ノルアドレナリンの神経終末への再取込みを阻害することでうつ病による気分の落ち込みや集中力・意欲の低下、不安感を改善する効果が期待できます。
正式な適応はうつ病ですが、その他にもパニック障害や過食症といった症状に応用される場合もあります。
三環系抗うつ薬よりも効果はマイルドですが、その分副作用が軽減されています。
製造元のノバルティス社は、スイスのバーゼルに本拠地を置く大手製薬会社です。ボルタレンなど日本でもおなじみの製品を手掛けるグローバル企業で、アメリカやスイスなど世界各地で研究や創薬を行っています。
うつ病は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減ってしまうことで起こる病気だと考えられています。
セロトニンは、喜び・快感に関わるドパミンや恐怖・驚きに関わるノルアドレナリンなどの情報をコントロールしています。
しかし、セロトニンが低下するとこれらのバランスが崩れうつなどの精神症状を引き起こしてしまいます。
また、ノルアドレナリンは意欲にも関わっているため、ノルアドレナリンが低下することでやる気が出ないといった症状がみられる場合もあります。
ルジオミールの有効成分マプロチリンはノルアドレナリンを増加させる作用のある薬で、服用によって気持ちを前向きにする効果が期待できます。
ただし、ルジオミールを含め24歳以下の方が抗うつ薬を服用した場合、自殺念慮や自殺企図のリスクが上昇するケースが報告されていますので服用する場合は周囲に知らせ、行動の変化などに注意してもらうようにしてください。
また、薬を急に中止・増量・減量すると離脱症状があらわれる場合があります。中止や用量の変更は医師に相談の上慎重に行ってください。
効果・効能
ルジオミールはうつ病・うつ状態に効果が期待できる医薬品です。
うつ病は精神を安定させるセロトニンや、やる気を起こすノルアドレナリン低下することが原因で起こると考えられています。
有効成分のマプロチリンの作用は明確になっていませんが、ノルアドレナリンの神経終末への再取込みを阻害することでノルアドレナリン濃度を増加させ、抗うつ効果を発揮すると考えられています。
このとき、再取り込みを阻害するのはノルアドレナリンのみで、セロトニンやドパミンの取り込みはほとんど阻害しません。
飲み方・使い方
ルジオミールは1日30~75mgを2~3回に分けて水かぬるま湯で服用してください。
薬は常温での保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。
また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
ルジオミールは使用すると以下の副作用が起きることがあります。
これらは一般的な副作用で治療も不要ですが、程度が気になるようでしたら医師にご相談ください。
主な副作用
- 血圧降下
- 血圧上昇
- 激越
- ミオクロヌス
- 情緒不安
- 口渇
- 緑内障
- 尿閉
- 紫斑
- 脱毛
- 好酸球増多
- 血小板減少
- 乳房肥大
- 乳汁漏出
- 気管支痙攣
ただし、以下の症状があらわれる場合は直ちに使用を中止し、医師の診察を受けてください。
アレルギー反応
- 皮膚血管炎
- 発疹
- 蕁麻疹
- 搔痒感
- 発熱
重大な副作用
- 悪性症候群(Syndrome malin)
- てんかん発作
- 横紋筋融解症
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
- 麻痺性イレウス
- 間質性肺炎
- 好酸球性肺炎
- QT延長
- 心室頻拍(Torsades de pointesを含む)
- 肝機能障害
- 黄疸
ルジオミールは服用により以下の症状があらわれる場合があります。
あまり一般的ではない副作用
- 起立性低血圧
- 心悸亢進
- 心電図異常(QT延長など)
- 眠気
- パーキンソン様症状・振戦・アカシジアなどの錐体外路障害
- 言語障害
- 知覚異常
- 睡眠障害(不眠など)
- 神経過敏
- 不安
- 集中力欠如(思考力低下、頭がボーッとするなど)
- 躁状態
- 便秘
- 排尿困難
- 視調節障害(散瞳など)
- AST、ALT、γ-GTPの上昇
- 悪心
- 胃部不快感などの胃腸症状
- 食欲不振
- 腹痛
- 口内苦味感
- 味覚異常
- めまい
- ふらつき
- 倦怠感
- 脱力感
- 熱感
- 発汗
- 頭痛
- 頭重
- 頻尿・夜尿
- 浮腫
まれな副作用
- 心ブロック
- 頻脈
- 不整脈
- 失神
- 幻覚
- 陰萎
- せん妄
- 運動失調
- 錯乱状態
- 悪夢
- 記憶障害
- 離人症
- 鼻閉
- 光線過敏症
- 白血球減少
- 白血球増多
- ALPの上昇
- 嘔吐
- 異常食欲亢進
- 口内炎
- 下痢
- 嚥下困難
- 体重増加
- 耳鳴
- 流涎
相互作用
アルコール(飲酒)はルジオミールの作用を増強する可能性がありますので控えてください。
以下に該当する場合はルジオミールとの併用はできません。
併用できない薬剤
- MAO阻害剤
セレギリン塩酸塩(エフピー)、ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)、サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)
また、以下に該当する場合は併用にあたり注意が必要です。必ず医師にご確認の上使用してください。
併用に注意が必要な薬剤
- 痙攣閾値を低下させる薬剤
フェノチアジン誘導体など - 副交感神経刺激剤
ピロカルピン - ベンゾジアゼピン誘導体
- 抗コリン作用を有する薬剤
トリヘキシフェニジル、アトロピンなど - アドレナリン作動薬
アドレナリン、ノルアドレナリン、フェニレフリンなど - アトモキセチン
- フェノチアジン誘導体
レボメプロマジンなど - リスペリドン
- 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)
フルボキサミン、パロキセチンなど - テルビナフィン
- 中枢神経抑制剤
バルビツール酸誘導体など - 全身麻酔剤
ハロタン - 抗不安剤
ベンゾジアゼピン誘導体など - サリドマイド
- 肝酵素誘導作用をもつ薬剤
フェニトインなど - アドレナリン作動性神経遮断作用を有する降圧剤
グアネチジンなど - 肝初回通過効果を受けやすいβ-遮断剤
プロプラノロール塩酸塩など - 電気ショック療法
- 抗不整脈剤
キニジン、プロパフェノン - メチルフェニデート
- シメチジン
- インスリン製剤
インスリン - スルフォニル尿素系糖尿病用剤
グリベンクラミド - クマリン系抗凝血剤
ワルファリン - スルファメトキサゾール・トリメトプリム
- QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤
スニチニブ、ダサチニブ、イミプラミンなど - ゾニサミド
その他にもルジオミールの成分と相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられますのでご注意ください。
禁忌・注意点
ルジオミールにアレルギーがある場合は使用しないでください。
また、以下に該当する場合も同様です。
薬を使用できない既往歴・症状
- 閉塞隅角緑内障
- 心筋梗塞の回復初期
- てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴
- 尿閉(前立腺疾患など)
- MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)の服用中あるいは服用中止後2週間以内
また、以下に該当する場合は医師に安全性をご確認の上使用してください。
注意が必要な既往歴・症状
- 排尿困難または眼内圧亢進など
- 心不全・心筋梗塞(心筋梗塞の回復初期の方を除く)・狭心症・不整脈(発作性頻拍・刺激伝導障害など)などの心疾患
- 甲状腺機能亢進症
- 躁うつ病
- 衝動性が高い併存障害を有する
- 自殺念慮または自殺企図の既往
- 自殺念慮がある
- 副腎髄質腫瘍
- 低血圧
- 高度な慢性便秘
- 三環系抗うつ薬に対し過敏症
- 開放隅角緑内障
- 重篤な肝障害
- 妊娠中・授乳中の方
- 小児
- 高齢者
眠気、めまいなどがあらわれることがあるので、ルジオミール服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないようにしてください。
ルジオミールを含め24歳以下の方が抗うつ薬を服用した場合、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、服用中は行動の変化および基礎疾患悪化がみられないか家族など周りの方に十分注意してもらうようにしてください。
服用量の急激な減少ないし服用の中止は、倦怠感、易刺激性、情動不安、睡眠障害、筋攣縮などの離脱症状があらわれることがあります。服用を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うようにしてください。
無顆粒球症があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するようにしてください。
QT延長、心室頻拍(Torsades de pointes を含む)、心室細動があらわれることがあるので、定期的に心電図検査を行うようにしてください。
連用中は定期的に肝・腎機能検査を行うことが望ましいとされています。
よくある質問
- Q.薬は本物ですか?
- A.はい。ラククルは100%正規品保証の個人輸入通販です。偽物や粗悪品が届くことはございませんのでご安心ください。
- Q.飲酒はしてもいいですか?
- A.いいえ。薬の作用を増強させる恐れがありますので、飲酒は控えてください。
通販で購入前に必ずお読みください
商品説明について
商品説明・概要・成分・服用方法・禁忌・注意点・副作用などは説明書を 和訳したり一般的な情報をまとめています。 使用方法が不明な方、併用禁忌薬がわからない方は専門の医師やかかりつけの医師に相談してから購入・服用して下さい。
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