フィンサバ1mg/1.3mg(Finsava) プロペシアジェネリック

フィンサバとは

医薬品名

フィンサバ(Finsava)

メーカー

サバメディカ(Sava Medica)

有効成分

フィナステリド(Finasteride)

効果・効能

男性の薄毛(AGA)改善

剤形

タブレット(tablet)

先発薬

プロペシア(propecia)

フィンサバは先発薬プロペシアと同じ有効成分フィナステリドを含有したジェネリック医薬品です。

服用により95%以上の高い確率で脱毛(抜け毛)を防ぐ効果が期待できます。

AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合することで生まれるジヒドロテストステロン(DHT)が原因とされていますが、フィナステリドは5αリダクターゼをブロックしDHTの生成を抑制するため抜け毛を防ぐ効果が期待できます。

フィナステリドは頭頂部・前頭部に存在する5αリダクターゼⅡ型に作用するため、特に頭頂部・前頭部の薄毛や抜け毛が気になる方に適した治療薬です。

また、フィンサバはコーディング剤のキノリンイエローを使用していないため安心して服用していただけます。

製造元のサバメディカ社はインドのプネーに本社を置く製薬会社で、親会社のサバグローバルはジェネリック医薬品を主力として取り扱う大手製薬会社です。 日本ではあまり名前が知られていませんがアメリカやロシアをはじめカナダ、アジア、アフリカ、中東など世界的に事業展開しており確かな品質と安全性を誇ります。

効果・効能

フィンサバの有効成分フィナステリドは服用により体内でテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)へと変換されるのを防ぐ効果が期待できます。

DHTは良性前立腺過形成の発症や脱毛を引き起こす物質ですが、フィナステリドがこのDHTの生成を抑制することで治療に役立つ仕組みです。

また、フィナステリドによってヘアサイクルが正常化するため、太く・長く・健康な髪の毛が育ちやすくなる効果も期待できます。

ただし、フィナステリドはあくまで脱毛を防ぐものなので、発毛にはミノキシジルの使用をご検討ください。

飲み方・使い方

フィンサバは1日1回0.2mg～1mgを水もしくはぬるま湯で服用してください。症状に合わせて増減できますが1日の最大用量は1mgまでです。

食事の有無は問いませんが、できれば毎日同じ時間に服用してください。

服用後は3～4ヶ月ほどで効果が現れ始め、6ヶ月間ほどで実感できるようになり年単位で継続することでさらに効果が高まります。
ただし、もし1年間薬を飲み続けても効果が得られない場合はそれ以上続けても治療の効果が得られる可能性は低いとされています(さらに服用中止により髪の毛が減る可能性もあります)。

薬は常温での保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。
また、この薬は女性や子供は使用はもちろん薬の接触も禁止されているため事故を避けるため子供やペットがいる場合には使用方法・保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

フィンサバは服用により以下の副作用を引き起こすことがあります。
これはごく一般的な副作用で医師の治療も不要なものですが、程度が気になるようであれば医師に相談しても良いでしょう。

なお、性欲減退、勃起障害、射精障害などの性的副作用に関しては薬の服用中止後も症状が続く可能性があります。もし気になる場合は同様に医師にご相談ください。

また、まれではありますが以下の副作用が現れる場合があります。

ただし、以下の症状が現れる場合はただちに薬の使用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

フィンサバの有効成分フィナステリドとの主要な薬物相互作用は知られていませんが、中程度の相互作用がある一般的な薬としては以下が挙げられます。

その他にもフィナステリドとの相互作用を引き起こす可能性は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分で挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

フィンサバは女性や小児(接触も禁止)、有効成分フィナステリド(デュタステリドも含む)にアレルギーがある場合は服用しないでください。
フィンサバに晒された胎児は先天異常を引き起こす可能性があるため、特に妊活中・妊娠中には細心の注意を払ってください。

また、以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。

その他にも、フィンサバは服用により前立腺がんの発生リスクが高まる可能性があります。疾病を抱える場合は必要に応じて医師に相談し定期的に検査を受けてください。