日本ではまつ育に効果のあるまつ毛美容液と言えばルミガンと次いでケアプロストが定番ですね。
しかし、ケアプロストで検索するとケアプロストプラスなる薬もあって「どちらを選べば良いの…?」と迷われる方も多いようです。
ケアプロストとケアプロストプラスは一体何がどう違うのか、今回はそれぞれの薬の特徴や使い分けについて解説いたします。
ケアプロストとプラスは何が違う?
結論から言ってしまうと、実はケアプロストもケアプロストプラスもまつ育の観点からの効果は全く変わりません。
というのも、プラスで新たに追加されているチモロールマレイン酸塩は緑内障の治療効果をより高めるための成分であって発毛効果に関わる成分ではないため。
肝心のまつ毛の発毛に関わる有効成分はビマトプロストの方なのですが、こちらは新旧で含有量がどれくらい違うのかと言うと…
商品名 | 有効成分量 |
---|---|
ケアプロスト | 0.03% |
ケアプロストプラス | 0.03% |
と全く一緒となっています。なので、まつ毛を伸ばす効果について両者に差は一切ないと考えて良いでしょう。
ただし副作用リスクだけがUP
ちなみに「効果が同じ=どちらでも良い」というわけではなく、基本的にはまつ育目的であればケアプロストの方がリスクは少なくて済みます。
なぜなら、”まつ育”に関係ない余計な医薬品成分が追加されている分プラスの方が副作用リスクが高くなるため。
「この薬はまつ毛が生えるし目の病気も治ります。ただし副作用は2倍です!」と言われて嬉しい方は少ないとは思いますので、購入の際はケアプロストの方を選ぶのが無難でしょう。
「二重になる」の噂にご注意を
ちなみに、巷では「ケアプロストプラスは二重になれる」との噂も流れているようですが、これは完全なガセになるので注意が必要です。
これは副作用によって起こるまぶたの落ち窪みのことを二重と都合良く解釈しているだけで、実際に起きるのは老人のようにまぶたが落ち窪む現象を指します。
アイテープで作るきれいな二重が形成されるわけではなく、どちらかと言うと見た目の美しさは損なわれる副作用と思っておいた方が良いでしょう。
くれぐれも、二重になる目的のためだけにケアプロストやケアプロストプラスを点眼して使うなんてことはないようにご注意ください。
正しい使い方を知らないと…?
他にもルミガンやケアプロストは使い方を間違えると目元が殴られたように変色したり毛がまぶたから生えたりといった副作用も起こりやすいので取り扱いには細心の注意が必要です。
ただし、使い方を知っていればまつ毛を伸ばす効果だけを最大限得ることができ副作用リスクは回避・軽減できるものでもあります。
基本は以下の通りですが、購入前にはぜひ以下のページも参考にしてみてください。
- 絶対に上まつ毛の根本以外に塗らない
- 絶対に塗るときは道具を使うこと
- 絶対に慣らし期間を設けること
それぞれの薬の使い分け方は
ケアプロストとケアプロストプラスに”まつ育”効果の違いがないことはわかりましたが、ルミガンとケアプロストだとどうなのでしょうか?
基本的にはお好みで
こちらは有効成分も効果もリスクも全く同じなので、基本的にはどちらでもお好みの方を使って問題ありません。
ただ、人それぞれの体質により「ルミガンの方が効く」「ケアプロストが一番」など個人差があるので自分の体に合った方を使うのが良いでしょう。
ジェネリックのケアプロストはどうですか?
そちらは色素沈着しないっていう方もいますよー!
まつ毛美容液の定番・ルミガン
ルミガン(lumigan)はアメリカのアラガン社が製造・販売する医薬品として効果のあるまつげ美容液です。
有効成分のビマトプロストが毛包に作用し毛の成長期を延長、まつ毛をより太く、長く、強くします。
今回紹介した医薬品一覧
ケアプロストとプラスの効果・副作用の違いのまとめ
まとめるとケアプロストとケアプロストプラスどちらもまつ毛を生やす効果は全く一緒ですがプラスの方が副作用リスクが高いため基本的に使用する意味はありません。
ただし、ケアプロスト、ルミガン、グラッシュビスタは効果もリスクも同程度なので自分の体質に合った薬を使い分けるといったことも可能となります。
そして、これらの薬は扱いを知っていればマツエクいらずの強力な効果を発揮しますが知らないと副作用に悩まされる少し使い方の難しい薬です。
今回はこの3つだけでも覚えて帰っていただければと思います。
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投稿者:ラククル管理人
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