NAC(N-アセチルシステイン)600mg

1. 免疫力の向上に 有効成分のN-アセチルシステインには免疫力を高める効果があるとされ、風邪やインフルエンザなどの感染症対策に役立つことが様々な研究によって示唆されています。
2. 幅広い疾患を予防・改善 心臓組織の酸化による損傷予防と心疾患リスク軽減、うつ病や統合失調症などの精神疾患を改善、二日酔い防止などNAC1つで様々な疾患や症状に対して効果が期待できます。
3. 新型コロナの重症化抑制にも期待 N-アセチルシステインの持つ強力な抗酸化作用や抗炎症作用によって、新型コロナウイルス(COVID-19)重症化の原因となるサイトカインストームによる酸化ストレスや炎症の悪化を抑える効果があると考えられています。

• 免疫力向上
  ヒト免疫不全ウイルス(HIV)を持つ人がN-アセチルシステイン摂取により免疫機能が大幅に回復したとの報告があり、HIV-1(世界で最も流行している型)の繁殖抑制やがん細胞の複製などを予防する効果が期待できます。
• 二日酔い防止
  飲酒の前にN-アセチルシステインを摂取することでアルコールによる肝臓のダメージを最小限に抑えるとともに、二日用の原因となるアセトアルデヒドを無毒化する効果が期待できます。
• 血糖値の安定
  N-アセチルシステインは脂肪細胞の炎症を減少させ、インスリン抵抗性を改善することで血糖コントロールに役立つとされています。
• 心疾患リスクの軽減
  抗酸化作用によって心臓組織の酸化を防ぎ損傷を予防するとされています。また、N-アセチルシステインは一酸化窒素の産出を増加させることが示唆されていて、血流改善や心臓発作リスクの低減に役立つ可能性があります。
• 生殖能力の向上
  男性の精子の質を向上させるとともに、女性の排卵率を52%改善したとの報告があり、男性・女性の不妊に対して効果が期待できます。自然妊娠だけでなく、体外受精の成功率を高めたり、流産リスクの低減に役立つことも分かっています。
• 慢性気管支炎や喘息など呼吸器系症状の緩和
  気道の粘液を緩めることにより、慢性気管支炎や喘息、肺線維症などの呼吸器系の症状を緩和させる効果が期待できます。実際に、N-アセチルシステインは慢性閉塞性肺疾患(COPD)の改善のため世界中の医療機関で使用されています。
• 精神疾患の改善
  心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病、統合失調症、強迫性障害、薬物依存など精神的な不調に対しても役立つとされています。
• アルツハイマー病やパーキンソン病の進行抑制
  グルタチオンには加齢に伴う脳細胞の酸化および損傷を軽減する作用があるとされていて、前駆体であるN-アセチルシステインはアルツハイマー病やパーキンソン病の進行を遅らせる可能性があると考えられています。
• 新型コロナウイルスの重症化抑制
  新型コロナウイルス(COVID-19)重症化の一因としてサイトカインストーム(感染症によって起こる炎症)の上昇があげられますが、N-アセチルシステインの抗炎症作用や抗酸化作用によってウイルス感染後の症状を抑えることが一部研究によって示唆されています。
• アンチエイジング
  グルタチオンは老化の原因となるフリーラジカルを中和する作用があり、N-アセチルシステインはグルタチオンの生成に欠かせない成分です。

主な副作用

• 吐き気、嘔吐
• 鼻血
• 発疹
• 蕁麻疹
• 耳鳴り
• 胸焼け
• 下痢

医師に確認が必要な症状・既往歴など

• 妊婦または妊娠している可能性がある
• 授乳中
• 気管支喘息
• 肝障害
• 消化性潰瘍
• 食道性静脈瘤
• 胃腸疾患
• フェニルケトン尿症
• 小児
• 高齢者