オリザ2.5mg/7.5mg/10mg(Oliza) ジプレキサジェネリック
登録日: 2023年7月20日 | 更新日: 2024年5月29日
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オリザ(Oliza)の商品詳細
オリザとは
- 医薬品名
- オリザ(Oliza)
- メーカー
- インタス(Intas Pharma)
- 有効成分
- オランザピン(Olanzapine)
- 効果・効能
- 統合失調症/双極性障害における躁症状・うつ症状の改善
- 剤形
- 錠剤(Tablet)
- 統合失調症に優れた効果を発揮 複数の神経伝達物質の受容体に作用する新しい抗精神病薬で、統合失調症の不安感を和らげるとともに幻覚や幻聴などの症状を改善していきます。
- うつ症状にも 統合失調症に限らず、双極性障害やうつ症状の改善など幅広い症状にアプローチできる治療薬です。
- 高品質なジェネリック医薬品 日本でも処方されるジプレキサのジェネリック医薬品です。低価格でありながら品質レベルの高いインタス社製品なので安心して使用できます。
オリザは統合失調症や双極性障害、うつ症状の治療に用いられる医薬品です。
有効成分のオランザピンは第2世代抗精神病薬に分類され、セロトニンとドーパミンなど複数の受容体作用します。
統合失調症の陽性症状(幻覚・妄想・興奮)改善への効果はマイルドなものの、陰性症状(無感情・意欲低下・自閉)および認知機能の低下に対し高い治療効果を発揮します。
統合失調症の他にも双極性障害やうつ症状などの強い不安感や緊張感を和らげ心身の状態を改善させる効果が期待できます。
従来の従来の定型抗精神病薬に比べて副作用が少なく使いやすいのが特徴です。
製造元の製造元のインタス社は、インドのグジャラートに本拠地を置く製薬会社です。登録製品は10,000以上にのぼり、アメリカやヨーロッパを始め世界中に医薬品を販売を行っている大企業です。 アメリカのFDA(食品薬品局)やイギリスのMHRA(医薬品・医療製品規制庁)から承認を受け製造されているため、品質は非常に高いと言えます。
統合失調症は約100人に1人がかかる病気と言われており、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで発症します。
統合失調症の症状としては陽性症状(妄想、幻覚、思考の混乱)や陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)、認知機能の低下があげられます。
オリザの有効成分オランザピンはセロトニン受容体、ドーパミン受容体、ムスカリン受容体、ヒスタミン1受容体、α1受容体など複数の受容体に働きかけることで統合失調症の症状改善に優れた効果を発揮します。
ただし、オリザを含む抗うつ薬は24歳以下が服用した場合、自殺念慮や自殺企図のリスクが増加する場合がありますのでご注意ください。
また、眠気や集中力の低下が起こる場合がありますので、服用中は高所での作業や自動車などの危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
効果・効能
オリザは第2世代抗精神病薬ジプレキサと同様の有効成分オランザピンを含有したジェネリック医薬品です。
オリザの有効成分オランザピンは非定型抗精神病薬であり、MARTA(多元受容体標的化抗精神病薬)に分類されています。
オランザピンは、ドパミンD2タイプ(D2、D3、D4)、セロトニン5HT2A,2B,2C、5-HT6、α1-アドレナリン及びヒスタミンH1受容体、ムスカリン(M1、M2、M3、M4、M5)受容体へ作用することで統合失調症の陽性症状、陰性症状、認知障害、不安症状、うつ症状等に対する効果や錐体外路症状の軽減をもたらします。
更にオランザピンによる大脳皮質前頭前野でのドパミンとノルアドレナリンの遊離増加や、グルタミン酸神経系の伝達障害の回復も、オランザピンと複数の受容体との相互作用より引き起こされていると考えられています。
複数の受容体に作用するため、従来の抗精神病薬に比べ副作用が少なく統合失調症の陰性症状に対する高い効果が期待できます。
また、強い不安感を抑え気持ちを落ち着かせる効果が期待できることから双極性障害やうつ症状の改善にも用いられています。
その他にも吐き気を抑える作用があることから抗がん剤治療の制吐剤として使用される場合もあります。
双極性障害における躁症状の改善
中脳辺縁系ドパミン神経の過活動が躁症状に関与すると考えられており、オランザピンは主にドパミンD2受容体拮抗作用により中脳辺縁系ドパミン神経の過活動を抑制し抗躁作用を示すと推察されています。
加えて、オランザピンの5-HT2A、5-HT6、α1-アドレナリン、ムスカリン、ヒスタミンH1受容体に対する作用も抗躁効果に一部寄与している可能性があると考えられています。
双極性障害におけるうつ症状の改善
双極性障害のうつ病患者では、セロトニン神経系の異常が示唆されており、本薬の5-HT2A受容体拮抗作用が抗うつ作用に寄与していることが推察されています。
また、ノルアドレナリンやドパミン神経系の活動の低下も示唆されており、本薬の大脳皮質前頭前野におけるノルアドレナリンやドパミン遊離促進作用が抗うつ効果に寄与している可能性があると考えられています。
飲み方・使い方
オリザは症状に応じて適量を水かぬるま湯で服用してください。
- 統合失調症
1日1回5~10mgを水かぬるま湯で服用してください。
維持量として1日1回10mgを服用してください。
年齢や症状によって増減できますが、1日量は20㎎を超えないようにご注意ください。 - 双極性障害における躁うつ症状の改善
1日1回10㎎を水かぬるま湯で服用してください。
年齢や症状によって増減できますが、1日量は20㎎を超えないようにご注意ください。 - 双極性障害におけるうつ症状の改善
1日1回5㎎から開始し、その後1日1回10mgに増量し水かぬるま湯で服用してください。
必ず就寝前に服用してください。
年齢や症状によって増減できますが、1日量は20㎎を超えないようにご注意ください。 - 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
他の制吐剤との併用において、1日1回5㎎を水かぬるま湯で服用してください。
年齢や症状によって増減できますが、1日量は10㎎を超えないようにご注意ください。
薬は常温での保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。
また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
オリザは使用すると以下の副作用が起きることがあります。
これらは一般的な副作用で治療も不要ですが、程度が気になるようでしたら医師にご相談ください。
主な副作用
- 興奮
- 傾眠
- 不眠
- 不安
- めまい・ふらつき
- 頭痛・頭重感
- 抑うつ状態
- 構音障害
- たちくらみ
- アカシジア
- 筋強剛
- ジストニア
- ジスキネジア
- 歩行異常
- ブラジキネジア
- 血圧低下
- 動悸
- 頻脈
- 便秘
- 食欲亢進
- 口渇
- 嘔気
- 胃不快感
- 食欲不振
- 吐き気
- 流涎過多
- 月経異常
- ALT上昇
- AST上昇
- 排尿障害
- トリグリセリド上昇
- コレステロール上昇
- 糖尿病
- 体重増加
- 倦怠感
- 脱力感
- 体重減少
- 発熱
- 浮腫
ただし、以下の症状があらわれた場合はただちに使用を中止し医師の診察を受けてください。
重大な副作用
- 高血糖
- 糖尿病性ケトアシドーシス
- 糖尿病性昏睡
- 低血糖
- 悪性症候群(Syndrome malin)
- 肝機能障害
- 黄疸
- 痙攣
- 遅発性ジスキネジア
- 横紋筋融解症
- 魔性性イレウス
- 無顆粒球症
- 白血球減少
- 肺塞栓症
- 深部静脈血栓症
- 薬剤性過敏症症候群
低血糖の症状
- 脱力感
- 倦怠感
- 冷や汗
- 振戦
- 傾眠
- 意識障害
まれではありますが、オリザの服用によって以下の副作用があらわれる場合があります。
あまり一般的ではない副作用
- 易刺激性
- 自殺企図
- 幻覚
- 妄想
- 脱抑制
- 性欲亢進
- 躁状態
- 感覚鈍麻
- 下肢静止不能症候群
- 記憶障害
- 知覚過敏
- 違和感
- 意識喪失
- 焦燥
- 嚥下障害
- 眼球挙上
- 起立性低血圧
- 血圧上昇
- 徐脈
- 心室性期外収縮心電図QT延長
- 下痢
- 腹痛
- 口角炎
- 白血球減少
- 貧血
- 好中球減少
- プロラクチン上昇
- γ-GTP上昇
- 蛋白尿
- 尿失禁
- 発疹
- 顔面浮腫
- 尿糖
- 高尿酸血症
- 水中毒
- 鼻閉
- 発汗
- CK上昇
- 転倒
- 胸痛
- 骨折
- 低体温
- 肩こり
- 脱毛症
まれな副作用
- 独り言
- 空笑
- 会話障害
- もうろう状態
- 舌の運動障害
- 運動減少
- パーキンソン病症候群
- 心房細動
- 胃潰瘍
- 黒色便
- 痔出血
- 腹部膨満
- 胃炎
- リンパ球減少
- 乳汁分泌
- 乳房肥大
- 甲状腺機能亢進
- LDH上昇
- 腎盂炎
- 頻尿
- 尿閉
- 蕁麻疹
- 小丘疹
- トリグリセリド低下
- 脱水症
- カリウム低下
- カリウム上昇
- ナトリウム低下
- 腰痛
- 死亡
- 眼がチカチカする
- 霧視感
- ほてり
発生頻度不明な副作用
- しびれ感
- 吃音
- 健忘
- 血栓
- 膵炎
- 白血球増多
- 好酸球増多
- 赤血球減少
- 好中球増多
- 血小板減少
- ヘモグロビン減少
- 血小板増多
- 好酸球減少
- 赤血球増多
- 単球減少
- 単球増多
- ヘマトクリット値減少
- プロラクチン低下
- Al-P上昇
- 総ビリルリン上昇
- ウロビリノーゲン陽性
- 総ビリルビン低下
- 肝炎
- BUN低下
- 尿沈渣異常
- BUN上昇
- 光線過敏症
- 血管浮腫
- そう痒症
- 総蛋白低下
- ナトリウム上昇
- クロール上昇
- クロール低下
- 鼻血
- 嚥下性肺炎
- 持続勃起
- 離脱反応(発汗、吐き気、嘔吐)
- アルブミン低下
- A/G比異常
- グロブリン上昇
- 関節痛
相互作用
オリザは一部の薬剤と相互作用を引き起こし、効果の減弱や副作用の増強を引き起こす場合があります。
アルコールやタバコはそのリスクを高めますので、オリザ服用中は飲酒や喫煙は控えてください。
以下の薬剤を使用している方はオリザを服用できませんのでご注意ください。
併用禁止の薬剤
- アドレナリン(ボスミン)
また、以下の薬剤は併用に注意が必要です。必ず事前に医師にご確認の上服用してください。
併用に注意が必要な薬剤
- 中枢神経抑制剤
バルビーツ酸誘導体など - 抗コリン作用を有する薬剤
抗コリン性抗パーキンソン剤、フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤など - ドパミン作動薬
- レボドパ製剤
- フルボキサミン
- シプロフロキサシン塩酸塩
- カルバマゼピン
- オメプラゾール
- リファンピシン
オリザとの相互作用を引き起こす可能性は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。
禁忌・注意点
オリザに含まれる成分にアレルギーがある場合には使用しないでください。
また、以下に該当する場合も同様です。
薬が使用できないケース
- 昏睡状態
- バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある
- アドレナリンを投与中
- 糖尿病患者または糖尿病の既往歴がある
- 妊娠中・授乳中
以下に該当する場合は、使用に注意が必要です。必ず医師に安全性をご確認の上使用してください。
医師に確認が必要なケース
- 糖尿病の家族歴
- 自殺念慮または自殺企図の既往、自殺念慮がある
- 脳の器質性障害
- 衝動性が高い併存障害を有する
- 尿閉、麻痺性イレウス、閉塞隅角緑内障
- てんかん等の痙攣性疾患またはこれらの既往歴
- 肝障害または肝毒性のある薬剤治療を受けている
- 不動状態
- 長期臥床
- 肥満
- 脱水症状
- 高齢者
- オリザのクリアランスを低下させる要因を持っている
服用により、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡などの致命的な症状に陥る場合があるので、服用中は血糖値の測定や口渇、多飲、多尿、頻尿などの観察を十分に行ってください。 特に高血糖や肥満の方は血糖値が上昇しやすく症状が悪化しやすいためご注意ください。
オリザを含む抗うつ薬は24歳以下が服用した場合、自殺念慮や自殺企図のリスクが増加する場合があります。
オリザは制吐作用を有するため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍などによる嘔吐症状を府顕在化させる場合があります。
眠気や集中力の低下が起こる場合がありますので、服用中は高所での作業や自動車などの危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
よくある質問
- Q.眠気は強いですか?
- A.比較的眠気が出やすい薬です。
- Q.飲み忘れた場合どうしたら良いですか?
- A.気が付いた時に1回分を服用してください。ただし、次回の服用時間が近い場合は1回飛ばして次回に1回分を服用してください。2回分を1度に服用することは避けてください。
通販で購入前に必ずお読みください
商品説明について
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-
不安が抑えられて外出できるようになってきました。
すぐに良くなるわけではないですが以前よりもだいぶ楽になりました。
この薬のおかげです。 -
統合失調症のためオリザを服用しています。
幻聴、幻覚、記憶力の低下などに悩んでいましたが、飲み始めてから症状が改善されたと思います。
精神的に楽になって少しずつ前向きな気持ちになってきました。
副作用で倦怠感と食欲の増加がありましたが、それよりも辛い状況が改善されているので問題なしです。