ニキビから酒さまで塗るだけであらゆる肌トラブルをしっかり抑えてくれる便利な有効成分・アゼライン酸。
その他にも美白や毛穴ケアなど様々な症状に効果があるので助けられている方も多いと思いますが、実はアゼライン酸を含む製品はモノによって効果が全然違うというのはご存知でしたか。
ということで、今回は実際アゼライン酸はどの程度の効果が見込めるものなのか、市販から通販までユーザのリアルな口コミを交えつつ解説してまいります。
アゼライン酸選びのポイントは濃度
アゼライン酸は30年以上前から使われ続ける肌トラブルには定番の成分で、主に殺菌作用やメラニン・皮脂分泌の抑制といった効果があります。
アゼライン酸が有効な症状
- 酒さ・赤ら顔
- 白ニキビ、赤ニキビ、ニキビ跡
- 角栓・毛穴ケア
- 美白
お肌の幅広い症状に対して有効性を発揮してくれるため、医療用医薬品ではないものの医師でも使っている人は使っている優れた成分です。
海外では、ニキビ治療で使用されている『アゼライン酸』ですが、実は美白効果もあります✨
ニキビでお困りの方や、顔の赤みでお悩みの方へおすすめの商品です😊
妊娠中の方にもご使用頂けます😊
※不安な方は医師のご相談ください※
アゼライン酸にはニキビや酒さなど幅広い改善効果があり私も大好きな成分なのですが、特にコロナ禍において海外を中心にその需要が高まっている印象です
アゼライン酸を味方につけることは美肌への近道、これ間違いない👍
ただし、含有量にはご注意を
しかし、残念ながらアゼライン酸は国内製品では化粧品にわずかながら含まれるのみで多くは含有量も5%未満に留まっています。
市販では楽天やamazonで買える「The Ordinary」がかろうじて含有量10%ある程度で酒さなどの症状に必要とされる15～20%を満たすものではありません。
もちろん化粧品として毎日安全に使用できるのは間違いないのですが、上記のような症状に対して効かせるとなると少々心もとないと言わざるを得ないですね。
高濃度クリームを入手するには…？
そのため、上記の症状を改善するのであればクリニックや医薬品専門の通販サイトから高濃度アゼライン酸クリームを入手するのが最も効率的です。
前者はクリニック限定で保険適応外ですが日本のロート製薬による製造、後者は通販で安く購入できますが到着までが長い、とそれぞれ一短一長ありますのでそこはお好みで選ぶと良いでしょう。
AZAクリアと同じアゼライン酸20%クリーム
アジダームクリーム(aziderm cream)は知名度こそマイナーですが、実は日本のAZAクリアと全く同じ有効成分・アゼライン酸を同じ量含む医薬品です。
酒さ、赤ら顔、ニキビ、角栓などあらゆる皮膚の症状に効果を発揮する上に副作用リスクが少ない非常に便利な薬となっています。
高濃度クリームのリアルな効果は…
ちなみに、実際に20%の高濃度アゼライン酸を使用した方の多くがどんな感想を持っているのか、口コミを見てみると…
皮脂も抑制されニキビも減少するから絶対的エースポジション
アゼライン酸、すごいと思うんだよなー
酒さ、ニキビ、美白効果✨
もっと使いやすかったらいいのにな、と思う（海外の20%使用中）
クリーム状が結構固め
日本ではドクターズコスメとしてアゼライン酸20%配合のものがある
アゼライン酸誘導体配合の化粧品であればインターネットで買える
これ800円ぐらいでめちゃコスパ良し！でもいつも売り切れてるからあったときはストック買い必須😗
あとニキビ予防としては洗顔後はタオルで拭かずにティッシュで拭くのが🙆✨
などなど、その効果をキチンと体感できているのがわかります。
効果があるからこその副作用も…
…が、高濃度のアゼライン酸クリームには効果があるからこそ、時には副作用が起こってしまうこともあります。
副作用は出にくいリスクの低い成分ではありますが、それでも人によってはピリピリ感やヒリヒリ感といった肌刺激が起きることがあるのでデメリットとして知っておきましょう。
明日ははプロペト厚塗りで過ごそw
ニキビはけっこう早く枯れてくれます。
肌が敏感な時は少しヒリヒリするというか痒い感じがする時もありますが、少しするとおさまります。皮膚が剥けるなどはなかったです。
美白効果もあるので、ニキビ跡にも寝る前に塗ってますがそれには即効性はそんなに感じません
そんな刺激成分があるように思えなかったけど私には合わなかったのかな
とりあえず元のスキンケアに戻します…キュレルのクリームが命綱だ…
この副作用は使い続けることで徐々に体が慣れて減っていくものでもあるので深刻な心配はいりませんが、もし肌が弱かったりなかなか慣れない場合は
- 低濃度のアゼライン酸製品から少しずつ慣らす
- 塗る範囲を少しずつ広げるようにする
といったことでさらに細かいステップで慣らしていくこともできるので、覚えておいて損はないでしょう。
効果がないとき代わりに使える薬も
アゼライン酸はリスクは少なく効果は高い便利な成分ですが、それでも人により上記のような体質に合う合わないがあるのも事実です。
しかし、アゼライン酸の登場から30年の間に医学も進歩し続けていて令和の現在ではその他にも代わりに使える選択肢もだいぶ豊富になりました。
そこで、ここからはアゼライン酸以外にもお肌のお悩みにコミットしてくれるアイテムについて紹介してまいります。
ターンオーバーで肌トラブル改善・トレチノイン
レチンAなどでおなじみのトレチノインは、一言で言うと通常のビタミンAの50～100倍とも言われる超強力なビタミンAです。
皮膚の代謝を上げお肌のターンオーバーを促進する効果があるので、ニキビやニキビ跡、シミ、シワ、たるみといった肌トラブルの改善が期待できます。
知る人ぞ知るレチンaクリーム。
海外では買えるけど日本は処方箋がないと使えないからなかなか入手が難しいコレ。
使って1週間で
本当にシミがポロッと取れて薄くなった！😭
まだ経過観察してるから、いずれブログにしようかな😍
肌を若返らせるアンチエイジング薬・レチノA
レチノAは、サン・ファーマ社が製造・販売するニキビ治療薬です。
有効成分のトレチノインには肌のターンオーバーを促進する効果があり、その他にも光老化(シミ・シワ・たるみ)をはじめ多くの肌トラブルを改善します。
保湿で肌トラブル改善・ヒルドイド
「3万円の高級美容液よりも効果がある」との触れ込みで社会問題にもなったことがあるヒルドイドですが、それほどまでに効果が高い成分で保湿力では右に出るものなしのスグレモノです。
通販ではやはり国内製品にないような高濃度のヒルドイドも購入可能となっていて、しみ、シワ、くすみをはじめ加齢による多くの肌トラブルに対応してくれます。
有効成分0.445%の高濃度・ヒルドイド(クリームタイプ)
ヒルドイドフォルテクリームは、サンタ・ファーマ社が製造・販売しているアンチエイジング・保湿クリームです。
美容皮膚科でもおなじみのヒルドイドですが、こちらは有効成分が国内製品の1.5倍でお肌のトラブルにもより迅速に対応。
クリームタイプはこっくりした使用感ですが肌刺激が少なく比較的誰でも使いやすい商品です。
有効成分0.445%の高濃度・ヒルドイド(ジェルタイプ)
ヒルドイドフォルテジェルも、同じくサンタ・ファーマ社が製造・販売しているアンチエイジング・保湿ジェルです。
有効成分は全く同じヘパリン類似物質0.445%ですが剤形が異なるのでクリームでは対応できない箇所もしっかりカバー。
ジェルタイプはさっぱりした使用感でベタつきが気になる箇所に保湿におすすめです。
最後に…
ちなみにお肌のトラブルを改善してくれるアイテムは今紹介したアゼライン酸の他にも紹介しきれないくらいまだまだ幅広く豊富な選択肢があります。
「他の製品だと副作用がキツい」「どうしても相性が合う製品がない」といったお悩みを抱える方も多いと思いますが、現代の選択肢の多さなら体に合った成分がきっとあるはずなので諦めずぜひ試行錯誤してみて欲しいですね。
