デュタボルブ0.5mg(Dutavolve)アボダートジェネリック

デュタボルブとは

医薬品名

デュタボルブ(Dutavolve)

メーカー

ロイドラボラトリー(Lloyd Laboratories Inc.)

有効成分

デュタステリド(Dutasteride)

効果・効能

薄毛(AGA)/前立腺肥大症治療

剤形

軟カプセル剤(Softgel)

デュタボルブは、男性型脱毛症(AGA)に有効な医薬品です。

先発薬アボダートやザガーロカプセルと同じ有効成分デュタステリドを含有しています。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインにおいて、デュタステリドは、他のAGA治療薬であるフィナステリド内服薬やミノキシジル外用薬と同様のAランクに位置付けられており、高い有用性が認められています。

デュタステリドには、薄毛を進行させる5αリダクターゼ(還元酵素)のⅠ型とⅡ型の両方阻害する作用がありDHT(ジヒドロテストステロン)の生産を強力に抑制します。 そのため、AGA治療薬の中でもⅡ型のみを阻害するフィナステリド(プロペシアなど)より高い効果が期待できます。

また、DHTは前立腺の肥大にも大きな影響を与えます。有効成分デュタステリドが男性ホルモンを抑えることで、前立腺肥大による残尿感や頻尿などの症状を改善します。

デュタボルブは男性用の治療薬です。胎児または小児の成長を阻害する場合があるため女性・子供は使用出来ませんのでご注意ください。

また、服用中および服用中止から6か月間の献血は出来ません。

製造元のロイドラボラトリー社は、フィリピンのブラカン州に本社を置く製薬会社です。医薬品から栄養補助食品、化粧品まで幅広く手掛ける企業です。アメリカのFDAやcGMPをはじめとする世界各国の厳しい基づいた製造を行ってい ますので品質はご安心ください。

効果・効能

デュタボルブは、男性型脱毛症(AGA)の治療に用いられる医薬品です。

有効成分のデュタステリドは、5αリダクターゼ(還元酵素)のⅠ型とⅡ型の両方を阻害するすることが可能な薬です。

Ⅰ型5α-リダクターゼは皮脂腺に多く存在し、皮脂分泌過剰を引き起こし薄毛悪化の原因となります。
Ⅱ型5α-リダクターゼは毛乳頭や前立腺に存在しています。

この部分におけるDHTの生成を強力に抑制するので、脱毛防止に優れた効果が期待できます。

また、ヘアサイクルを正常化することで発毛・育毛促進効果も期待できます。

飲み方・使い方

前立腺肥大症：1日1回0.5㎎を水かぬるま湯で服用してください。

男性型脱毛症(AGA)：1日1回0.1㎎を水かぬるま湯で服用してください。
必要に応じて1日1回0.5mgを服用してください。

当サイトでは0.5㎎のみの取り扱いです。カプセル状の薬のため0.1㎎に分割することが出来ません。男性型脱毛症治療薬として服用する場合は1日1回0.5㎎の服用が医師から認められている方のみお使いください。

通常、服用開始6か月ごろに効果が発現しますので、6か月は治療を継続してください。

6か月以上服用を続けても症状改善が見られない場合は服用を中止してください。

人によっては、デュタボルブ服用開始から10日～3か月間は「初期脱毛」と呼ばれる、髪が抜け落ちる期間があります。これは乱れたヘアサイクルを正常に戻す途中で起こる症状で薬の効果の現れでもあります。
AGAが進行しているわけではありませんので使用を継続して問題ありません。

女性・子供には使用できません。また、皮膚を通して成分が体内に吸収される性質がありますので、妊娠または妊娠の可能性がある方は薬剤に触れることも避けてください。もし薬剤に触れた場合はただちに石鹸で手を洗ってくださ い。

薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温保管し、子供やペットがいる場合は誤飲を避けるため保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

アボダートの有効成分デュタステリドによって副作用があらわれる場合があります。

以下の症状は医師の治療を必要としないものですが、もし程度が気になったり続いたりする場合は相談してみても良いでしょう。

ただし、服用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビルなど)を使用している方はデュタボルブの使用には注意が必要です。
これは、併用によって有効成分デュタステリドの血中濃度が上昇し肝機能の低下を起こす恐れがあるためです。

薬に影響を及ぼす可能性は他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が考えられます。
あくまで代表的なもののみでその全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

デュタボルブの有効成分に対してアレルギーがある場合は薬を服用しないでください。

以下に該当する場合も同様です。

以下に該当する方は、医師に安全性を確認の上使用してください。

また、以下に十分注意してください。

デュタボルブは血清前立腺特異抗原(PSA)に影響を与える場合があります。前立腺がんなどの検査を受ける際はデュタボルブを服用していることを医師に伝えてください。

また、デュタボルブは胎児の生殖器の形成および発育を阻害する場合があります。
献血によって妊娠中の女性に影響を与えてしまう可能性がありますので、デュタボルブの服用中止から最低６か月は献血はできません。