ケアプロストと言えば、伸びるまでが早い・値段が安い・効果は高いと三拍子揃った便利なまつ毛美容薬です。
でも、ネットでは最近「使うと失明するのでは?」と危険性を気にする方が増えてきているようですね。
確かにケアプロストは薬なので副作用があるのは事実。では具体的にどんな危険性があるのか、今回はケアプロストの副作用について解説します。
ケアプロスト使用による危険性
巷ではケアプロストを使うと「失明するのでは?」とも言われているようで、まずみなさまが一番に気になっているのはこの副作用でしょう。
しかし、結論から言うとケアプロストを使用しても失明することはありませんのでご安心ください。
これは、先発薬ルミガンやグラッシュビスタについて公表されている添付文書を見てもわかる通りで海外の臨床試験まで含めても失明の事例は一例もなし。
緑内障治療で点眼して使う場合ならまだしも、まつ毛の根本に少し塗るだけでは危険性も全く異なります。どうぞ安心してまつ毛に使って存分に伸ばしてください。
なぜこのような噂が流れたのかは不明ですが、ケアプロストの先発薬ルミガンは緑内障という病気の治療にも使用できるのでどこかで誰かが「ケアプロストを使わないと失明する」が「ケアプロストを使わないと失明する」と混同したのでは?と思われます。
ただし、見逃せない副作用も
しかし、ケアプロストは確かな効果のある医薬品だけに作用もあれば副作用もあります。
その中には程度は軽くてもルックス的に無視できない症状もあり、それが色素沈着とまぶたのくぼみです。
色素沈着(黒ずみ)
国内の臨床試験で3例(3.4%)発生した副作用で、目の周りに”くま”のような色素沈着(黒ずみ)が起きるものです。
これは主にケアプロストが皮膚に付着することにより起こるもので、塗り方が雑だったり慣れていなかったりすると確率が上がります。
発生しても薬の使用をやめれば消えて元の色へと戻るのでさほど問題はありませんが、「まつ毛は生えたけど目の周りが黒い」では本末転倒ですから、後で説明する正しい塗り方をしっかりマスターしたいですね。
まぶたのくぼみ
海外の臨床試験で1例(0.2%)発生した副作用で、上下まぶたの脂肪が減り、目が落ち窪んだり二重まぶたの状態になるものです。
かなり稀な副作用ではありますが、こちらもやはりケアプロストが皮膚に付着してしまうと起きやすくなってしまうため、やはり正しい塗り方のマスターが必須です。
やはり薬をやめれば戻りますが、さらに稀に脂肪萎縮や眼瞼下垂により戻らない場合もあるため起きてしまった場合は医師に相談した方が良いでしょう。
嫌な副作用を避けるための使い方
未だにケアプロストを点眼してまつ育される方もいらっしゃるようですが、目元を美しくするために使っているのに美しさが損なわれるようなことがあれば本末転倒です。
これらの副作用は塗り方さえ間違えなければ回避できるものなので、最低限「まつげの根元だけに塗る」という使い方だけはきちんと覚えておきましょう。
STEP0:どこで購入すれば良いか
ケアプロストは国内で市販されていないため、基本的にネット通販を通じて海外からの取り寄せという形になります。
ちなみに、ビマトプロストはラククルでも取り扱いがありますので、興味がありましたらぜひご覧ください。
コスパ最強ジェネリック・ケアプロスト
ケアプロストはサン・ファーマ社が製造・販売するルミガンのジェネリック薬です。
ルミガンと同じ有効成分ビマトプロストが含まれるので効果が高くてプチプラな点が大きな特徴です。
個人輸入代行サイトでしか買えないのがあれだけど、ほんとにまつげ伸びるし量も増えるからおすすめ……ドラッグストアとかで買えるまつげ美容液も色々試したけどケアプロスト効果の差が圧倒的すぎる大勝利
まつ毛ね、ケアプロストという薬(ネットで個人輸入してます)+デジャビュの塗るつけまつげマスカラ使っていますが超伸びます!!
前者は諸事情であまり大っぴらに推せないのですが、後者は滲まないしぬるま湯でスルンだし、熱くオススメなのです
STEP0:まずは基本の塗り方を知る
基本は以下の動画のように「道具伝いに垂らして→アイラインに沿って塗り→拭う」となります。
ただ、それ以外にも効果を高めて副作用を避けるためのコツもいくつかあるため、ここからはさらにステップごとに細かく解説していきます。
STEP1:塗る前の下準備
まず、ケアプロストを塗るときは化粧もコンタクトレンズも全てオフした清潔な状態のまつ毛に対して使用します。
発毛のゴールデンタイムが寝ている間の深夜22時~2時ということもあるので基本的にはナイトルーティンは一通り済ませた後の1日1回夜寝る前の塗布がおすすめです。
化粧水や乳液など各種スキンケアとも特に競合はしないので、塗る順番はいつもどおりのスキンケア→ケアプロストの順番で大丈夫です。
STEP2:塗るときは必ず道具を使う
ケアプロストは一見すると目薬なので点眼したくなってしまいますが、目に垂らして使うのは緑内障治療のときの使い方なのでNGです。
塗る時は必ず専用のアプリケーターや刷毛、綿棒などに垂らした上で「上まつ毛の根本だけに」塗ってください。
このとき綿棒だと先端の綿部分が薬剤をかなり吸い取ってしまうので、あらかじめ綿をある程度取っておくかベビー用綿棒を使うようにすると薬が無駄になりません。
炎症など目のトラブルを防ぐため刷毛や綿棒は片目ごとに変える(捨てる)ことをお忘れなく。日をまたいで使い回すなんてもってのほかですよ。
STEP3:両手を使ってあせらず丁寧に塗る
繰り返しになってしまいますが、塗るのは上まつ毛の生え際(付け根)だけになります。
動画ではウインクした状態で塗っていますが、道具を持っていない方の手で目尻を引っ張った状態で塗る方が仕上がりもきれいです。
片目が塗り終わったら、未使用のブラシ(綿棒なら逆側)して反対側の目にも塗っていきますが、このとき手指にも薬がつくとそこから毛が生えてくるのでご注意ください。
ちなみに、下まつ毛へはまばたきするうちに薬が勝手に浸透していくのであえて塗る必要はありません。心配な気持ちもわかりますが塗っても副作用リスクが増すだけなので辞めておきましょう。
どうしてもはみ出てしまうときは…
目の周りの皮膚に付いてしまうのが問題なので、付いても弾くようにあらかじめワセリンを塗っておけばもう気にする必要はありません。
少し面倒ですが、毎回使ってあげると副作用リスクもグンと減らせるのでとてもおすすめですよ。
4ヶ月後には自まつ毛に爪楊枝が乗るように
ケアプロストは強力な薬なので、これを4ヶ月ほど続けていると平均で以下の効果が得られます。
- 長さが1.25倍
- 密度が1.05倍
- 色の濃さが1.18倍
画像で見てみると以下のようなイメージで、かなり顔の印象も変わって見えるのがわかりますね。
実際の口コミを見るとそれ以上に伸びた方も多いようで薬の効果の高さがおわかりいただけるかと思います。
下まつげとか繊維入りマスカラ塗るとキモいくらいまで伸びてる。医療品しゅごい
マツ育開始前にビューラーで抜けたまつ毛何本か長さ計測したら9〜10mmだったけど、最近は11mmくらいになってきた
どうしても副作用が出てしまう場合は
しかし、どれだけ塗るのに気をつけていても体質によってどうしても副作用が出てしまう方がいます。
こればかりは使ってみなければわからず改善のしようもないのですが、1つ対処法としてルミガンやグラッシュビスタなど他の薬へと切り替えてみるのも有効です。
有効成分は同じでも添加物の内容が違うのか薬ごとに効果が異なる場合があるようなのです。
ジェネリックのケアプロストはどうですか?
そちらは色素沈着しないっていう方もいますよー!
まつ毛美容液の定番・ルミガン
ルミガンはアメリカのアラガン社が製造・販売する医薬品として効果のあるまつげ美容液です。
有効成分のビマトプロストが毛包に作用し毛の成長期を延長、まつ毛をより太く、長く、強くします。
もし、ケアプロストがどうしてもダメだった方は他の薬に切り替えてみると自分の体質に合った薬が見つかるかもしれませんよ。
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投稿者:ラククル管理人
ラククルのコラム・商品登録・サポートなど様々な業務を担当しております。ECサイトの運営は15年になります。これからもよろしくお願いいたします。