依存性の問題から規制が進み、処方もされづらく個人輸入でも手に入らなくなってしまったデパス。
しかし、デパスは即効性があり抗不安薬としても睡眠薬としても使える便利な薬だったこともあり未だに「デパスじゃないと…」とお困りの方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はデパスの代わりとして使える医薬品について抗不安薬と睡眠薬それぞれの観点から候補を紹介していきたいと思います。
デパスがまだ購入できる通販サイトはあるもの?
まず結論から言ってしまうと、2022年現在デパスはネット通販(個人輸入)ではどのサイトでも一切取り扱いがありません。
これは皆さんもご存知の通り厚生労働省より名指しで向精神薬の指名を受けているためで…
本日付けで、「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」を一部改正し、新たに3物質(ゾピクロン・エチゾラム・フェナゼパム)(※1)を第三種向精神薬(※2)として指定しました。
(※エチゾラム=デパス)
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136558.html
これにより、もし国内に持ち込んでしまった場合には麻薬の密輸と同じような扱いとなってしまいます。
仮に注文できたとしても100%違法か100%偽物のどちらかになるので警察や税関のお世話になりたくないのであれば避けた方が無難でしょう。
ではデパスの代わりに使えるネット通販の薬とは?
代わりになる薬の第一候補はデパスと同じベンゾジアゼピン系の薬が理想かと思いますが、この分類の薬はキレが良く乱用されやすいこともありデパス以前にすでに軒並み規制済みとなっています。
(※リスミーは日本限定の薬で海外からの輸入不可、ソメリンは不人気で製造自体されていないため実質購入は不可になるため)
そのため、第一候補は以下の薬になります。
候補①バスピン
まず個人輸入できる抗不安薬と言えば、最も有名なのはこちらのバスピンことブスピロンです。
抗不安薬では唯一ともいうべき規制されていない成分になりますが、その理由はシンプルでベンゾジアゼピン系のような即効性がなく効きはじめるまで4週間と緩やかで時間がかかるため。
キレがなく頓服としては使えませんが、その分だけ依存や離脱の副作用リスクが非常に少なかったりと安全性の高い成分なので、選択肢の1つとして検討してみても良いでしょう。
身体あったかくてフワフワタイムかましてる
バスピン5mg ネットで言われるような吐き気や頭痛は無し。効果はすぐ感じる。酔っぱらった感じになる。そこそこ良く眠れるが翌日残りやる気が削がれる。
エチラーム0.5mg デパスと同じ。全身の力が抜けて泥のように眠れる。翌日残らず爽快
バスピンは万能薬❤❤❤
ないと不安だーよずっと一緒㌨
依存性や副作用が少ない・バスピン
バスピン(buspin)は主に不安障害の治療に用いられる医薬品で、不安に関連する心理的・身体的症状を改善する効果があります。
抗うつ薬・抗不安薬の中では耐性と依存性が非常に緩やかな点が大きな特徴です。
候補②ハイプロン
また、こちらのハイプロンは代わりというわけではないのですが、効き具合がデパスに近いとの意見がSNSにてよく見受けられます。
この薬はベンゾジアゼピンと同様にGABAA受容体複合体にあるベンゾジアゼピンα1受容体に対して効く性質があるので、確かに催眠、抗不安、筋弛緩、抗痙攣作用を持ち合わせています。
加えてデパスのようにサッと効いてスッと抜けるキレの良さから非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で分類も全く異なりながらも、そのような効果がもたらされるものと思われます。
医薬品名 | 立ち上がり | ピーク時 | 半減期 |
---|---|---|---|
ハイプロン | 早い | 60分 | 1時間 |
デパス | 早い | 3時間 | 6時間 |
ソラナックス・デパスは全体を底上げする感じ
デパスの代わりとしても・ハイプロン
ハイプロン(hyplon)はコンサーン・ファーマ社が製造・販売している超短時間型の非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。
ソナタと同じ有効成分ザレプロンを同量含むため、安価ながらも高い効果が期待できます。
当サイトでは100錠3,980円~と格安価格にてご用意しております。
ただし、こんな副作用にはご注意を
なお、特にハイプロンはデパスと違って睡眠薬なので誤った使い方により以下のような副作用が現れることがありますのでくれぐれもご注意ください。
①躁について
ハイプロンは眠るための薬ですが、人によっては服用により逆にハイになったり躁のような状態になることがあります。
これはハイプロンが作用する部位が快楽物質ドーパミンにも関係性があるため気分が高揚すると考えられますが、詳しいことは明らかになっていません。
そのため、この陶酔感を抗うつ薬・抗不安薬代わりに使う方もいるようですが…
やっぱ人生って最高だな 光輝く道
ハイプロンに限らず睡眠薬全般はこのような使い方をすると健忘という記憶が曖昧になる副作用が起きやすくなるので絶対にやめましょう。
ハイプロンの場合の健忘の発生率は2~4%と頻度はかなり低めではありますが、服用後に眠らずに活動しようとすると起こりやすくなる傾向があります。
誰にでも起こるものではないと油断せず、服用後はただちに布団に入りスマホもいじらず眠る準備を万全にしておきましょう。
また、もし健忘どうしても健忘が起こってしまう場合は体質的に合っていない可能性もあるので別の薬への移行を検討してください。
②幻覚について
こちらの幻覚の発生率は1%程度と健忘よりもさらに珍しい副作用にはなりますが、こちらも起こる可能性はゼロではありません。
起きるメカニズムも明らかにはなっていませんが、ハイプロンの吸収が非常に速い特徴が「起きているのに催眠状態や夢のような状態を誘発」する可能性があるとも言われています。
ただメジィさんはハイプロンでそういう幻覚を見ることを知っていて、ハイプロンの幻覚だと認識してるのだ
こちらも稀な副作用ですが、もし起こってしまう場合はやはり薬の変更を検討してください。
デパスの代わりになる薬のまとめ
ハイプロンは便利な睡眠薬ですが、抗うつ薬・抗不安薬としての利用は適応外となるため自己判断での服用は危険を伴います。
特に乱用により健忘が起きると「知らない間に散財していた」「気づいたらケガをしていた」といったトラブルを招くことにもなりますので、くれぐれも用法・用量を守って正しくお使いください。
また、症状はなるべく頓服ではなくリスクの低い抗うつ薬なども利用しながらコントロールしていくのが良いでしょう。
Author
投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。