サルタノールは使いすぎると死亡するって本当?リスクを低減する方法とは

サルタノールは使いすぎると死亡するって本当?リスクを低減する方法とは

サルタノールは喘息の発作には欠かせない薬で、吸入するだけで症状をしっかり収めてくれる非常に便利な存在です。

しかし、ネットでサルタノールについて検索してみると「死亡する」「心臓に負担」などなど使用をためらうような良からぬワードがちらほら…。

そこで今回は本当に死亡するのか、リスクは下げられるのか、サルタノール使用の重篤なリスクについて解説いたします。

使いすぎると死亡する説は本当?

サルタノールで死亡リスクが高まる?

まず先に結論から言ってしまうと、サルタノールを使いすぎると死亡するリスクが高まるのは本当の話です。

サルタノールの呼吸が楽になる効果は気管支のβ受容体という部分に効くすることで起こるものですが、実はこのβ受容体は心拍数のコントロールにも関わる部分になります。

なので、吸入により発作を抑えてくれる一方で心拍数が上がり、心臓に必要以上に負担がかかってしまうんですね。

ちなみにこれは薬の説明書(添付文書など)にも記載のあるとおりで

(サルタノールの有効成分)アルブテロールは喘息患者の死亡や入院のリスクを高める可能性がありますが、閉塞性気道疾患や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者におけるリスクは不明です。

その他にも過剰摂取すると低カリウム血症や乳酸アシドーシスといった重篤な副作用を引き起こすことも知られています。

さらに、長期服用によるリスクも…

また、サルタノールは長期服用でもリスクが指摘されていて、年間2本以上(週2回以上)使用することで生存率が低くなると研究でも示唆されています。

サルタノール服用と死亡率の関係

サルタノールを使用される方はつい使いすぎているケースも多く見受けられるので、該当する方もかなり多いのではないでしょうか。

リスクを低減するための対策

喘息の吸入薬は使い分けが重要

脅すような内容が続きましたが、基本的には発作時に用量の範囲で使用する限りであればサルタノールを使用していても何ら問題はありません

それよりも気をつけなければならないのは、サルタノールを使わないで済むようベースの治療レベルを上げて発作頻度を下げることが第一です。

チェック!該当する場合は注意

もし、以下の該当が1つでもあるようなら要注意で…

  • 吸入薬はサルタノールくらいしか使っていない
  • 発作もコントロールもサルタノールだけ使っている
  • 体調が悪く苦しいのが当たり前になっている

アドエアなどの吸入薬で喘息の症状しっかりをコントロールしていく必要があります。

気をつけなければいけないのはサルタノールそのものではなく使い方、ということですね。

アドエアは毎日吸入しても大丈夫?

ちなみに同じ喘息吸入薬でもアドエアの方はサルタノールとは有効成分が全く異なるので365日間毎日服用したとしても何の問題もありません

ステロイドということで拒否反応を示される方もいるかもしれませんが、有効成分量はいわゆるステロイド薬の1/100以下に抑えられているため10年単位の長期服用でも悪影響をほぼ全く及ぼしません。

むしろ喘息の症状をコントロールし発作や症状を抑えるためには調子が良い日でも毎日使い続けることが大切なので心置きなく使用しましょう。

エアゾール型アドエアジェネリック・セロフロ

セロフロ ロタキャップ50 100mcg/500mcg(seroflorotacap)アドエアジェネリック

セロフロインヘラーは、シプラ社が製造・販売するアドエアのジェネリック薬です。

アドエアと同じ有効成分サルメテロールが含まれていて、こちらは特にエアロゾル型の吸入薬となっています。

ディスカス型アドエアジェネリックも

セロフロ ロタキャップ50 100mcg/500mcg(seroflorotacap)アドエアジェネリック

セロフロロタキャップは、シプラ社が製造・販売するアドエアのジェネリック薬です。

アドエアと同じ有効成分サルメテロールが含まれていて、こちらは特に粉末型の吸入薬となっています。

使い分けで症状のコントロールが重要

ただし、アドエアは緩やかに効果を発揮する薬で発作時には全く役に立たないので、この時こそサルタノールの出番となります。

このように普段のケアではアドエアを、急を要する発作時にはサルタノールを、と使い分けることで喘息の症状をコントロールすることが大切なんですね。

良好?不良?喘息のコントロールチェック表

良好不十分不良
喘息症状なし週1回以上不十分の項目が3つ以上
発作治療薬の使用なし週1回以上
運動などの活動制限なしあり
肺の機能が正常(最良値の)80%以上80%未満
ピークフロー変動20%未満20%以上
憎悪なし年1回以上月1回以上

辛い発作をしっかり抑える・アスタリンHFA

アスタリンHFA吸入器100mcg(asthalin hfa)サルブタモール

アスタリンHFAはシプラ社が製造・販売する喘息薬で喘息の発作や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状を抑える効果があります。

日本でも良く使われるサルタノールのジェネリック薬で、効果はそのままに安価でコストパフォーマンスに優れるのが特徴です。

発作の症状には要注意

ただし、もしサルタノールを使用しても一向に呼吸が楽にならず以下の症状が見られる場合は注意が必要です。

  • 苦しくて横になれない
  • 会話ができない
  • 唇や爪の色が青い

この時は気道が非常に狭まっている状態でサルタノールで回復できる範囲を超えてしまっているので、ただちに救急車を呼ぶようにしてください。

今回紹介した医薬品一覧

サルタノール使用のリスクのまとめ

サルタノールは正しく使えば喘息の発作の症状を効果的に抑えてくれる非常に優秀な薬ではあります。

しかし、人によっては死亡リスクを高めることがあるので、症状は日々のアドエアなどでしっかりコントロールして発作・服用の機会自体を減らすことが寿命を伸ばす最大の近道になります。

薬代が気になる方も多いかもしれませんが、にアドエアジェネリックはラククルでも安価に取り扱いがありますのでサルタノール頼りになってしまっている人はぜひ一度ご検討ください。

吸入から内服まで取り揃え

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ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。